クラブツーリズム TOP>「旅の友」Web版【中部・東海版】> 旅のアルバム帳 「絶景!涼しい!北海道 旬の花と美食旅」
北海道が、自然の息吹が満ちあふれる季節・夏。大地はラベンダーやソバなどの花々に彩られ、海ではウニやシマエビなどの漁が最盛期迎えます。そんな自然の恵みにあふれた北の大地での旅の様子をご紹介します。
中部・東海圏が連日猛暑となった7月末。涼風と夏の絶景を求め、旅仲間は北海道へ。夕方に中部を出発し、北海道に到着したのは夜。北海道の幸の代表カニを味わい、明日からの旅に備えました。
2日目、昼間は暑いものの湿気は少なく快適。そして大地に目を向ければ、色鮮やかな花々が咲き誇っています。北海道を代表する「ファーム富田」もそのひとつ。ラベンダーが見ごろを迎え、一帯がさわやかな香りに包まれていました。浜松市の山影絹江さんは「満開の花に満足です。少し遅かったら色があせてましたね」と花々に心癒されたご様子でした。
富良野の次に訪れたのは美瑛。なだらかな丘陵地帯に緑の麦が揺れる様子は、富良野のラベンダーとともに夏の北海道を代表する風景のひとつ。皆様さわやかな空気の中、写真を撮ったり、散策に出かけたりのんびり過ごされていました。そしてこの日、最後に訪れたのが紋別のラベンダー園。ここでは白やピンクのラベンダーも見られました。「こんな珍しい色の花もあるんですね」と日進市の茶谷あけみさん。ご主人の良成さんと満開の花の中、のんびり過ごされていました。
3日目、今日は紋別から小樽まで、広大な北海道を西から東へ横断。途中、作付面積日本一を誇る幌加内のソバ畑を見たり、羊と雲の丘でシープドックショーなどを楽しんだりしながら、夕方、小樽に到着しました。小樽では運河沿いのホテルに宿泊。荷物を置いた旅仲間は、思い思いに小樽の町へ。「小樽には何度か来たけど宿泊は初めてです。時間を気にせず散策できるのがいいですね」と名古屋市の神野町子さん。また運河をめぐる遊覧船に乗船されたのは豊田市の竹内さんご夫妻。皆様、それぞれに小樽の夜を楽しまれていました。
最終日はウニで有名な積丹半島と今年開園したユリ園へ。積丹の海は北海道で唯一、海中公園に指定されている場所で、切り立った断崖や奇岩が続く絶景の地。夏はバフンウニの漁がシーズンでこの時期、ウニを求め北海道内外から多くの人が訪れます。この日の昼食はウニ丼か海鮮丼かを選択。旅仲間も旬の味覚を存分に味わっていました。
そして旅の最後に訪れたのは、今年7月13日に開園したばかりの春香山ユリ園です。残念ながら
ユリは少し見ごろには少し早かったですが、斜面に広がるユリと海との眺めは見事でした。
自然豊かな夏の北海道。今回の旅では、色鮮やかな風景がいくつも見られましたが、北の大地の夏は短く、秋はもうすぐ。次はどんな鮮やかな絶景を見せてくれるのでしょう。