クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【西日本】ツアー同行レポート 「東海道をあるく」第13回 箱根宿から三島宿

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「旅の友」西日本版3月号に掲載。 ※東日本版、中部・東海版は、記事内容が異なります

「旅の友」web版3月号

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「東海道をあるく」第13回 箱根宿から三島宿
東京・日本橋から京都・三条大橋まで海側の道を歩いて旅する全30回シリーズの「東海道をあるく」。今回、「旅の友」編集部が同行したのはその第13回「箱根宿から三島宿」の旅です。さまざまな表情を見せる富士を望みながら、東海道のなかでも最大の難所といわれる「箱根越え」を体験した旅仲間の様子をご紹介します。

午前 箱根関所から山中城跡へ

旅仲間19名はバスで前回のゴール地点の箱根に向かい、芦ノ湖畔の箱根関所からスタート。歴史講師の解説を聞きながら、往時を偲ばせる石畳で整備の箱根旧街道を歩きます。途中、絶景スポットの明治天皇の御巡幸記念碑で富士山を一望。箱根峠を越え、中間地点の山中城跡を目指しました。

杉並木がきれいな小枯木坂
箱根峠を歩く保泉法子さん。「坂を登るのはね大変ですが、自然に囲まれた場所を歩けて気持ちがいいです」
今回、同行した歴史講師の永島博先生。ところどころにある石仏や石塔、坂の由来などをわかりやすく解説してくれました
箱根から三島にある、「明治天皇明治天皇御遠望臺の碑が立つ高台」にて、富士山を背景に集合写真

午後 山中城跡から三嶋大社

1560年に北条氏が築いた山中城跡へ。石垣を使わずに自然の地形を取り入れた山城をめぐります。昼食後、国道1号線を歩き、富士見平にある芭蕉の句碑を通ります。さまざまな理由からユニークな名前が付けられた坂を下り、明治天皇が腰かけた松雲寺で一服。旅人の目印となる錦田一里塚を歩いてゴールの三嶋大社に向かいました。

山中城跡の物見台から見える美しい富士山。あちこちからでカメラのシャッターを切る音が聞かれました地形を生かした障子堀(しょうじぼり)や畝堀(うねぼり)などから、北条氏の築城技術が優れていたことがわかります
明治天皇が腰掛けた「御腰掛石」のある松雲寺にて。富士山すそ野ぐるり一周ウォークツアーで仲良くなった浜野靖さんと伊藤ふゆきさんは「一日中、富士山を見ることができてとてもうれしい」と話していました国道1号線沿い、富士見平に立つ芭蕉の句碑。「霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き」と箱根越えをした松尾芭蕉が詠んだ句。名のごとく、富士山の絶景スポットのひとつです
日本橋から28里目の一里塚で、国の史跡に指定されている錦田一里塚明治天皇ゆかりの絶景スポット
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