ロシアの観光地・名所スポット
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ロシア観光地情報
ヨーロッパとアジアにまたがる世界最大の国ロシア。首都モスクワや、「北のベニス」と称せられたサンクトペテルブルクには、壮大な歴史と文化が色濃く残っています。モスクワのシンボルである世界遺産「クレムリン」、世界三大美術館「エルミタージュ美術館」、琥珀の間で有名な「エカテリーナ宮殿」など、ピョートル大帝とエカテリーナ2世が築いたロマノフ王朝の奇跡に出会えます。
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モスクワ
赤の広場【世界遺産】
赤の広場の「赤」とは色のことではなく、ロシアの古い言葉で「美しい」という意味です。クレムリン城壁の東側、国立歴史博物館やワシリー寺院に囲まれた、7万3000平方メートルの広場。旧ソ連時代には、メーデーや革命記念祭のパレードなどが行われました。右にあるのは聖ワシリー寺院。民衆に尊敬され、イワン雷帝にも多大な影響を与えたワシリー修道僧にちなんで名づけられました。中心の高い礼拝堂はキリストを表しているとされており、その周囲にある8つの礼拝堂は配置が不均衡であるにもかかわらず、不思議な調和がとれているのです。
GUM(グム)百貨店
GUM(グム)百貨店は、モスクワを訪れる旅行者の多くの方が訪れるデパートの一つです。1893年の公式オープン後、モスクワのメインのショッピングセンターで、モスクワっ子達のお気に入りの散策の場所の一つとなり、現在もモスクワ市の名所旧跡の一つです。グムの中の噴水の周りには、いつも人々が集まっています。
レーニン廟
レーニン廟は有名な建築家アレクセイ・シューセフの設計によって建てられました。実はレーニン廟はユネスコの世界遺産に登録されています。レーニンは第一次世界大戦とロシア革命の時期のロシアで、第2次ロシア革命の指導者となった人物。「レナ川の人」という意味で名づけられました。廟の下には1920年代半ばから腐食防止加工がなされたまるで眠っているかのようなレーニンの遺体が安置されています。
ノボデヴィッチ修道院【世界遺産】
世界遺産に登録され、ロシアを代表するバロック様式であるノヴォデヴィッチ修道院は、1524年にポーランド・リトアニアとの国境紛争の記念として公爵ヴァシーリイ3世によって創立されました。湖畔からの景色はまるで自然の額縁収めた絵画のよう。
コローメンスコエ【世界遺産】
14~17世紀、歴代の皇帝が離宮を構え、現在は特別史跡保護区に指定され公園博物館となっているコローメンスコエ。中でも、世界文化遺産にも指定されている1532年建立のヴォズネセーニエ教会(主の昇天教会)は、この美しい史跡公園の緑の中に息を呑むほどの美しさ。
クレムリン【世界遺産】
「城塞」を意味し、ロシアの多くの都市にあるが、その中でも特に有名なモスクワのクレムリン。ロシアの政治、軍事の中心として繁栄してきた姿を見ることができます。中でも見どころは、武器庫、ダイヤモンド庫。ロシアの歴史を物語る宝物の数々を展示しています。
ウスペンスキー寺院
モスクワのクレムリンの中にある生神女就寝大聖堂(しょうしんじょしゅうしんだいせいどう)はモスクワ大公国の母教会であり、ロシア正教会の著名な大聖堂だった場所。1475年から1479年にかけて、イタリア人建築家アリストーテリ・フィオラヴァンティによって建設されました。ウスペンスキー大聖堂(寺院)とも呼ばれます。
武器庫
帝室所有の貴重品を収める宝物殿。武器、防具類のほか、玉座や衣服や馬車、金・銀製の食器、金糸と真珠をちりばめた高位聖職者のための僧衣など種類は様々。
ダイヤモンド庫
女帝エカテリーナ2世に愛人のひとりが贈ったとても大きなダイアモンド"オルロフ"が収蔵されている他、ロマノフ王朝が集めた宝石類が集まっている。
大砲の王様
鐘楼をはさんで鐘の王様の反対側たたずむ大砲の王様。16世紀末に作られた当時は口径890mm、重量40トンの世界最大の大砲でした。ただ、今まで1度も砲弾を発射したことはなく、砲弾はあくまで飾りとのこと。
サンクトペテルブルク
ロシア連邦の北西部、ネバ川の河口に位置し、バルト海のフィンランド湾に臨む港湾都市。モスクワに次ぐ工業・学術・文化の中心地。1712年から1918年までロシア帝国の首都。一八世紀初めピョートル一世によって建設されペテルブルクと称し、1914年ペトログラードと改称。1924年レーニンの名にちなんでレニングラードに改めたが、1991年現名に改称。現在では大国ロシアの歴史を伝える観光名所となっています。
エルミタージュ美術館
世界有数の美術館のひとつ・エルミタージュ美術館。世界でも名高い美術品ばかりをコレクションした美術館です。この美術館は建築複合体で、冬の宮殿、大エルミタージュ、小エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場という建築群から構成されています。その内部に納められている作品数は、なんと約300万点!1作品を1分ずつ鑑賞しても、すべて鑑賞するのに5年以上かかるほどの量です。次々と現れる名画と、延々と続く豪華な部屋に圧倒されることでしょう。
聖イサク寺院
街の中心部にある聖イサク広場にそびえ立つドーム型の寺院です。寺院の名称はピョートル1世の守護者とされるビザンチンの修道士イサーキィ・ダルマーツキイに由来します。内装は聖書にモチーフを取った場面や聖人の絵(イコン画)が描かれており、絵画・聖壇に劣らず破風のレリーフなど絢爛豪華な装飾に目を奪われます。
血の上の教会
公式名はハリストス復活大聖堂。「血の上の教会」という名前は、アレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられた為、名づけられたそうです。教会内部に彩られた絵は全てモザイク画。極小の石を敷き詰めたイコン画はまるで筆で描いたかのように美しく繊細。一見、石とは思えないほどの完成度です。
サンクトペテルブルク郊外の見どころ
エカテリーナ宮殿
8世紀にピョートル1世が妃エカテリーナ(1世)に石造りのこぢんまりした宮殿を贈ったのが起源となり、1751年から56年にかけてエリザベーター1世の命をうけた建築家ラストレッリによって大改築が行われ、質素な宮殿は華麗なバロック様式の宮殿に変身を遂げました。エカテリーナ宮殿の外壁の全長は740mにおよび、宮殿内部は鏡や金箔を施した見事なレリーフや絵画で装飾されています。
中でも見事なのは琥珀の間。琥珀の装飾パレルは冬宮から移転され、エカテリーナ2世の時代に450kgの琥珀を用いた豪華な部屋は完成しました。第二次世界大戦時ドイツ軍に持ち去られたため、琥珀の間は失われていましたが、1979年から始まった復元作業により、2003年に琥珀の間は完全に復元されました。
ピョートル大帝夏の宮殿の庭園
フランスのベルサイユ宮殿をモデルとしたと言われる、ピョートル大帝の宮殿テラスからは、フィランド湾が望めます。庭園は、「上庭園」と「下庭園」とから成り、無数の噴水が、訪れる人の目を楽しませてくれます。夏時期だけご案内できる庭園です。冬場は宮殿内部の観光にご案内いたします。
※噴水は例年5月中旬から10月上旬までご覧いただけます。ただし天候によりご覧いただけない場合もございます。また、出発月によって、庭園もしくは、宮殿の内部の観光になります。
黄金の環【世界遺産】
モスクワの北東にある12~13世紀より栄えた古都群。これらをつなぐとほぼ環状形になることから「黄金の環」と呼ばれています。古くは、ザリエーシェとも呼ばれており、これらの古い都市は、ロシア史、ロシア正教会における精神文化、芸術、建築などにおける源流が形成された地域として重要視されます。これらの都市は、11世紀から15世紀末にイワン雷帝が各地を征服し中央集権体制を構築するまで、ロシア諸公国の首都として栄華を誇り、都市自体が野外建築博物館とも言えます。
セルギエフ・ポサート【世界遺産】
セルギエフ・ポサートはモスクワの北北東70kmに位置し、中部ロシア平原の丘に建つ街です。15世紀の学問と宗教の中心として栄えた街で、地名の由来でもある14世紀の貴族セルギー・ラドネシスキーが、この地に修道の場として小屋と聖堂を建てたのが始まりです。街の中央には、ロシアのバチカンとも呼ばれる世界遺産「トロイツェ・セルギエフ大修道院」があり、16世紀に建造された城壁に囲まれています。大修道院の中には、1422年建立の「トロイツキー聖堂」、1477年建立の「ドゥホフスカヤ聖堂」、1584年にイワンIII世により建立された「ウスペンスキー聖堂」などがあります。
スズダリ【世界遺産】
スズダリはモスクワの北東220kmにあります。歴史に現れるのは1024年、それ以前から人々が住んでいたと言われている古都です。小鳥のさえずりで目が覚め、草木が輝き出す朝、朝食前ちょっとお散歩をするのがスズダリおすすめの過ごし方。おなかの底から深呼吸をしたくなるその自然を感じていただくなら、スズダリまで是非足を延ばしてください!
ウラジーミル【世界遺産】
1158年建立当初から、ロシアのメイン教会となすべく計画され、15世紀までは、ウラジーミルばかりでなくモスクワ大公などの戴冠式まで総てここで執り行われていました。小高い丘に建つ姿は非常に美しく、後に建立されたモスクワのウスペンスキー寺院はこれを真似て建てられたものです。「黄金の門」は、ウラジーミルの正門です。キエフにある黄金の門を基にして建てられました。門の上にはリゾパラジェーニエ礼拝堂があります。
ヤロスラーブリ【世界遺産】
11世紀初めに、キエフのヤロスラフ賢公が、ヴォルガ川とコータラスリ川の合流点に要塞を築いたことから始まります。
この都市の見所は、12世紀に作られた要塞型のスパソ・プレオブラジェーンスキー修道院で、この中心に建つのは、火災で修道院全体が焼失した後、1516年に建設された3つの黄金のドームがある聖堂です。
ロストフ
ヤロスラーブリ州、ネロ湖のそばに栄えた町で、「黄金の環」を構成する都市のひとつです。862年に記録に登場しています。観光の中心となるのは、クレムリン(城塞)です。教会のドーム、城壁の砦など、どこから見てもロシアのおとぎ話の世界を創造することができる立派な建築が並びます。
キジ島【世界遺産】
オネガ湖に浮かぶ島。キジ島は、ロシア正教会の木造教会建築の美しいアンサンブルで知られています。1960年島全体が木造建築の特別保存地区に指定され、ロシア全土から様々な木造建築が移築され、1990年木造教会建築がユネスコの世界文化遺産に登録されました。
キジ島内の修道院は現在、一部修復作業中のため、外観に覆いがかけられている場合がございます。作業終了は2018年を予定しております。予めご了承ください。
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