クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【東日本版】現地リポート「箱根宿から三島」

連載企画 今月のテーマ はじめての冒険 箱根宿から三島
旅のアルバム帳 2013年11月27・28実施 「東海道五十三次をあるく」第38期 第12回 いざ行かん「箱根越え」

「旅の友」東日本版2月号に掲載。
※中部・東海版、西日本版は、記事内容が異なります

旅の友web版2月号

「旅の友」Web版2月号
連載企画 今月のテーマ はじめての冒険「東海道五十三次をあるく」第38期第12回 箱根宿から三島

東海道の中でも最大の難所として知られていた箱根。「箱根八里」と呼ばれたルートは、湯本の三枚橋で早川を渡り、須雲川沿いを上って、畑宿を経て芦ノ湖畔に出る道を指しています。古来、険しい坂道で旅人を苦しめてきた難所を、現代の街道あるきの旅を通して、ご紹介します。

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旅のアルバム帳 2013年11月27・28実施 「東海道五十三次をあるく」第38期 第12回 いざ行かん「箱根越え」

街道あるき旅

箱根越えルート(箱根宿〜三島)

箱根越えルート(箱根宿〜三島)

東海道五十三次「箱根八里」「箱根越えルート」見所紹介

畑宿・甘酒茶屋

箱根山の中腹にある400 年の伝統を持つ茶店。江戸時代、箱根の関所を前にした休憩所として親しまれていました。「忠臣蔵」の神崎与五郎詫証文の舞台となる茶店であり、旅行したことがない江戸市民も知っていたそうです。江戸時代からの麹を使った甘酒が名物。

江戸時代、箱根に13 あった茶屋も現在はここ甘酒茶屋1軒に

箱根宿・箱根関所

江戸防備と治安を目的に厳しい監視を行った箱根関所。ことに江戸から関西方面へ向かう「出女」の場合は、幕府が発行した証文(女通行手形)を所持し、手形に記載された内容と持参した女性の特徴が一致しなければ、関所を通ることはできませんでした。

復元された箱根関所。等身大の人形が当時の風俗風習を伝える

中世の山城・山中城跡

北条氏によって築城され、小田原城の支城として位置づけられる山中城は、北条氏の本拠地、小田原の西の防衛を担う最重要拠点で、城は東海道を取り込む形で造られていました。北条氏独特の城郭の構造を残していることで知られ、日本百名城のひとつとなっています。

山中城跡

三島・三嶋大社

事代主命と大山祇命を祭る伊豆一の宮。年間を通じ、商売繁盛・五穀豊穣を祈る人で賑わいます。源頼朝が平家打倒の挙兵に際し、祈願を寄せたことでも知られています。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社となっています。

国の天然記念物に指定されている樹齢1200 年のキンモクセイも見られます。

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決定