トルコのおもしろコラム
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トルコのおもしろコラム~トルコの魅力をご紹介~
遠くて近い国・トルコ
メルハバ(こんにちは)!みなさまは「トルコ」と聞いたら何を思い浮かべますか?ケバブ?カッパドキア?イスラム教?絨毯?サバサンド?のびーるアイス?オスマン帝国やサッカーと答える歴史好き・スポーツ好きの方もいるかもしれませんね。
東西に延びるトルコは8つの国と国境を接し、3つの海に囲まれた国。その立地ゆえ「文明の交差点」とも呼ばれ、言葉の通り、地域や都市によって文化や習慣、雰囲気も全く異なります。しかし、共通するのはすべてのトルコ人が「親日家」ということ。街を歩けばたくさんのトルコの人たちが「コンニチハ~」と声をかけてくれます。そんなトルコの、旅行がますます楽しみになる魅力をご紹介します!
世界屈指の親日国
トルコ人は、日本のことが大好きです!これには実は歴史的な背景があります。
1890年(明治23年)、明治天皇への親書を携えたオスマン帝国の親善大使が軍艦「エルトゥールル号」で日本を訪れ、帰国途中、台風接近による暴風雨のため大島村(現在の串本町)樫野崎付近で沈没。大島の人たちは献身的に救護し、乗船していた656人のうち69人を救出しました。この出来事はトルコの教科書にも掲載され、トルコで広く知られるようになったといいます。1985年(昭和60年)のイラン・イラク戦争の際には、215人の在留日本人全員がトルコ航空機により救出されました。エルトゥールル号の遭難時に救助してくれた日本の人たちへの強い思いから、トルコ政府が飛行機をチャーター、日本人救出に動いたのです。このことからトルコは世界屈指の親日国として知られています。
トルコ料理ってどんな料理?辛いの?
トルコ料理はフランス料理や中華料理と並ぶ、世界三大料理のひとつ。オスマン帝国は多様な文化が交差する地域で栄えたため、それは食文化にも大きく反映されています。
トルコの中でも地方によって食文化も変ってくることがあります。たとえばエーゲ海に近い西部では、オリーブオイルをよく使い、サラダや野菜料理が多く、ギリシャの料理と似ています。また、アラブに近い東トルコは肉料理や辛くてスパイシーな料理が多いです(ツアーの場合は、基本的に西部から中央部の辺りを回ることが多いので、辛いものはほとんど出てきません)。日本でも有名なケバブ以外にも、トルコ料理にはナスを使った野菜料理やピラフのようなお米料理、ヨーグルトが入っているスイーツなどのさまざまなバリエーション豊かなメニューが存在します。現地では親しまれているものの、日本ではあまり知られていない美味しい料理もたくさんあります。
トルコアイスが伸びる秘密は原材料
トルコ名物のひとつである「トルコアイス」。普通のアイスは伸びないのに、どうしてトルコアイスはあんなに伸びるのでしょうか?トルコアイスが伸びるのは、原材料の「サーレップ」が大きく関係しています。山岳部に自生するラン科の植物で、球根に含まれる成分が独特の粘りを出しています。近年数が減少し絶滅の危機にあるため、数年前より国外輸出禁止となってしまいました。残念ながら、日本で売られているトルコアイスにはサーレップの粉が使われていないことが多いため、「トルコ“風”アイス」という名称で販売されているのがほとんどです。ちなみにトルコの人々の多くは、この伸びるアイスを食べる際は必ずお水を用意するそう。理由は、合間に水を飲むことで喉つまりを防ぐためだそうです。
トルコでアルコールは飲めるの?
トルコはイスラム教の国だから、お酒は飲めない”と思っている方が多いかもしれません。イスラム教徒が多い国のひとつではありますが、トルコは政教分離を導入しているため、トルコ全土のどこでもアルコールを飲むことができます。ヨーロッパから入ってきたビールが広まり、多くのビラハネ(ビール酒場)を見かけるようになりました。また、現代では国内製造されたビールだけではなく、外国産のビールもポピュラーになり、ワインやブドウから製造されるトルコの蒸留酒ラクなど、さまざまな種類のお酒を楽しむことができます。基本的にはポピュラーにお酒を楽しめるトルコですが、イスラム教徒が信仰心を清めるために行う断食(ラマダン)の期間だけ禁酒する方も多くいます。お酒を愛する気持ちと、信仰心のどちらも大切にした結果生まれた、トルコ独自の文化と言えます。
サンタクロースの起源はトルコ
4世紀、現在のトルコ南沿岸のアンタヤの小さな都市ミラに実在した聖人、聖ニコラウスがサンタクロースのモデルといわれています。不幸な人々を助けるために様々な奇蹟を起こす庶民の味方として親しまれていました。貧困のために身売りをしようとした娘の家の煙突へ金貨を投げ入れ、その一家を助けたという伝説は、そののちサンタクロース・ストーリーの原型といわれています。
1930年ごろまでにはあまり知られていなかったようですが、アメリカの有名な飲み物会社が、おなじみの赤い服と白いひげなどのイメージなどを作ってシンボルとして使いはじめたところ、世界中で知られるようになったと言われています。
トルコのシンボル“チューリップ”
トルコを旅していると、有名なブルーモスクのタイルをはじめ、様々な場所でチューリップもモチーフを目にすることができます。実はチューリップはトルコのシンボル・国花なのです。16世紀、オスマン帝国のスルタン・スレイマン大帝の時代に、神聖ローマ皇帝によってオスマン帝国に派遣されたオーストリアの大使がチューリップの球根を持ち帰ったのがきっかけといわれ地ます。その後、オランダに持ち込まれ栽培されるようになると、一大ブームに発展しました。
イスタンブールでは毎年発になると「チューリップフェスティバル」が開催されます。10カ所以上の大きな公園が会場となるほか、この時期は広場や道路沿いなどにもたくさんのチューリップが植えられます。カラフルで華やかな春のトルコもおすすめです!
トルコのベリーダンス
トルコを旅行するにあたって“本場のベリーダンスも観たい!”と思う方もいらっしゃると思います。ベリーダンスは古代エジプト発祥の世界最古の踊りとされ、インド北部にいたジプシーたちによって世界に広められたと言われています。「ベリー」は英語でおなかを指し、腹部の動きが特徴的だったことからこの様の名が付けられました。ちなみに、中東・アラブ圏内の人々はベリーダンスとは呼びません。トルコでは「オリエンタル・ダンス」と呼ばれています。発祥の地エジプトと比較すると、トルコは肌の露出は多めで、スカートに深いスリットが入っていて足を大胆に魅せる衣装が多くあります。また、ダイナミックで大きな動きが多いのも特徴で、華やかでスピード感もあります。ぜひ本場でお楽しみください!
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