クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【中部・東海版】旅のアルバム帳 「 第2回 縄文杉にであい隊 金華山」

連載企画 今月のテーマ「すこやかの素」 全5回でステップアップ 縄文杉にであい隊
旅のアルバム帳 2013年1月27日取材 縄文杉にであい隊 第2回 金華山 登山入門

「旅の友」中部・東海版4月号に掲載。
※東日本版、関西版は、記事内容が異なります

旅の友web版4月号

「旅の友」Web版4月号

旅のアルバム帳 2013年1月27日取材

縄文杉にであい隊 第2回 金華山 登山入門

金華山山頂の大きな岩の前で記念撮影

「縄文杉にであい隊」シリーズの第2回。中部ではまれにしかみられない雪に見舞われ、今回の旅は雪道を歩くことになりました。慣れない足元におっかなびっくりしながらも、憧れの縄文杉に思いをはせ、岐阜県の金華山で急斜面に取り組みました。

集合 登山道入口

おいしそうな「鮎鮨街道」を歩き岐阜公園へ

雪が固まり、凍てついた鮎鮨街道を歩きました

正法寺の大仏殿(上)。屋内には高さ13.7メートルの大仏(下)があり、日本三大仏に数えられています(今回は観光しませんでした)

岐阜駅前に集合した旅仲間は、金華山ふもとの岐阜公園へ。街を歩く中にも楽しみが。そう、その道は歴史深い「鮎鮨街道」。長良川でとれた鮎の鮨を江戸の将軍家に献上したといいます。ところどころで古い家並みが残っていました。

岐阜公園で小休止いよいよ金華山登山

馬の背登山道に入る前に、急登のコツをガイドから教えてもらいました

岐阜公園の休憩所。トイレも併設されています

出発してから約1時間で岐阜公園到着。休憩を挟んで金華山登山の始まりです。今回は馬の背登山道で山頂を目指します。この登山道、金華山登山でもっとも短いですが、急勾配。これも縄文杉にであうためと、がんばりました。

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登山道入口 山頂

険しい登りを終えたあとは…真っ白な絶景が!

馬の背登山道はもっとも急な登り

登り終えると、開けた道に。すばらしい景色です

両手両足を使って一歩一歩、確実に。急ぐことなく、怪我のないように進みます。約1時間の登りを終えると、真っ白な絶景が広がりました。こんなすばらしい景色が見られるのも、まれにしかない雪の翌日だから。険しい登りの疲れも、一気に癒されました。

山頂で昼ご飯を召し上がりみな和気あいあい

金華山ってどんな山?

雪の翌日の晴天、まぶしいばかりのパノラマが広がりました

山頂で見られたヤマガラ。金華山は鳥獣保護区に指定されています

右から矢野勢津子さん、中村由美さん、成瀬真紀さん。今回がはじめての登山

友達同士や今回の旅で出会ったもの同士など、それぞれ楽しく昼ご飯。「今回が山デビュー」「縄文杉に行ってみたくて」と同じ目的を持った仲間の会話が弾みます。約1時間の休憩のあと、ゆっくりと下り始めました。

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山頂 登山道下山

七曲り登山道はかつての侍の通勤道

古い町並みを歩きゴールの岐阜駅へ

整備され、緩やかな七曲り登山道

滑りやすいところも。ガイドが適切に指示を出します

下り終えると岐阜駅まで街中ウォーキング。写真は岐阜善光寺

金華山に植生するツブライジの森

岐阜県の木になっているツブライジ。5月には独特の香りがする黄色い花をつけます。そのころの金華山は黄色に衣装換え。季節ならではの装いを楽しめるのも、金華山の魅力のひとつです。

ツブライジが黄色の花を咲かせる金華山

山頂を後にし、下りに選んだのは七曲り登山道。当初は瞑想の小道を予定していましたが、ガイドが雪のあとで危険と判断。危険と判断すればルート変更。これは登山の鉄則です。七曲り登山道は緩やかな道ですが、ところどころ雪で滑りやすいところも。危なそうなところはガイドが教え、ゆっくりと降りてきました。この七曲り登山道はかつての侍の通勤道。ところどころ掘ったところがあり、当時を忍ばせます。

無事下山した旅仲間は、岐阜駅まで約1時間のウォーキング。往路とは異なる古い町並みを歩きました。無事岐阜駅に到着するとホッと一息。次はシリーズ第3回の熊野古道です。その先には縄文杉が待っています!

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