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世界中から申し込み顧客、マスコミ、関係者が招待された宇宙旅行専用ターミナルビル落成式の様子(2011年10月実施)
「スペースシップ2」と「ホワイトナイト2」のデモ飛行の様子と「スペースポートアメリカ」上空からの全貌。宇宙旅行専用ターミナルビルと専用滑走路も見える
2005年、米国のニューメキシコ州は、地域開発の一環としてヴァージングループの協力を得て、同州南部に世界初の民間宇宙港を約200億円かけて作る計画を発表しました。その後、地元では住民投票が行われ、この宇宙港建設のために2つの郡の消費税を0.25%アップすることも決定。2009年に着工式が行われ、工事が開始されました。2010年10月には滑走路(約3,000メートル)が完成、2011年10月には宇宙旅行専用ターミナルビルも完成し、落成式が開催されました。
宇宙港の位置は、州南部の中核都市「ラス・クルーセス」から北に45マイル(72キロメートル)、車で所要約1時間半の砂漠の真ん中。東側には米国陸軍管理のホワイトサンズミサイル実験場があるため、上空は民間航空機の飛行禁止区域という特異なロケーションが特長です。標高は約1,400メートル、1年のうち300日以上が晴天で、宇宙港としては最適なロケーションと言われています。敷地面積は約73キロ平方メートルで、成田空港の約7倍の広さとなります。
スペースポートアメリカのホームページはこちら(英語)