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クラブツーリズム TOP>「旅の友」Web版【中部・東海版】> 旅のアルバム帳 「白洲正子が愛した若狭の美仏巡礼」
「このような仏像が、都を遠く離れた僻地に残っているのは奇蹟としか思えない。」随筆家・白洲正子が著書『十一面観音巡礼』の中でこう綴った若狭・小浜。大陸から都への海の玄関口として栄え、“海のある奈良”といわれるこの地に残る美仏をめぐった旅の様子をご紹介します。
一行を乗せたバスが最初に訪れたのは羽賀寺。入り口で出迎えてくださった住職の案内のもと、まずは境内で小浜と羽賀寺の歴史について説明を聞きました。その後、いよいよ本堂で御本尊の十一面観音立像と対面。白洲正子が「こんなに若々しい観音様を見たことがない」と讃えた仏様を前に、「本当にきれいな仏様ですね。見る角度によって表情も違って見えるから不思議です」と旅仲間も絶賛です。
昼食後、次に旅仲間が向かったのは妙楽寺。若狭最古の建造物でもある本堂に1000本の手と24の面を持つ珍しい仏様が安置されています。今回の旅仲間は、「若いころから仏像が好きで、奈良国立博物館へもよく出かけます」という ベテランの方から、「博物館で見て今回初めて仏像めぐりをしました」という初心者の方までさまざま。「最初はあいさつをするような気軽な気持ちでいいんですよ」との心強いアドバイスに、「ますます興味が湧いてきました」の声。そんなすてきな交流も見られました。
最後に訪れたのは緑の木々に囲まれた明通寺。御本尊の薬師如来坐像の前で住職のお話をうかがいました。また今回は、クラブツーリズムのみにご開帳された国宝の三重塔内の釈迦三尊坐像もご覧いただけました。
広い境内では、俳句の句材を探したり、お友達や姉妹で仲良くお話しされている旅仲間も見られ、きっかけも目的もさまざまな皆様が、それぞれに旅を楽しまれているご様子が印象的でした。
敷居が高いイメージのある「仏像めぐり」の旅ですが、「見てみたい」という好奇心が旅を豊かにするのだと感じた一日でした。
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