クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【東日本版】現地リポート「東海道五十三次〜自然と歴史ロマンあふれる街道歩き〜」

連載企画 歴史講師と行く 東海道五十三次〜自然と歴史ロマンあふれる街道歩き〜
旅のアルバム帳 東海道を歩く・大津宿〜三条大橋

「旅の友」東日本版
7月号に掲載。

※中部・東海版、西日本版は、記事内容が異なります

旅の友web版7月号

「旅の友」Web版7月号

連載企画 歴史講師と行く東海道五十三次 〜自然と歴史ロマンあふれる街道歩き〜

歴史街道を歩く旅 江戸時代に整備が始まった五街道をはじめ、今もなお生活に欠かせない道であり続ける歴史街道。その道中には、浮世絵に描かれた風光明媚な景色や険しい峠のほか、多くの史跡が残っています。皆さんもワクワクするような歴史を学びながら、街道を歩いてみませんか。

旅のアルバム帳 現地レポート 東海道を歩く 大津宿〜三条大橋
クラブツーリズム専任歴史講師 鈴木久一さん+

クラブツーリズム専任歴史講師 鈴木久一さん

 東海道は、「一度は街道の旅に挑戦したい」という方や「まずは王道から始めたい」という方におすすめの街道です。東京から京都。普段なら新幹線やバスで通り過ぎてしまう道も、歩くことでさまざまな史跡・旧跡や、それにまつわる歴史と出会うことができます。歩くことでの体力づくり、同じ目的をもった仲間との交流も楽しみな街道歩き。ぜひ一緒に歩きましょう!

東海道五十三次マップ

東海道五十三次マップ
  • 歴史・自然・味覚が盛りだくさん!東海道五十三次の見どころ
  • 東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道の起点・日本橋。1911年に現在の石造二連アーチ橋が架けられました。
  • 箱根は東海道最大の難所といわれていました。少しでも歩きやすくするため、幕府によって整備された石畳が残っています。
  • 由比宿と興津宿の間にあるさった峠。駿河湾を眼下に霊峰・富士山を望む景色は、浮世絵などの題材にもなっています。
  • 道を急ぐ旅人たちが食したといわれるとろろ汁は、いわばファーストフード。松尾芭蕉も「奥の細道」で紹介している名物です。
  • 御油宿から赤坂宿の間に続く約600メートルの松並木は、夏は日差し避け、冬は防風・防雪の役目を果たしていました。
  • 徳川家康の生誕地として江戸時代に重要視された岡崎城。水野氏、松平氏、本多氏などの譜代大名が城主となりました。
  • 宮宿と桑名宿の間は東海道唯一の海上路。渡し舟に乗り、七里(約28キロ)の距離を約4時間かけて渡ったといわれています。
  • 関宿は47番目の宿場。伊勢神宮へ向かう伊勢街道、奈良へ向かう大和街道との分岐点でもあり、交通の要所として栄えた町です。
  • 大津名物の走井餅。尖った形が刀に似ていることから、道中剣難を免れる縁起物として旅人たちに食されていました。
  • 三条大橋は1601年に徳川家康によって定められた東海道と中山道の終点。現在も観光名所としてにぎわっています。
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