まだ見ぬ風景・体験へ!魅惑の大地・南部アフリカおすすめスポット30選

更新日:2024年05月31日

ビクトリアの滝(イメージ)

ビクトリアの滝(イメージ)

多彩な魅力に満ちあふれている南部アフリカ。ビクトリアの滝やチョベ国立公園などの自然が作り出す絶景と多種にわたる野生動物、ナミブ砂漠の美しい砂丘やオカバンゴ・デルタの湿地帯は必見です。南アフリカの主要都市・ケープタウンではテーブルマウンテンやロベン島、ワインランドなど多彩な観光スポットが楽しめます。多文化が融合する地域で、美しい自然と豊かな文化が共存する南部アフリカは、一生に一度は訪れたい場所のひとつです。

南部アフリカマップ

No.01 ケープタウン

ケープタウン(イメージ)

ケープタウン(イメージ)

ケープタウンは南アフリカの美しい国際都市で、多くの見どころが集中しています。まず、平坦な頂上が特徴的なテーブルマウンテンは、ほぼすべての観光客が訪れる必見スポット。ロープウェイや登山道でアクセスでき、山頂からの絶景を楽しめます。ウォーターフロント地区は、ショップやレストラン、エンターテイメント施設が集まる活気あるエリアで、ネルソン・マンデラが囚われていた刑務所のあるロベン島へのフェリーもここから出航します。ボルダーズビーチでは、野生のケープペンギンを間近で観察することができることも。壮大な海の景色と豊かな動植物を堪能できるケープポイント自然保護区やカラフルな住宅が並ぶボカープ地区などもあり、自然と文化が融合した多彩な魅力を持つ都市です。

No.02 ケープ半島

ケープ半島(イメージ)

ケープ半島(イメージ)

ケープ半島は、南アフリカで一度は訪れたい観光名所のひとつです。特に喜望峰は、1488年にポルトガルの探検家バーソロミュー・ディアスがヨーロッパ人として初めて到達した歴史的な場所で、その壮大な景観と歴史的なロマンを味わえます。ケープ半島一帯はテーブルマウンテン国立公園として保護されており、豊かな自然が広がっています。多様な植物や動物が生息しており、ヒヒやエランドなどの野生動物に出会うこともできます。ハイキングやピクニック、サイクリングなどのアウトドアアクティビティが充実しており、自然を満喫するのにもおすすめの場所です。

No.03 ケープポイント自然保護区(喜望峰)

喜望峰(イメージ)

喜望峰(イメージ)

ケープポイント自然保護区は、南アフリカの最南西端に位置し、壮大な自然景観と豊かな生態系が楽しめる魅力あふれる地です。ケープポイントからは、大西洋とインド洋が交わるドラマチックな海の眺望が広がり、野生の海鳥やアシカを見られることも。旧灯台も見どころのひとつで、ケーブルカーで登るとさらに素晴らしい眺望が楽しめます。保護区内にはハイキングやトレッキングコースが充実しており、様々な動植物を観察しながら自然を満喫できます。特に春には多様な花が咲き乱れ、色とりどりの輝いた風景が広がり、自然の美しさと驚異を体感できる場所として多くの観光客が訪れています。

No.04 テーブルマウンテン

テーブルマウンテン(イメージ)

テーブルマウンテン(イメージ)

テーブルマウンテンは南アフリカのケープタウンに位置し、多くの観光客が訪れる名所のひとつです。標高約1086メートルのこの山は、その独特の平らな頂上で知られ、ハイキングコースが整備されているとともに、世界で3台しかない回転式のロープウェイで気軽にアクセスできます。頂上からは、ケープタウン市街や大西洋の素晴らしいパノラマビューが広がり、特にサンセットは見事です。また、山頂には多様な植物や動物が生息しており、世界六大植物区のフィンボス植生が見られます。ケープ植物区系保護地域としてユネスコの世界自然遺産にも登録されており、自然愛好者やハイカーにとって魅力的なスポットです。トレッキングコースや展望台も整備されており、気軽に自然の美しさを楽しむことができます。

No.05 カーステンボッシュ植物園(国立植物園)

カーステンボッシュ植物園(イメージ)

カーステンボッシュ植物園(イメージ)

テーブルマウンテン山麓のケープタウン郊外に位置する広大な植物園で、美しい自然景観と南アフリカ固有の多様な植物が楽しめる「カーステンボッシュ植物園」。ユネスコ世界自然遺産に登録されている「ケープ植物区系保護地域」の中にある植物園です。絶滅危惧種や他では目にすることができない貴重な植物も含めて、約7000種の植物が生育しています。見どころは、ケープ半島で生育する約2500種の植物を観察できる「ペニンシュラ・ガーデン」、多種多様なプロテアが咲き誇る「プロテア・ガーデン」、空中散歩が楽しめる全長約130メートルの「キャノピー・ウォークウェイ」(別名ブームスラング)など多岐にわたり、世界有数の植物公園として国際的にも高い評価を得ています。

No.06 ライオンズヘッドとシグナルヒル

ライオンズヘッド(イメージ)

ライオンズヘッド(イメージ)

テーブルマウンテンの隣に位置するライオンズヘッドとシグナルヒルは、ケープタウンの象徴的な地形です。ライオンズヘッドはライオンの頭部、シグナルヒルはそのお尻部分に見立てられ、港町ケープタウンを見下ろすことができます。ここは地元の人々や観光客にとって憩いの場所であり、特に夏の週末にはピクニックを楽しむ人々で賑わいます。観光の見どころとしては、夕暮れどきや夜景は特に美しく、眼下に広がるケープタウンの街並みが温かみのある光に包まれる様子は圧巻です。

No.07 ボカープ地区とボカープ博物館

ボカープ地区のカラフルな家並み(イメージ)

ボカープ地区のカラフルな家並み(イメージ)

シグナルヒルの麓にあるボカープ地区は、かつて「マレークォーター」と呼ばれた地域で、カラフルな家並みが立ち並び、独自の歴史と文化が息づくエリアです。地区内にあるボカープ博物館は、1768年に完成した建物内に併設されており、19世紀のイスラム教徒一家の生活を再現する家具や調度品が展示されていて、イスラム教徒社会の歴史や文化について学ぶことができます。ボカープ地区の石畳の通りを散策すると、ボカープの新たな魅力を発見することができます。ボカープは伝統的なケープ・マレー料理の中心地でもあり、様々なスパイスを使用した香り高いカレーやシロップたっぷりのお菓子を楽しむことができます。また、ボカープ・フード&クラフト・マーケットでは独特の香りや雰囲気を味わうこともでき、料理教室やガイド付きツアーを通じて異文化交流などの貴重な体験ができることでしょう。

No.08 V&Aウォーターフロント

V&Aウォーターフロント(イメージ)

V&Aウォーターフロント(イメージ)

V&Aウォーターフロントは、テーブルマウンテンに匹敵するケープタウンの象徴的な観光スポットで、歴史ある港町と最新のショッピング施設が融合したエリアです。1860年代に東への交易路の拠点として発展し、再開発によって1988年に21世紀の貿易拠点として生まれ変わりました。現在、400軒以上のブランドショップや様々な価格帯の宿泊施設、レストラン、劇場、ケープ観覧車、ツー・オーシャンズ水族館、海事博物館、ツァイツ・アフリカ現代美術館など充実した施設が揃っています。また、サンセットクルーズ、オットセイウォッチング、ボートクルーズ、ヘリコプターツアーなど、多彩なアクティビティも楽しめます。

No.09 ボルダーズビーチ

ボルダーズビーチ(イメージ)

ボルダーズビーチ(イメージ)

ケープタウン近郊、サイモンズタウンにあるボルダーズビーチは、年間約6万人の観光客が訪れる人気の観光地。美しいビーチもさることながら、ケープペンギンを間近で観察することができる場所として知られています。入り口には南アフリカ国立公園が管理している案内所、海岸には遊歩道が設置され、ペンギンのコロニーを比較的簡単に見学できるのがおすすめのポイント。ケープペンギンは絶滅危惧種として指定されていて、環境破壊や捕食、気候変動の影響で数が減少しています。観光客は、ペンギンが自然に生息する姿を観察できる一方で、保護活動の重要性も学ぶことができます。ビーチ周辺には、景色を楽しみながら散策できるコースや、ピクニックを楽しむためのスペースも用意されています。観光客はケープペンギンの生態を学びながら、美しい自然環境を楽しむことができるという貴重な体験をすることができます。

No.10 ロベン島

ロベン島(イメージ)

ロベン島(イメージ)

ロベン島は南アフリカの歴史的な役割があった地で、訪れておきたい場所のひとつです。ネルソン・マンデラ元大統領をはじめとする反アパルトヘイト活動家が政治犯として収容された刑務所としてその名を知られています。元受刑者が案内するガイド付きツアーでは、ネルソン・マンデラが27年の投獄生活のうち18年間過ごした独房や監視塔、庭園などが見学でき、当時の投獄生活を垣間見ることができます。この島は「人間の精神の勝利」の地としてユネスコ世界文化遺産に登録されており、その悲劇と歓喜の歴史を訪れる人々に伝えています。ネルソン・マンデラの苦難と希望の物語を通じて、南アフリカの民主主義の象徴の地として位置づけられています。

No.11 キャンプス ベイ

キャンプスベイ(イメージ)

キャンプスベイ(イメージ)

ケープタウン近郊にあるキャンプスベイは、白砂のビーチと美しい青い海が広がる南アフリカ有数の高級リゾート。裏手には十二使徒山脈がそびえ、壮大な景色が楽しめます。海水温はやや低めのため、きらきらと輝く太陽の下、潮風を感じながらのんびりと日光浴を楽しむのもおすすめ。夕暮れどきには大西洋に沈む美しいサンセットを見ることもできます。また、ビーチ沿いのビクトリア通りには、カフェやレストラン、バーなどが立ち並び、地元ならではのシーフード料理とビールやワインなどのお酒を楽しむこともできます。

No.12 チャップマンズピークドライブ

チャップマンズピークドライブ(イメージ)

チャップマンズピークドライブ(イメージ)

チャップマンズピークドライブは、南アフリカの西ケープ州にある絶景の沿岸ドライブコースです。ハウト湾からヌールドフックまで続き、大西洋を見渡す壮大な景色を楽しむことができます。特に夕暮れどきは、海と空が織り成す美しい色彩が見られることも。切り立った断崖沿いに114カ所ものカーブが設けられたルートの途中には、いくつかの展望ポイントがあり、クジラやイルカ、ヒヒなどにも出会えるフォトスポットとしても人気を集めています。

No.13 ワインランド

ワインランド(イメージ)

ワインランド(イメージ)

ケープタウンの東に位置するワインランドは、美しい自然と高品質なワインの産地として知られています。このエリアでは、ワイナリーでのテイスティングやワイン製造過程の見学ツアー、ショッピングなどが楽しめます。代表的な町として、ステレンボッシュ、フランシュフック、パールがあります。まず、ステレンボッシュは、オークの並木道が美しい学生の町で、カフェやレストランが立ち並び、のんびりと散策するのにおすすめです。フランシュフックは、フランスの影響を受けた町で、ワインの生産はもちろんのこと、美食の町としても知られています。パールは、壮大な山々に囲まれた地で、歴史的建造物が数多く残っています。各ワイナリーではワインテイスティングに加え、美しい庭園や歴史的建築物の見学も楽しめます。

No.14 ハマナス

ホエールウォッチング(イメージ)

ホエールウォッチング(イメージ)

南アフリカのケープ地方南部に位置するハマナスは、ホエールウォッチングで有名な町です。毎年6月から11月にかけて、南極からミナミセミクジラが訪れ、特に8月から10月がピークとなります。この時期には、多くのクジラがここで出産を迎え、母クジラと子クジラが戯れる姿やクジラが飛び跳ねたりする姿などが見られます。また、毎年9月にはハマナス・ホエール・フェスティバルが開催され、ライブミュージックやライブ演奏、ダンスなどのエンターテイメントが行われます。このフェスティバルは、1992年から毎年開催されていて、地元の文化や環境保護への取り組みを楽しみながら体験できるイベントとして、多くの観光客に親しまれています。

No.15 アグラス国立公園

アグラス国立公園(イメージ)

アグラス国立公園(イメージ)

アグラス国立公園は、アフリカ大陸最南端のアグラス岬に位置し、多くの見どころが詰まった場所です。1848年に完成したアグラス岬の灯台は、絶景とともに多くの訪問者を魅了しています。春にはフィンボスの花々が咲き誇り、美しい景観を楽しむことができます。また、クジラの尾びれが水面を叩く姿を間近で見られるホエールウォッチングも人気です。白砂のビーチではリラックスした時間を過ごすことができ、海岸線には難破船の遺跡が点在し、その歴史的背景を探るのも一興です。バードウォッチングや植物観察など、多様なアクティビティが楽しめます。

No.16 ナマクワランド

ナマクワランド(イメージ)

ナマクワランド(イメージ)

ナマクワランドは北ケープ州北西部に位置し、一面に広がるワイルドフラワーで有名です。雨量の少ない半砂漠地帯が南半球の春、8月から9月にかけてカラフルな花畑に変わるこの現象は、世界中の自然愛好家を魅了しています。最盛期には、デイジーやリリーなどの多種多様な花々が咲き誇り、訪れる人々の目を引き付けます。ナマクワランドのワイルドフラワーシーズンは、まさに自然の奇跡であり、一生に一度、その時だけの花畑を見ることができる貴重な場所のひとつです。また、ここで生育する植物の種類は6000種以上とされ、そのうち1000種以上が世界でここにしか生育しない固有種とされています。

No.17 プレトリア(ジャカランダの花)

プレトリア・ジャカランダの並木道(イメージ)

プレトリア・ジャカランダの並木道(イメージ)

プレトリアは、南アフリカの行政上の首都で、ヨハネスブルグから北へ約50キロメートルに位置しています。政府機関や大使館が集まる一方で、歴史的建造物が点在し、独特の建築様式が楽しめる街です。しかし、プレトリアが最も有名なのは「ジャカランダ・シティ」としての顔です。街路樹として約7万本のジャカランダが植えられており、毎年10~11月の春になると一斉に花を咲かせ、街全体を鮮やかな藤色に染め上げます。このジャカランダの花はブラジルから持ち込まれ、現在ではプレトリアの象徴となっています。この美しい景色を見るために、毎年多くの観光客が訪れます。

No.18 ヨハネスブルグ

ヨハネスブルグの町並み(イメージ)

ヨハネスブルグの町並み(イメージ)

ヨハネスブルグは南アフリカ最大の都市で、多くの魅力的な観光スポットがあります。まず、アパルトヘイト博物館は、南アフリカの歴史とアパルトヘイト時代の重要な出来事を学ぶのに適しています。ソウェトのフィラカジストリートにある、ネルソン・マンデラがかつて住んでいたマンデラ・ハウスは、現在博物館として公開されていて、当時の生活の様子を知ることができます。自然が好きな方には、ヨハネスブルグ植物園やライオンパークがおすすめです。アートとカルチャーシーンも充実しており、マボネン地区はアートギャラリーやカフェが集まる若者に人気の新スポットです。

No.19 マンデラ・ハウス

マンデラ・ハウス(イメージ)

マンデラ・ハウス(イメージ)

ソウェトのフィラカジストリートにあるマンデラ・ハウス。ネルソン・マンデラ元大統領が「私の世界の中心」と語ったこの家は現在博物館として公開されており、彼と家族がアパルトヘイト政策の苦難を乗り越えて暮らした様子が展示されています。マンデラは1961年にこの家を離れ、命がけの逃亡を続けましたが、翌年に逮捕され、27年間投獄されました。1990年の釈放後にこの家に戻ったことで、初めて自由を実感したと彼の自伝で述べています。2008年から2009年にかけて修復されたマンデラ・ハウスは、現在、展示やガイドツアーによりアパルトヘイト時代とその後のマンデラ・ファミリーの物語を伝えています。敷地内にビジターセンターも新設され、より充実した施設となっています。

No.20 ライオンパーク

ライオンパークの仔ライオン(イメージ)

ライオンパークの仔ライオン(イメージ)

ヨハネスブルグ近郊のランセリアにあるライオンパークは、ライオンに必ず会えることが最大の特長です。1966年にオープンしてから、長年にわたって人気を集めている観光スポットです。キリンの餌付けや仔ライオンとの交流も見逃せません。ライオン以外にもハイエナやアンテロープ、チーターとの散歩体験も楽しめます。セルフドライブもできますが、ガイド付きのゲームドライブやナイトドライブ、焚き火を囲むボマディナーなどのオプションも充実しており、訪れた人々は豊かな体験をすることができます。

No.21 クルーガー国立公園

クルーガー国立公園(イメージ)

クルーガー国立公園(イメージ)

クルーガー国立公園は、年間140万人以上が訪れる南アフリカで最も有名なサファリ体験スポットで、大型野生動物のビッグファイブ(ライオン、ゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイ)を含む数千種の野生動物が生息しています。訪れる人々は、ライオンが獲物を捕らえる瞬間や、木の上で休むヒョウ、群れで朝の散歩を楽しむゾウなど、近距離での動物観察を楽しむことができます。鳥類も数百種類が生息し、ウミワシの鳴き声や、バッファローの群れが横切る光景など、圧巻の自然体験が待っています。ガイド付きのゲームドライブ(車でのサファリ)やレンジャーと行くブッシュウォーク(オフロードを歩くサファリ)、ウォーキング・トレイルなど多様なサファリ体験が用意されています。

No.22 ピーランズバーグ国立公園

ピーランズバーグ国立公園(イメージ)

ピーランズバーグ国立公園(イメージ)

ヨハネスブルグから車で約2時間のピーランズバーグ国立公園は、南アフリカのサファリでビッグファイブをはじめとした多彩な野生動物が観察できる人気スポットです。古代火山の噴火口に位置し、ユニークな地形と豊かな植物が特徴で、ビッグファイブに加え、カバやアフリカン・ワイルドドッグ、カッショクハイエナ、セーブルアンテロープなどが生息し、バードウォッチングも楽しめます。隣接するリゾート地のサン・シティでは、豪華な宿泊施設やウォータースポーツ、カジノ、ゴルフコースも満喫できるため、サファリ体験とリゾート滞在の両方を楽しめる観光地としても人気です。

No.23 キンバリー鉱山博物館(ビッグホール)

ビッグホール(イメージ)

ビッグホール(イメージ)

キンバリーは、1870年代のダイヤモンドラッシュで栄えた歴史的な町です。市内観光のハイライトはダイヤモンド採掘のために掘られた巨大な鉱山跡「ビッグホール」。サッカーコート8個分の広さを誇るこの巨大な穴は、手掘りの鉱山跡としては世界最大級となります。ビッグホールの隣にはキンバリー鉱山博物館があり、ダイヤモンドラッシュ時代の町の様子を垣間見ることができます。館内には、当時の建物が移設されて展示されており、当時の生活や労働環境を学べます。観光の後は、地元の宝石店でショッピングを楽しむことも。ダイヤモンドラッシュの当時の様子に思いを馳せながら、南アフリカの鉱業の発展を学ぶことができます。

No.24 ブルートレイン

ブルートレインからの車窓(イメージ)

ブルートレインからの車窓(イメージ)

南アフリカのブルートレインは、豪華さと一流のサービスで世界的にも有名な豪華列車です。独特のサファイアブルーに覆われた客車が、ブルートレインという名称の起源とされており、スイートルームはホテルのような設備が整い、まさに“走る5つ星ホテル”。専用のラウンジカーや展望車からは、広大で美しい南アフリカの風景を眺めることができます。フルコースの食事や優雅なインテリアも魅力があり、ゆっくりと流れる時間の中で特別な体験を楽しめます。

No.25 ロボスレイル

南アフリカの大地を走る豪華列車ロボスレイル(イメージ)

南アフリカの大地を走る豪華列車ロボスレイル(イメージ)

ロボスレイルも南アフリカを代表する豪華列車で、その魅力は贅沢な車内設備と壮大な景色を楽しめるところです。1930年代にタイムスリップしたようなクラシックなヴィンテージ車両は細部にまでこだわった豪華な装飾が施されています。車内にはスイートルームがあり、広々としたスペースと快適なベッドでおくつろぎいただけます。ダイニングカーでは、シェフが手掛ける南アフリカの高級料理とともに厳選されたワインを楽しむことができます。ラウンジカーや展望デッキでは、くつろぎながら美しい風景を堪能できます。

No.26 ビクトリアの滝(ビクトリアフォールズ)

ビクトリアの滝(イメージ)

ビクトリアの滝(イメージ)

ビクトリアフォールズは、ザンビアとジンバブエの国境にあり、滝幅約1700メートル、最大落差約108メートルの世界最大級の滝で、その壮大な景観は訪れる人々を圧倒します。ジンバブエ側からは、滝の全景を一望できる眺望ポイントが多数点在しており、大迫力のパノラマビューが楽しめます。ザンビア側では、滝の上部を間近に見られ、リビングストン島のデビルズプールでは滝の縁から覗き込むスリリングな体験が可能です(例年8月半ば~1月半ばの水位が低い時期のみ。毎年川の水量によって時期は変わります)。両国から異なる視点で楽しめるビクトリアフォールズは、自然の驚異を全方位から堪能できるアフリカ大陸屈指の絶景スポットです。

No.27 ザンベジ川

ザンベジ川(イメージ)

ザンベジ川(イメージ)

ザンベジ川は、アフリカ大陸を流れる全長約2500キロメートルの壮大な川で、ザンビア、アンゴラ、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビークを流れてインド洋に注がれます。最大の見どころは世界遺産のビクトリアフォールズで、圧倒的な水量と迫力を誇り、虹や滝の轟音などが体感できます。また、ザンベジ川ではサファリも楽しめ、特にローワー ザンベジ国立公園ではボートサファリやカヌーサファリが人気で、ゾウやカバ、クロコダイルなどの野生動物を間近で観察できるチャンスがあります。

No.28 スタンレー私営保護区(ジンバブエ)

スタンレー私営保護区(イメージ)

スタンレー私営保護区(イメージ)

スタンレー私営保護区はジンバブエの大自然を満喫できるエリアで、多種多様な野生動物と豊富なアクティビティが魅力です。ドライブサファリでは、専属のレンジャーがビッグファイブをはじめとした野生動物を見つけ出し、安全に観察することができます。保護区内にあるロッジはほとんどが独立したヴィラタイプになっていて、プライベートプールやスパが併設されているところも。地元食材を使った料理なども楽しめるなど、大自然の中でラグジュアリーな体験ができます。

No.29 チョベ国立公園(ボツワナ)

チョベ国立公園(イメージ)

チョベ国立公園(イメージ)

チョベ国立公園は、ボツワナ北部に位置する自然保護区で、多様な野生動物と美しい風景が魅力です。このエリアには推定約12万頭のゾウが生息し、特に乾季にはチョベ川沿いで水を求めるゾウの大群が集まる壮観な光景を見ることができます。ボートサファリでは、カバやクロコダイル、鳥類など水辺の生物を観察できることで人気を集めています。サバンナエリアではライオン、バッファローなどが見られ、バードウォッチングも楽しめます。

No.30 ナミブ砂漠(ナミビア)

ナミブ砂漠のデッドフレイ(イメージ)

ナミブ砂漠のデッドフレイ(イメージ)

ナミブ砂漠はナミビアに位置する世界最古の砂漠で、独特な風景と豊かな自然が魅力です。特に有名なのは、赤い砂丘が連なるソッサスフレイエリアで、世界で最も高い砂丘のひとつである「ビッグダディ」や「ビッグママ」に登ることができます。頂上からは、広がる砂漠の絶景を一望でき、特に朝夕の光で赤く染まる砂丘は圧巻です。また、デッドフレイでは白い塩湖の干上がった地面と数百年前に枯れたアカシアの木々が美しい対比を成し、写真撮影スポットとなっています。


南部アフリカのおすすめ観光地30選はいかがだったでしょうか。自然が作り出す壮大な絶景や南半球ならではの多様な植物、大型の野生動物など、ここでしかできない体験を求めて、ぜひ一度訪れてみてください。


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