現地リポート「屋久島自然紀行」│「旅の友」web版【東日本版】 │クラブツーリズム

クラブツーリズム TOP＞「旅の友」Web版【東日本版】＞ 現地リポート「屋久島自然紀行」

「旅の友」東日本版1月号に掲載。
※中部・東海版、西日本版は、記事内容が異なります

「旅の友」Web版1月号

連載企画今月のテーマいちばんを楽しむひとりの贅沢屋久島自然紀行

屋久島

日本初の世界自然遺産・屋久島。北海道から九州までの気候が一つの島に共存し、映画「もののけ姫」のモチーフとなった神秘的な森や生態系には、日本の植物種の実に七割以上がひしめきあいます。「東洋のガラパゴス」、「洋上のアルプス」とも称される屋久島の魅力をご紹介します。

世界自然遺産の島屋久島島内マップ

世界自然遺産の島屋久島島内マップ

奥が深い日本の秘境屋久島の大自然世界遺産の島屋久島クローズアップ

２時の方角白谷雲水峡

４時の方角ヤクスギランド

映画「もののけ姫」の森のモチーフで有名な白谷雲水峡。宮崎駿監督はこの森と白神山地の森を見て、もののけの森を構想したといわれています。奥まで入ると日差しが直接地表に届かないほど木々が覆い、うっそうとした照葉樹と苔の世界が広がります。

もののけの森のモデル、白谷雲水峡

安房川の支流、荒川の上流にあるヤクスギランド。林内はいくつものコースに分かれ、ヤクスギ林帯を代表するスギ、ツガ、モミなどの大木が見られます。屋久島森林生態系保護地域、国立公園第三種特別地域に指定され、有名なヤクスギがいくつも見られます。

森のドラマが見られるヤクスギランド

10時の方角永田いなか浜

８時の方角大川の滝

永田いなか浜、前浜はアカウミガメの上陸密度が日本一高い砂浜といわれています。花崗岩が砕けた黄色い砂浜が約１キロ続き、５月から７月にかけウミガメが産卵のために上陸します。最盛期には一晩で20頭以上上陸することもあるといいます。

落差88メートルで、「日本の滝百選」に選定される名瀑。この辺りの地質は、屋久島の大部分を構成する花崗岩ではなく、堆積岩が熱変成してできた岩石で成り立っています。滝壺の前まで歩けるため、マイナスイオンたっぷりの清々しさを間近に感じることができます。

「日本の滝百選」のひとつ、大川の滝

クリア

決定