モロッコの観光地・名所スポット

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～魅惑のモロッコ～

モロッコはサハラ砂漠より北に位置する北アフリカの一角にあり、今尚毅然と残る古代ローマ遺跡や神秘的なサハラ砂漠、また西に進めば大西洋にあたり、街並みが場所によって全く異なります。日本からは遠い国ですが、ここらに点在する非日常的な遺跡・自然には感動させられること間違いなし！

アフリカ大陸北部に位置する砂漠。実は砂だけの部分は全体の2割程度しかなく、その他の部分はゴツゴツした岩のようなところが大半を占めています。
モロッコの玄関口はメルズーガ。サハラ砂漠ではラクダに乗って砂漠を歩いたり、朝日観賞や星空観賞、砂漠を眺めながらのお食事などを楽しむことができます。

モロッコの古都マラケシュはアトラス山脈の麓にあり、1062年に遊牧民のベルベル人によるムラービト朝の首都となり町がつくられました。旧市街の中心にあるジャマ・エル・フナ広場には連日多くのモロッコ人や観光客が集まり、たくさんの露店やお土産屋、また大道芸や音楽の生演奏など常に賑わいを見せています。

イスラム王朝の古都フェズ。壁に囲まれた旧市街（フェズ・エル・バリ）は、まさに「迷宮都市」と呼ぶにふさわしい場所。香料、織物、真鍮細工などが集まるスーク（市場）が点在し、さらに奥へ進むと伝統工芸の職人街があります。何百年にもわたって培われてきた技術を継承しながら、職人たちが日々の暮らしを営んでいます。

大西洋に面した港湾都市で、モロッコの商業・金融の中心地です。次々と高層ビルが建設されるも、現在でも伝統的な街並みがしっかりと残っています。かつて街を再建したポルトガル人によって“白い家”を意味するカサブランカという名前が付けられた歴史があり、どこかヨーロッパの雰囲気を感じられる場所です。

大西洋に面したモロッコの首都。中心部は城壁に囲まれ、旧市街と新市街のいずれもが世界遺産に登録されています。中世の城塞都市の遺構とヨーロッパ風の近代建築が混在した見どころの多い街で、緑あふれる公園が広がり、洗練された街並みから「庭園都市」と呼ばれています。

「アラビアのロレンス」「ナイルの宝石」「グラディエーター」など数々の映画のロケ地として有名な場所。ワルザザートの近郊にある集落遺跡で、ベルベル人によって日干し煉瓦で造られた要塞型の村。世界遺産に登録されており、今でも数家族が生活を続けています。

モロッコ最大の古代都市遺跡で、古代ローマ時代の美しいモザイク画が有名です。かつてはローマ帝国の西端地域の中心地として栄えたものの、帝国の衰退やイスラム教の普及により、廃墟と化しました。20世紀にフランスの調査団により発掘が開始され、世界遺産に登録されました。

トドラ渓谷はモロッコ南部に位置する大渓谷で、40キロメートルにも渡って続く絶景はアトラス山脈を流れるトドラ川が作り出したもの。高さ160メートルの切り立った崖が、幅10メートルの道の両側にそり立っています。ゴツゴツした岩山と崖の谷のダイナミックな景観が魅力です。

首都ラバトとフェズの間に位置する世界遺産の古都。オリーブ栽培でも有名です。17世紀後半から18世紀前半までアラウィー朝モロッコの王都として繁栄した旧市街は、古都の情緒が漂い、喧騒に満ちたモロッコの他の都市は違いのどかで平和な空気が流れています。

サハラ砂漠のオアシスにある都市。周辺には砂丘やオアシスが織りなす美しい景色が広がることから、多くの映画の撮影場所にもなっています。サハラの中で最も美しいとされるメルズーガ大砂丘に近いため、ホテルやレストランなど観光客向けの施設が発達しています。