旅のアルバム帳「ゆったり旅～瀬戸内めぐり～」│「旅の友」web版【東日本版】 │クラブツーリズム

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レシピ

リポート

「旅の友」東日本版
8月号に掲載。
※中部・東海版、西日本版は、記事内容が異なります

旅のアルバム帳ゆったり旅～瀬戸内めぐり～

ご高齢の方や、体力に自信がない方でも安心なクラブツーリズムの「ゆったり旅」。今回ご紹介するのは、ゆったりと瀬戸内海沿岸をめぐるツアーです。鳴門海峡のうずしおや瀬戸内しまなみ海道など、魅力満載ののんびりした旅をリポートします。

ツアーに参加して「こんなに歩くとは思わなかった」「歩くのに精一杯で景色を楽しめなかった」「体の疲労感から今後の旅行はあきらめよう」などの経験がある方は多いのではないでしょうか？
そんなお客様の声から生まれたのが、皆様のお体を気づかった「ゆったり旅」。長い距離を歩かない、のんびりゆったりした行程の旅です。ご高齢の方、体力に自信のない方でも安心して旅を楽しめます。

※「歩行時間」には、自由行動の時間、休憩時間は含みません

	ゆったりとした行程をお約束。各観光地や休憩の時間をゆったりめにお取りします ※観光地ごとの所要時間を明記します。バス移動中は90分ごとに20分以上の休憩をとります。
	サービスが行き届くよう、最大定員を設けます。 ※「ゆったり度①」36名様　「ゆったり度②」30名様　「ゆったり度③」25名様
	お宿ではのんびり16時間以上滞在。早め（午後5時まで）にお宿入り、ゆっくりめ(午前9時以降)に出発します ※祭り観賞など特殊ツアーを除きます。

	快適な旅館・ホテルにご宿泊。エレベーター完備。お部屋のタイプ（和室・洋室・和洋室）を事前にお知らせします
	食事の際は、イス・テーブル席をご用意
	バスはトイレ付き、ガイド付きで安心。 ※島など特殊な地域を除きます。 ※送迎のみのツアーにはバスガイドは乗車しません。
	ツアーディレクターが出発地から帰着地まで同行して安心 ※ご出発の前日までに、ご案内を兼ねたご挨拶の電話もいたします。

いざ四国へ大潮に渦巻く鳴門海峡

: 遅めの出発で東京を発った旅仲間が、まず訪れたのは鳴門海峡。お目当てはやっぱり、うずしおです。ツアーは大潮の日限定の出発となっているため、条件が合えば海面差２～３メートルもの大きなうずしおが見られます。ツアーでは船の上から、間近にうずしおを見ることができました！今回参加された旅仲間は、うずしおを楽しみにされていた方が多く、船上からは感嘆の声があがっていました。

: 16：00過ぎには１日目の宿、ルネッサンスリゾートナルトへ。お宿への到着の早さも、「ゆったり旅」の特徴のひとつです。ホテルは海に面しており、客室からは瀬戸内海が一望できます。夕食では地元の名産品などが90種類以上、ところ狭しと並ぶバイキングに舌鼓！また、夜にはホテルで阿波踊りイベントも。地元「満月連」の踊りが披露され、最後は旅仲間も一緒に踊りました！

大場さんご夫妻。好天にも恵まれて、大鳴門橋とうずしおの景色は一層迫力がありました

鳴門～今治四国の瀬戸内川を行く

: 「こういう庭園は雨の景色も、また味わいがあっていいですね」と語るのは北村眞貴子さん。ここ香川県丸亀市にある中津万象園は1688年（貞享5年）、丸亀二代目藩主・京極高豊候により築庭された池泉回遊式庭園です。昨日とは打って変わっての雨模様でしたが、北村さんのいうとおり、とても趣深いお庭でした。

: 鉱山の跡地を利用してつくられたマイントピア別子へ。鉱山跡の見学はもちろん、温泉入浴や砂金採り体験もできる複合施設です。「旅の友」編集部も鉱山跡見学に同行しました。トロッコ電車に乗って、いざ坑道へ！中には別子銅山の巨大ジオラマや当時の採掘機具の展示、また採掘作業を自分で体験し楽しく学べるコーナーも。

左／中津万象園の太鼓橋にて。北村眞貴子さん（写真左）と大沼しおりさんは、おひとり参加同士、初対面で意気投合されていました

今治～鞆の浦瀬戸内しまなみ海道を満喫

: 続いては、瀬戸内海・大三島に建つ古社、大山祇神社へ。594年創建といわれ、古くから朝廷や大名から尊崇を集めた神社です。毎年、春と秋のお祭りで「一人角力」（ひとりずもう）が行われることで有名。ご存知の方も少なくないのでは。境内には樹齢2600年と伝えられるオオクスの御神木が、大きな枝を広げていました。

: このツアーは３日間で２度、船で瀬戸内海を堪能できるのも魅了のひとつ。初日はうずしおでしたが、最終日は瀬戸内しまなみ海道チャータークルーズです。さわやかな潮風のなか、流れる瀬戸内海の風景をたっぷりと堪能しました！

: 瀬戸内しまなみ海道から本州に入り、訪れたのは広島県の瀬戸内海に面した港町・鞆（とも）の浦。町には旧跡や古寺が数多く点在しており、風情ある町並みとなっています。あの宮崎駿監督も鞆の浦に滞在し、映画「崖の上のポニョ」の構想を練ったのだとか。旅仲間はこの港町で鯛めしの昼食と、町並み散策を楽しみました。さて、今回の旅はここが終点。福山駅から新幹線に乗り、東京へ着くのは18：00過ぎ。帰着もゆったりです。帰りの車内は、今回の旅の思い出話でとてもにぎやかでした！皆さん、次はどこへ行かれるのでしょうか。