ツアー同行レポート　北陸名物うまいもんめぐり│「旅の友」web版【関西版】 │クラブツーリズム

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「旅の友」西日本版2月号に掲載。 ※東日本版、中部・東海版は、記事内容が異なります

連載企画　ツアー動向レポート　2014年11月18日～19日取材　今月のテーマ>>>地元のごちそう

宇奈月温泉の老舗料理旅館「延対寺荘」に泊まる！　北陸名物うまいもんめぐり

海と山に挟まれ、豊かな自然に恵まれた北陸地方。冬は厳しい寒さが訪れるものの、食卓は旬を迎えた多彩な食材で彩られます。今回は、「北陸地方のおいしいものを食べたい」―そんな思いで参加された24名の2日間の旅の様子をご紹介します。

動画で紹介！　楽しい旅の様子はこちら

1日目昼食　東尋坊「正太楼」でセイコガニを食す

“赤いダイヤ”と呼ばれるセイコガニ（メスのズワイガニ）　「地元の人間は、（オスのズワイガニよりも）セイコガニを待ちわびているんですよ」と話すのは正太楼店主の小南正一さん。今回のツアーでは「一番おいしい状態で味わってもらいたい」という思いから、旅仲間の到着時間に合わせて茹でたてを提供できるように準備しました。シャリシャリの食感の外子に、濃厚な旨みを持つ内子とみそ。「新食感」「初めて食べる味」という驚きの声が上がる中、「甘くてプチプチしていて、おいしい」と西村順子さんは笑顔で話してくれました。

セイコガニやふぐ鍋など海の幸をご堪能

セイコガニを持って楽しそうに食事をする小松原さんご一行

セイコガニとは　メスのズワイガニのことで、オスとは大きさがかなり違うことから別名で呼ばれます。お腹に抱えている外子や口のへりのところに蓄えられた内子とみそが珍味として人気。漁期が11月初めから12月末とわずか2ヵ月しかない希少なカニです。　セイコガニを茹でるコツはたっぷりのお湯と十分な火力！　外子がこぼれ落ちそうなセイコガニ

1日目夕食　宇奈月温泉「延対寺荘」

老舗料理旅館で食すと山の味覚　お待ちかねの夕食は、紅ズワイガニをメインにブリしゃぶとブリお造り、白えびの釜飯、ホタルイカの沖漬け、ます寿司、バイ貝など富山の味覚をたっぷりと詰め込んだ会席料理。「夕食の紅ズワイガニは身が楽しめて、昼食のセイコガニとはまた違う魅力が楽しめる」（西村信一さん）、「脂の乗ったブリのお造りとさっぱりしたブリしゃぶのどちらもおいしい」（辻川修子さん）と皆様存分に楽しまれたようでした。

「白えびのお造り（別料金）が絶品」（山根篤二さん）

紅ズワイガニを持ってニッコリ（辻川さんご夫妻）

富山の味覚満載の会席をお楽しみいただきました

紅ズワイガニ（左）やブリしゃぶ（右）に舌鼓

名湯　宇奈月温泉　黒部峡谷黒薙温泉から引き湯されてきた温泉を使用。「延対寺荘」では水を加えず適温まで冷まして浴槽に入れます。弱アルカリ性単純泉で、なめらかな美肌の湯として有名です。　冬は雪見露天も楽しみ※雪景色は気候により見られない場合があります

お品書き

2日目朝食“とやまのおいしい朝ごはん”

朝食は種類豊富なバイキングをお楽しみいただきました。

富山県でよく食べられる「昆布巻きかまぼこ」

ショウガ入りのだし汁を寒天で固めた「えびす（べっこう）」

射水産富山県コシヒカリのごはん

名水の産地・富山県　北アルプスの雪解け水が伏流水となって湧き出すことから、富山県は名水の産地とされています。

富山県内から望む北アルプス

2日目昼食　ホテル日航金沢「弁慶」で日本料理を

寿司を中心とした特製メニューをご賞味

旅の終わりを締めくくる昼食は、日本料理の名店「弁慶」での特製メニューをご賞味。新鮮なお寿司に、郷土料理の治部煮、加賀野菜の特製を生かした料理の数々をいただきました。「2日間、お料理もすべておいしかったし、宿のお部屋も広くて、満足なツアーだったわ」（和田美之さん）と旅仲間たちは存分に旅を満喫された様子でした。