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連先企画 2012年10月号 今月のテーマ「学問のススメ」 歴史を楽しく学ぼう! 日本の名城めぐり
現地リポート 2012年7月10日取材 旅のアルバム帳 「太田金山城」「箕輪城」を訪ねる

「旅の友」東日本版
10月号に掲載。

※中部・東海版、西日本版は、記事内容が異なります

旅の友web版10月号

「旅の友」Web版10月号

アルバム帳

2012年7月10日取材 「太田金山城」「箕輪城」を訪ねる

「お城めぐりの旅」は、「学ぶ・体感する」をテーマに、ナビゲーターと全国各地のお城をじっくりめぐる旅。今回は、群馬県にある「太田金山(おおたかなやま)城」「箕輪(みのわ)城」を訪ねました。この2つは、城ファンの間でも特に行きたいという方が多い「城跡」。そこに残された数々の遺構から、歴史を学ぶ旅仲間たちの様子をリポートします。

太田金山城で説明を聞く旅仲間

山中にある遺構をめぐり歩きます

バスに乗って、いざお城探訪の旅へ!

バス車内で予習レクチャー

バスに乗り、東京を出発した旅仲間たちは一路、群馬県へと向かいます。お城に到着するまでは、お城ナビゲーター・岡山宣孝先生のレクチャータイム。今日訪れる「箕輪城」「太田金山城」の簡単な歴史を学びました。「見どころがたくさんありますから、時間の許す限り楽しみましょう」との先生の言葉に、旅仲間の期待もふくらみます。

移動時間もオリジナルレジェメなどで楽しくお城を学べます。

今回のお城ナビゲーター

堅固な石垣に守られた太田金山城

群馬県太田市に到着し、まずは「金山城跡ガイダンス施設」へ。太田金山城に関する史料や復元模型などを見学しました。

たっぷり予習をして、お城めぐりの準備は万端。いよいよ城跡へと入っていきます。お城といえば、天守閣や堀があるイメージがありますが、太田金山城は1590年、豊臣秀吉の小田原征伐で落城し、今は山の中にわずかな遺構を残すのみとなっています。 こうした木々に覆われた山の中でも、お城を守るためのたくみなカラクリが隠れていることが、岡山先生の案内で分かってきます。「本で勉強するのもいいけれど、こうして実際にお城があった場所に来てみると、いろんな仕組みがよくわかりますね」と斉藤美紀子さん。旅仲間は石垣に触れて硬さを確かめたり、堀の中を歩いたりして、考え抜かれたお城の構造に関心している様子でした。

お城めぐりのもうひとつの楽しみ!「100名城スタンプ」

ガイダンス施設では、映像史料(上)や復元模型(右)などを見学。皆さん館内スタッフの説明を真剣な様子で聞いていました

復元模型

集合写真

太田金山城のシンボルでもある

お城の施設をご紹介!

虎口(こぐち)

曲輪(くるわ)

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天然の地形を利用した箕輪城

続いて訪れたのは高崎市にある箕輪城。この地域を拠点とする長野氏が1512年に築いた「平山城(ひらやまじろ)」という自然をたくみに利用したタイプのお城です。小高い山の上に城郭を築き、近くを流れる榛名白川や榛名沼が堀の役割を果たしていました。よく見ると一帯の地形が平らな部分と谷にくっきりと分かれ、確かにこの地にお城があったことを物語っています。
注目すべきは、約47ヘクタールというお城の広さ!そのほかにも、深さ10メートルの空掘や大軍勢が集結できる「馬出(うまだし)」などが次々に行く手を阻み、実際に歩いてみると、城の中心部である本丸には、なかなかたどり着けないことが分かります。旅仲間はハイキング気分で史跡をめぐりながら、お城のスケールを実感しました。

谷のように見える場所は「大堀切」と呼ばれる空掘。中に入ってみると、その巨大さが分かります

谷のように見える場所は「大堀切」と呼ばれる空掘。中に入ってみると、その巨大さが分かります

本丸に立つ箕輪城跡の碑

私は165センチです!

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