悠久の時を刻むエジプトの旅へ!世界遺産・神秘の古代遺跡とおすすめ観光スポット30選

更新日:2024年07月31日

ギザのピラミッド(イメージ)

ギザのピラミッド(イメージ)

紀元前3000年という遥か昔に生まれたエジプト文明。紀元前30年にプトレマイオス朝がローマによって滅ぼされるまでの長い間、歴代のファラオたちに統治され栄華を極めてきました。巨大なピラミッドや壮麗な大神殿、世界遺産に登録されている数多くの古代遺跡などから往時の様子が伺えます。静かな砂漠の夜を照らす「音と光のショー」が楽しめる遺跡も幻想的で、エジプトならではの体験です。雄大で美しい姿を見せるナイル川をクルージングすれば古都エジプトをより楽しむことができるでしょう。悠久の時を刻むエジプトの旅をお楽しみください。

No.01 ギザ(3大ピラミッド)

ギザのピラミッド(イメージ)

ギザのピラミッド(イメージ)

ギザのピラミッドはエジプトの首都カイロから約20キロほど離れた場所にあり、古代エジプトを統治していたファラオ「クフ王」「カフラー王」「メンカウラー王」の陵墓として造られた3つのピラミッドを「ギザの3大ピラミッド」と呼んでいます。約4500年前に建造された巨大なクフ王のピラミッドの底辺は230メートル、約230万個の石を積み上げて造られており、その巨大さや精緻な構造には謎が多く、いまだ人々を魅了し続けています。ピラミッドの周辺にはスフィンクスや王妃の陵墓など見どころも多く、世界中から観光客が訪れる古代遺跡となっています。

No.02 ギザのピラミッドを望むレストラン

ギザのピラミッドを望むレストラン(イメージ)

ギザのピラミッドを望むレストラン(イメージ)

ギザのピラミッド群を一望できるレストランが開店したことをご存じですか。ギザのピラミッドエリア内に位置しており、今では予約必至の人気レストランになっています。ギザの新たな絶景スポットとして、ピラミッドを見に訪れたのであれば、ここで食事をする価値があると評判です。

ピラミッドを眺めながらお食事を(イメージ)

スタッフおすすめポイント

美しい景色の中で食べる食事はまた格別、とよくいいます。今、エジプトで話題の絶景レストランは、ピラミッドをご覧いただきながら、お食事やティータイムをお楽しみいただける場所なんです。食事って、素敵なロケーションと景色によって更に思い出深い一品になりますよね。むしろ、ここから望む唯一無二の景色こそが、ごちそうかもしれません!

No.03 スフィンクス

ギザのスフィンクス(イメージ)

ギザのスフィンクス(イメージ)

ギザの三大ピラミッドを見守るように座っている「スフィンクス」。人間の顔とライオンの体を持ち、長さ約57メートル、高さ約20メートルもある巨大な像で「太陽神」として古代エジプト時代から信仰の対象とされていました。ギザのスフィンクスの建設は、ピラミッドと同じ紀元前26世紀ごろで、ファラオや神を守護する聖獣として造られたと考えられています。巨大な石灰岩を削って造られており、その巨大さと謎めいた姿は現代も多くの関心を集めています。

スフィンクス正面(イメージ)

スタッフおすすめポイント

通常は横に併設された河岸神殿側からの見学となりますが、クラブツーリズムでは、特別エリアの入場許可を得て、正面の前足元付近から入場し、スフィンクスの周りをぐるっと回り様々な角度からたっぷりご覧いただけるコースもご用意。柵越しに見るのとは迫力が違います!

No.04 アブシンベル大神殿

ライトアップされたアブシンベル大神殿(イメージ)

ライトアップされたアブシンベル大神殿(イメージ)

世界遺産に登録されているアブシンベル大神殿は、今から約3300年前にラムセス2世によって建設された巨大な岩窟神殿です。大神殿の正面には4体のラムセス2世の巨大な彫像があり、ファラオの威厳を持ってエジプトを守護する姿を表現しています。アブシンベル大神殿では夜間に「音と光のショー」が行われており、暗闇の中に浮かび上がる神殿や美しい映像などが楽しめます。

アブシンベル大神殿(イメージ)

スタッフおすすめポイント

実は「ギザのピラミッドより感動した!」というスタッフも多いアブシンベル神殿。ラムセス2世と王妃ネフェルタリのストーリーや、世界遺産はじまりのきっかけの地であることも、感動をより深めます。クラブツーリズムでは、なんとこのアブシンベル神殿を贅沢に貸し切り、ツアーの皆様だけでゆったりと観光・観賞いただくコースもあります。

No.05 アブシンベル小神殿

アブシンベル小神殿(イメージ)

アブシンベル小神殿(イメージ)

第19王朝のファラオであるラムセス2世が王妃ネフェルタリのために建造した「アブシンベル小神殿」。神殿の正面には、4体のラムセス2世と2体のネフェルタリの立像が交互に並び、その足元には彼らの子どもたちの像が並んでいます。内部のレリーフも保存状態がよく、列柱室では愛と美を司るハトホル神のレリーフの彫られた柱、前室では牛の姿をしたハトホル神にラムセス2世が捧げ物をする姿のレリーフなどを見ることができます。

No.06 ナセル湖クルーズ

ナセル湖クルーズ(イメージ)

ナセル湖クルーズ(イメージ)

ナセル湖は、エジプトのナイル川がアスワンハイダムによって堰き止められてできた、巨大な人造湖です。ナセル湖クルーズでは船でしか行けない古代遺跡を見物するツアーなどがあり、船上からは雄大な景観はもちろん、ダム建設により水没の危機にさらされ沿岸に移築された、古代エジプトの寺院や遺跡を見ることができます。大海原のようなナセル湖の美しい風景を楽しみながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。

No.07 ヌビア村

ヌビア村(イメージ)

ヌビア村(イメージ)

アスワンから南に広がるヌビア地方。1952年に計画された「アスワンハイダム」の建設によって「アブシンベル神殿」や「イシス神殿」といったヌビア地方の遺跡群が水没してしまうことが懸念されていました。そこでユネスコは救済活動を行い、ヌビア地方の遺跡群をダムに沈まない高台へ移築させました。これがきっかけとなり、世界中の国々が協力し、貴重な文化遺産や自然遺産を保護しようと世界遺産設立のきっかけとなりました。また近年では、ヌビア村の青を中心としたパステルカラーの家々が、フォトジェニックな村として注目を集めています。

No.08 イシス神殿

イシス神殿(イメージ)

イシス神殿(イメージ)

イシス神殿はエジプト南部のアスワンに位置し、フィラエ島に建てられています。ナイル川の中州に位置するこの神殿は、水位の上昇による水没を避けるため20世紀に近隣の島に移築されました。古代エジプトの重要な女神であるイシス(豊穣の女神)を祭った神殿で、多くの信仰と儀式の中心地でした。エジプトの他の神殿と同様に、精巧な彫刻や美しいレリーフで装飾されています。イシス神殿はナイル川クルーズで船がアスワンに停泊している際に訪れることが多く、その美しい彫刻や神秘的な雰囲気が訪れる人々を魅了しています。

No.09 アスワンのファルーカ(帆掛け舟)

アスワンの夕景(イメージ)

アスワンの夕景(イメージ)

アスワンのファルーカは伝統的なエジプトの帆船で、今もエンジンを使わず風と水の力だけで進みます。ナイル川の静かな水面をゆったりと進むファルーカから眺める景色は素晴らしく、特に夕日の時間帯にはロマンチックな雰囲気が楽しめます。ナイル川でのファルーカ体験は、エジプト旅行の思い出に残る特別な時間となることでしょう。

No.10 未完のオベリスク(切りかけのオベリスク)

未完のオベリスク(イメージ)

未完のオベリスク(イメージ)

アスワンの石切り場跡にある「未完のオベリスク」。全長約42メートルにもなる巨大な石柱で、第18王朝時代のファラオであるハトシェプスト女王によって依頼されたものといわれています。古代エジプトにおいて、彫刻や象形文字で装飾されたオベリスクは、エジプトの王や神々の権威や力を象徴するものでした。「未完のオベリスク」は取り出すための採石作業中に亀裂が入ってしまったため、作業が中断され横たえられたままになったと考えられています。今では、古代エジプトの建築方法や技術を垣間見れる貴重なスポットになっています。

No.11 アスワンハイダム

アスワンハイダム(イメージ)

アスワンハイダム(イメージ)

アスワンハイダムは、洪水のコントロールや灌漑用水の供給、そして電力の生産のためにエジプトのナイル川に建設され、1970年に完成しました。しかし、ダムの建設によってナイル川の水位が変わったことで、周辺の古代エジプトの遺跡に影響が出ました。イシス神殿など一部の遺跡は水没の危機にさらされましたが、国際的な保護運動により移設され、保存されました。アスワンハイダムは幅3600メートル、高さ111メートルと巨大で、ダム湖畔から広がる水平線と青々とした水面が人気の観光スポットにもなっています。

No.12 コムオンボ神殿

コムオンボ神殿(イメージ)

コムオンボ神殿(イメージ)

コムオンボ神殿は、アスワンから約50キロメートル北、ナイル川の東岸に位置し、プトレマイオス朝時代に建設された神殿です。二重構造の神殿となっており、入口から見て左の神殿はハヤブサの頭を持つハロエリス神(大ホルス神)を、右側の神殿はワニの頭を持つソベク神を祀っています。このような二重の神殿構造はエジプトでは珍しく、異なる神々への敬意を示すために建設されたと考えられています。コムオンボ神殿は、豊富な彫刻やレリーフで装飾されており、特に医療道具を描いた珍しいレリーフが注目されています。

No.13 ホルス神殿

ホルス神殿(イメージ)

ホルス神殿(イメージ)

ホルス神殿はナイル川の西岸に位置し、エドフ市の中心にあります。プトレマイオス朝時代に建設されたこの神殿には守護神であるホルス神が祀られ、壁画にはオシリス神話の一部であるセト神とホルス神の戦いが絵巻物のように描かれています。何世紀にもわたり、神殿は砂漠の砂やナイル川の堆積土によって埋没してしまいましたが、1798年ごろに神殿の一部が発見され、その後、神殿を発掘する作業が始まりました。ホルス神殿はエジプトの遺跡の中でも保存状態が良いといわれ、至聖所や壁面のレリーフ、列柱室の天井など、古代と変わらぬ風景を見ることができます。

No.14 ルクソール神殿

ライトアップされたルクソール神殿(イメージ)

ライトアップされたルクソール神殿(イメージ)

ルクソール神殿はナイル川の東岸、かつてテーベの都と呼ばれたルクソールの町の中心部に位置します。新王国時代にカルナック神殿の副神殿とし建立され、カルナック神殿とはスフィンクスが両脇に並ぶ参道で結ばれていました。神殿にはラムセス2世の中庭や、アメンホテプ3世の大列柱廊など見どころも多く、その芸術的な価値も高く評価されています。「カルナック神殿」や「王家の谷」などと共に、1979年に「古代都市テーベとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されました。ライトアップされた神殿が幻想的に浮かび上がる夜の観光も人気があります。

No.15 カルナック神殿

カルナック神殿のスフィンクス(イメージ)

カルナック神殿のスフィンクス(イメージ)

カルナック神殿は、エジプトのルクソールに位置する古代エジプト最大の神殿の一つです。神殿は中王国時代中期から建設が始まり、ファラオたちが何世代にもわたって、神殿やオベリスクなどを寄進したため巨大な複合神殿となりました。特にその大きさに圧倒されるのがラムセス2世が建てた大列柱室で、巨大な石柱が134本も並び、柱には王や王妃、神の姿のレリーフが描かれています。大列柱室の先には巨大なトトメス1世とハトシェプスト女王のオベリスクもあり古代遺跡の偉大さに言葉を失います。

No.16 王家の谷

王家の谷(イメージ)

王家の谷(イメージ)

王家の谷は、ルクソールのナイル川西岸にある岩窟墓群で、古代エジプトの新王国時代に多くのファラオの墓が造営されました。全部で60を超える墓が発見されていますが、特に有名なのが1922年に発掘された第18王朝のツタンカーメン王の墓で、盗掘の被害を受けずに「黄金のマスク」や副葬品の財宝が残されていたことから注目を集めました。王家の谷の墓には壁面や柱、天井にまで精緻な彫刻や壁画が施されており、古代エジプトの壮大な歴史と芸術を楽しめます。

ツタンカーメン王の墓(イメージ)

スタッフおすすめポイント

古代エジプトのファラオが眠る王墓群の中で最も有名なのは「ツタンカーメン王の墓」ではないでしょうか。通常ですとガイドは入場禁止のため、王墓内でのガイディングは禁止されていますが、クラブツーリズムでは特別に「貸し切り」入場し、ガイド同行で詳しく解説するコースもご用意しています。

No.17 ハトシェプスト女王葬祭殿

ハトシェプスト女王葬祭殿(イメージ)

ハトシェプスト女王葬祭殿(イメージ)

ハトシェプスト女王葬祭殿はルクソール西岸に位置し、岩山に沿って建設されています。エジプト初の女王ハトシェプストは、王家の谷に初めて墓を築いたトトメス1世の娘であり、トトメス2世の王妃でもあった女性です。トトメス2世の死後は、幼かったトトメス3世の摂政となり、自らファラオとなりました。ハトシェプスト女王は、内政に優れ通商に力を注いだといわれ、葬祭殿の壁画には香木などが運び込まれる交易の様子が色彩豊かに描かれています。

No.18 ラムセス3世の葬祭殿

ラムセス3世の葬祭殿のレリーフ(イメージ)

ラムセス3世の葬祭殿のレリーフ(イメージ)

ルクソールは、古代エジプトの遺跡が豊富に残る重要な考古学的地域です。主に東岸と西岸に分かれており、ルクソール西岸は、死後の世界への旅を象徴する場所として、葬祭施設や墓が集中しています。中でも保存状態が良いと知られているのが「ラムセス3世の葬祭殿」です。ナイル川より少し離れた場所にあり、列柱室の円柱や壁面、天井などに美しい彩色のレリーフが施されていることでも有名です。壮大な凱旋門や、ラムセス3世が敵を討つ勇ましいレリーフなど見どころの多い遺跡です。

No.19 メムノンの巨像

メムノンの巨像(イメージ)

メムノンの巨像(イメージ)

世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」のひとつである「メムノンの巨像」は、ルクソール西岸にある古代エジプトの巨大な石像です。この巨像は古代エジプト第18王朝のファラオであるアメンホテプ3世のものとされています。高さ2.3メートルの台座の上にある像は15.6メートルと巨大で、見るものを圧倒します。座像の後ろには、アメンホテプ3世の葬祭殿がありましたが、後の王たちが石材として使用し破壊してしまったため、現在はその姿を見ることはできません。

No.20 王妃ネフェルタリの墓

王妃ネフェルタリの墓(イメージ)

王妃ネフェルタリの墓(イメージ)

新王国時代の中でも、特に様々な巨大建築を残した、第19王朝ファラオのラムセス2世。その王妃として寵愛を受けたのがネフェルタリです。ネフェルタリの墓は「王家の谷」から約1.5キロの場所に建てられた「王妃の谷」にあり、その墓は非常に美しく装飾されています。墓の内部には、3000年以上前のものとは思えないほど色鮮やかな壁画や彫刻が残っており、その装飾性の高さと芸術的な価値は、数多くある墳墓の中でも群を抜いています。
(2024年3月2日より修復作業のため閉鎖となっております)

No.21 ハトホル神殿

ハトホル神殿(イメージ)

ハトホル神殿(イメージ)

ハトホル神殿はエジプトのルクソール近郊、デンデラに位置し、牛の頭を持つ女神ハトホルを祀ります。神殿の建設は中王国時代から始まり、プトレマイオス朝時代に建造されたものと、ローマ時代に建造されたものが残っています。神殿の入り口には巨大なハトホル女神の彫像があり、神殿の南側の壁にあるクレオパトラのレリーフが有名です。彫刻や色彩の残存状態が素晴らしく、その美しさに圧倒されます。神殿内部には精緻な彫刻が施された壁や柱があり、古代エジプトの宗教的な儀式や祭典の描写が見られます。

No.22 ナイル川クルーズ

ナイル川クルーズ(イメージ)

ナイル川クルーズ(イメージ)

ナイル川クルーズは、エジプトを代表する人気の観光体験の一つです。ルクソール~アスワン間を航行することが多く、古代エジプトの遺跡や観光名所を訪れることができます。ナイル川沿いの風景も美しく、特に夕日が沈む光景は格別です。船上では快適な設備とサービスがそろっており、伝統的な料理やベリーダンスなどのエンターテインメントも楽しめます。エジプトの古代文明や文化を満喫しながら、ゆったりとした贅沢な時間をお過ごしください。

No.23 サッカラ 階段ピラミッド(ジェセル王のピラミッドコンプレックス)

サッカラの階段ピラミッド(イメージ)

サッカラの階段ピラミッド(イメージ)

ギザから約10キロ離れたところに位置するサッカラには、古代エジプトの王たちや高官たちの墓が集まっています。特に有名なのものが古王国時代第3王朝のジェセル王の「階段ピラミッド」で、エジプトで最初の石造りのピラミッドとして知られています。約4700年前に建設された古代エジプトのピラミッドであり、内部も一部見学することができます。階段ピラミッドはその名の通り階段状になっており、段数は6段、高さは約62メートルもあり、その後作られるギザのピラミッドなどの原型になったといわれています。

スタッフおすすめポイント
ピラミッドがあるのはギザだけではありません!せっかくエジプトに行くなら、ぜひ世界遺産サッカラまで訪れていただきたいと思います。階段ピラミッドだけではなく、2018年に発見された神官ワフティー(ワハティ)のお墓も見逃せません。約4400年前のお墓ですが、当時の鮮やかな色彩がほぼそのまま残っています。

ワフティー(ワハティ)と家族の像(イメージ)

当時の労働者の様子を描いたレリーフ(イメージ)

No.24 メンフィス(ラムセス2世の巨像/アラバスタのスフィンクス)

ラムセス2世の巨像(イメージ)

ラムセス2世の巨像(イメージ)

メンフィスはナイル川の西岸、カイロから約25キロの場所にあり、古代エジプトの古王国時代に首都として栄えた都市です。メンフィスは古代遺跡が多く発掘され、「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されています。メンフィス博物館には、体長15メートルもある足の欠けたラムセス2世の巨大な彫像が横たわっており、2階の回廊から見物することができます。博物館のある広場では、高さ約5メートルのアラバスター製(雪花石膏)のスフィンクスを見ることができます。

No.25 ダハシュール(屈折ピラミッド/赤のピラミッド)

赤のピラミッド(イメージ)

赤のピラミッド(イメージ)

ダハシュールは、エジプトの古代遺跡が集まる地域であり、2つの有名なピラミッドがあります。そのひとつが「赤のピラミッド」と呼ばれるスネフェル王のピラミッドで、壁面が二等辺三角形となる真正ピラミッドとして知られています。もうひとつのピラミッドが下から50メートル程の高さで角度が変わっている「屈折ピラミッド」です。この二つのピラミッドは、「ギザの三大ピラミッド」や「階段ピラミッド」とともに1979年に「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されました。

No.26 カイロ歴史地区(カイロのイスラーム地区)

カイロの町並み(イメージ)

カイロの町並み(イメージ)

世界遺産に登録されている「カイロ歴史地区」。南北約4キロ、東西約2キロの範囲にわたるイスラーム地区は1300年以上の歴史があり、多くの歴史的建造物やモスクが点在しています。カイロは「1000のミナレット(尖塔)をもつ町」とも呼ばれ、様々な種類のミナレットを見ることができます。カイロのランドマークとも言われる「ムハンマド・アリー・モスク」があるシタデルは、カイロ市内を一望できるスポットでもあります。古都ならではの散策をお楽しみください。

No.27 大エジプト博物館(エジプト大博物館)

大エジプト博物館(イメージ)

大エジプト博物館(イメージ)

大エジプト博物館はギザの三大ピラミッドから約2キロの場所に建設された、ピラミッド型のエントランスが美しい博物館です。今後、エジプト考古学博物館に所蔵されているツタンカーメンの黄金のマスクなど約10万点を引き継ぐ予定となっています。特にツタンカーメン王の墓から出土した貴重な宝物が多く展示される予定で、石棺や玉座など非常に美しい品々を見学できるようになります。クフ王のピラミッドから見つかった2隻の「太陽の船」も展示される予定となっており、2024年の正式開館が待ち望まれています。

スタッフおすすめポイント
クラブツーリズムでは、大エジプト博物館に入場するツアーもご用意しています。出発日までに大エジプト博物館が正式オープンしなかった場合には、特別にソフトオープンエリア(オベリスクが展示された前庭、ラムセス2世像があるアトリウムなど)にご案内します。

オベリスクが展示された前庭(イメージ)

アトリウムのラムセス2世像(イメージ)

No.28 エジプト考古学博物館

エジプト考古学博物館(イメージ)

エジプト考古学博物館(イメージ)

カイロの中心部にあるエジプト考古学博物館には、歴代のファラオの財宝が数多く収蔵されており、彫像や壁画、宝飾品、神殿からの彫刻など展示物も豊富です。ツタンカーメン王の墓から出土した多くの宝物も公開されており、サルコファガス(石棺)や黄金の玉座、特に有名なのがツタンカーメンの黄金マスクで、博物館の中でも最も人気のある展示物です。博物館内には多くの展示室があり、古代エジプトの歴史に思いを馳せることができます。

ツタンカーメンの黄金マスク(イメージ)

ツタンカーメンの黄金マスク(イメージ)

No.29 ムハンマド・アリー・モスク(ガーマ・ムハンマド・アリ)

ムハンマド・アリー・モスク(イメージ)

ムハンマド・アリー・モスク(イメージ)

カイロのシンボルとも言える「ムハンマド・アリー・モスク」。19世紀にエジプトのオスマン帝国からの独立を求めたムハンマド・アリー・パシャによって建設されました。モスクの建築様式はオスマン帝国の影響を強く受けており、巨大なドームと2本のミナレット(尖塔)が特徴的です。モスクの中心に位置する礼拝堂は壮観で、高い天井と壁面の装飾が印象的です。大きなシャンデリアやランプに明かりが灯されると神聖な雰囲気が漂います。

No.30 ハーン・ハリーリ

ハーン・ハリーリ(イメージ)

ハーン・ハリーリ(イメージ)

ハーン・ハリーリは、カイロのイスラーム地区にある歴史的な市場(バザール)で14世紀頃に開かれました。現在も伝統的な工芸品やお土産を販売する店が多く立ち並びます。バザールにはメインの道以外にも細い道が何本にも分かれ迷路のように広がっています。伝統的なエジプトの工芸品のほかに金属工芸品や皮細工、宝石類や食器、香辛料などを販売するお店が所狭しと並び、街歩きやショッピングが楽しめると多くの観光客が訪れるスポットです。


「悠久の時を刻むエジプトの旅へ!世界遺産・神秘の古代遺跡とおすすめ観光スポット30選」はいかがだったでしょうか。巨大なピラミッドや神殿などの古代遺跡をはじめ、エジプト考古学博物館、カイロ歴史地区など見どころがいっぱい!まだまだ謎が多く残されているエジプトで、歴史を感じる旅をしてみませんか。


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