屋久島・白谷雲水峡トレッキングツアー・旅行
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白谷雲水峡ルートMAP&ギャラリー
(1)白谷雲水峡入口
(標高約620m)
入口先にある駐車場でトイレを済ませ身支度を整え、管理棟が建つ入口へ。ここで世界自然遺産屋久島山岳部環境保全金(日帰り登山:1,000円/任意)を支払う。歩き始めてすぐに苔むした屋久杉の巨木や白たえの滝が現れ、自然休養林として保護されている豊かな原生林や水の恵みを肌で感じることができる。
(2)飛流おとし
白谷川を流れる落差約40mの滝。岩を絶ち割って勢い良く滑り落ちる水景色は清涼感に満ちている。花崗岩で覆われた川床で降雨時は一気に水が流れるため、大雨の後はさらに迫力を増して水しぶきを間近に感じることもある。
(3)二代大杉
(標高約730m)
白谷雲水峡の中で最大級、空洞化した根元から倒木更新されたことが判りやすい“二代大杉”。
その前に立つと根の太さ、樹高の高さに圧倒されるほどの巨木で、屋久杉らしい幹の皺や瘤を感じられる。
(4)渡渉点
白谷川上部の支流を渡るポイント。増水時は通過に注意が必要だが、苔むした巨岩の間を透き通った清水が流れる様は、白谷雲水峡を代表するフォトスポットのひとつでもある。
(5)くぐり杉
(標高約820m)
樹高約22m、樹齢不明。四方に広がった根の下は人がくぐれるほどの空間となっている。屋久島に多い倒木更新により先代の木の上に新たな杉が生育したものだが、先代の木が朽ち果てたことにより、このような特異な樹形となっている。
(6)シカの宿
(標高約830m)
江戸時代に伐採された屋久杉の切り株で、くぐり杉と同様に根元の内部が空洞化している。ユニークな名前は、穴の中でシカが雨宿りする姿をイメージした小学生によって付けられた(※)もので、実際にヤクシカが内部で休息することもある。
※2013年の世界自然遺産登録20周年記念事業として、白谷雲水峡内にある4つの無名屋久杉の愛称を募集する「無名屋久杉名付け会」事業が行われた。
(7)七本杉
(標高約840m)
樹高18m、樹齢不明。台風などの強風で折れたと言われる主幹から枝分かれした七本の幹が空にむかって腕を伸ばすような様が美しい。白谷雲水峡では最大級の屋久杉のひとつでもあり、それぞれの幹に様々な植物が着生し季節毎に彩りを添えている。
(8)苔むす森
(標高約870m)
林立する屋久杉などの巨木の幹や枝、朽ち果てた倒木・切株、点在する岩石などのすべてを緑のコケが覆う森。その情景は、世界的に有名なアニメーション映画のモデルとなった場所として知られ、霧が立ち込める日などはさらに幽玄な雰囲気となる。
(9)様々なコケ
多雨に恵まれた屋久島には約600種類ものコケ類が自生していると言われている。様々な種類のコケが、樹木に付着する様や岩石や林床をじゅうたんのように覆う様は、屋久島独自の緑の諧調を織り成している。
(10)かみなりおんじ
(標高約985m)
標高の高い稜線近くに立つために落雷に遭い、幹の上部を失った屋久杉で、幹の中は空洞化している。おんじとは鹿児島地方の方言で「おじいさん」の意味で、これもその姿から老人をイメージした小学生によって名付けられた。
(11)辻峠
(標高約979m)
白谷雲水峡を流れる白谷川と、縄文杉トレッキングコースに沿って流れる安房川の分水嶺に位置する峠。山中の無人小屋泊が必要となるが辻峠を越えて楠川分かれに下り、縄文杉や宮之浦岳をめざす壮大な縦走コースも楽しめる。
(12)太鼓岩
(標高約1,050m)
島全体が花崗岩で出来ている屋久島だが、緑豊かな森から一変して大きな花崗岩が突き出した山頂部はまさに絶景。宮之浦岳・永田岳をはじめとする山々や緑深い原生林を一望の下にできる。岩場でもありスペースも限られるため、ここでの食事休憩は基本的に不可。混雑時はゆずり合って記念撮影などを楽しみたい。