神社仏閣めぐりの楽しみ方
クラブツーリズムの神社仏閣めぐり(御開帳・特別拝観)の旅・ツアー!添乗員やスタッフがしっかりサポート。お寺や神社をめぐって古の文化に出会いに行きませんか?普段は拝観できない秘仏や今年だけの特別な催事もご紹介。
神社・仏閣めぐりの楽しみ方
お寺がもっと楽しくなる!お寺での楽しみ方をご紹介します
お寺には「仏像」、「庭園」、「建築」など、見るべきポイントがたくさん。また、お寺ならではの「体験」や「行事」も魅力のひとつです。簡単な基礎知識があれば、お寺めぐりが何倍も楽しくなるはず!あなたも自分なりの楽しみ方を見つけてみませんか?
仏像を楽しむ
仏像は、いつでも見られるわけではない!?
有名寺院では、拝観料を支払えば多くの仏像に出逢えます。しかし本来、信仰上厨子に納め、固く扉を閉ざしている仏像が多いんです。これらを「秘仏」とよんでいます。陽の光が当たらない厨子の中にいらっしゃるだけに、色彩が美しく遺っているものも多く、強く魅了されるものです。
クラブツーリズムでは、「御開帳」にあわせたツアーから、特別に御扉を開けていただく「特別拝観」まで、「秘仏」に出会えるツアーを取り揃えています。長い時間を待って重い扉が開かれるとき、畏敬の感情は最高潮を迎えます。
◆秘仏・御開帳ツアーはこちら
うっとり見ほれる美仏
その昔、貴族や民衆の憧れの的であった仏像。その表情や、彫刻美術の美しさは言語に絶した魅力をもって私たちを圧倒します。仏像は、信仰の対象としてのみならず精神性豊かな美術として気軽に楽しむこともできます。
拝んでいて思わずうっとり見とれてしまいような魅力をもつ仏像のことを、私たち寺旅スタッフは「美仏」と称しており、「美仏めぐり」のツアーもご用意しています。
◆「仏像入門」ツアーはこちら
仏像の特徴に注目してみよう
人それぞれの願いにあった仏様がいた方が信仰しやすいため、仏像には沢山の種類があります。大きく分けて、如来部、菩薩部、明王部、天部の4つに分かれます。
-
如来(にょらい):悟りをひらいている仏さま。
-
菩薩(ぼさつ):如来になるために、衆生を救済し修行中の仏さま。
-
明王(みょうおう):悪い人を従わせるために如来さまが化身した仏さま。
-
天部(てんぶ):バラモン教や日本古来の神様が仏教に取り入られました。人間に近い存在といえます。
これらは、印(手の結び方)や容姿、持ち物などで区別することが出来ます。クラブツーリズムでは、そんな特徴や意味を分かり易くお教えする、講座や講師同行ツアーもご用意しております。
仏像からわかる時代の変遷
現代に様々な流行があるように、仏像の世界にもトレンドがあるんです。その時代の、人々の憧れや想いが映し出された仏像の変遷を追うことで、時代の移り変わりもみることが出来ます。
■飛鳥時代(6世紀末~7世紀頃)
日本に仏像が伝わったの飛鳥時代。唇の両端がかすかに上がったアルカイック・スマイル、アーモンド形の目、衣の襞が左右対称になっているのが特徴です。これは当時の大陸のトレンドで仏像も全般にスリムです。
■天平時代(8世紀頃)
国家プロジェクトとして東大寺大仏がつくられ、国中にお寺がつくられました。この時代は表情や体つきがとても自然です。その後、鑑真が来日すると、同行した仏師によって中国の最先端のスタイルが取り入れられ、仏像は豊満な体型になりました。
■平安時代前期(9~10世紀頃)
肥満型に加えて異様に手が長い仏像や、頭が大きくふくらんだ仏像がつくられるようになります。唐に渡っていた空海が帰国したのをきっかけに日本でも曼荼羅や明王像といった密教美術が広がります。
■平安時代後期(11~12世紀頃)
木材を合わせて一体の仏像にする「寄木造」が主流でした。当時は画期的な手法で、簡単に仏像が作れるようになりました。円満な表情、流れるような衣の線、バランスのとれた体型が特徴です。仏像の完成したスタイルとして現代に受け継がれています。
お寺を楽しむ
お寺での楽しみ方はいろいろあります
座禅、写経、精進料理、法要参列…お寺でのプチ修行やお坊さんのありがたいお話。そんなお寺ならではの体験は、自分を見つめ直し、心と体をリフレッシュさせてくれます。
クラブツーリズムでは、お寺をもっと身近に感じられる体験ツアーを定期的にご案内しております。まずは『体験』で気軽にお寺の文化にふれてみませんか?
お寺はいつもベストシーズン?!
お寺には季節毎の楽しみ方があります。桜や紅葉はもちろん、建築や庭園などの景観美を一年中楽しめます。でもそれだけではありません。お寺で行われる伝統的な仏教行事はお寺での一大イベント!中には東大寺の『お水取り(修二会)』のように千三百年もの間、続いている行事もあります。初詣、節分、お彼岸、花祭り、盆など、お寺では今でも「いにしえからの変わらぬ空間」を体感できます。