【観光地情報】ブルネイ王国旅行・ツアー
観光地情報
~天然資源に恵まれた裕福な国~
ボルネオ島の一部の三重県ほどの国土を待つ小国ブルネイ。
豊富な天然資源に恵まれ、世界でも指折りの大富豪をいわれる王族が暮らす国として知られています。
イスラム教国であるこの国のランドマーク的存在となっているオールドモスクは最高級の建材やインテリアが使われており、
ブルネイの豪華さの象徴として必見です。
オマール・アリ・サイフディン・モスク(オールドモスク)
ブルネイを代表するランドマーク。前国王、オマール・アリ・サイフディンが総工費US$500万をかけて建設、1958年に完成しました。イタリアの大理石、ベルギーやアラビアのカーペット、英国製のステンドグラスなど世界各地から集めた最高級の建材やインテリアが惜しみなく使われています。三方を囲むラグーンには、ブルネイの国力が最大となった16世紀の王室の御座船を模した石船が鎮座。ライトアップされた夜は幻想的な雰囲気に包まれます。
ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク(ニューモスク)
第29代スルタンである現ボルキア国王の即位25周年に合わせて、8年の歳月をかけて建設。1994年に完成したモスクです。優美なオールドモスクに対して、こちらは壮大かつ豪奢な雰囲気。サラセン調の大理石造りの建物、純金のドーム、約5000人が一度に礼拝できる巨大な礼拝堂など見る者を圧倒させます。
ロイヤル・レガリア
王家ゆかりの財宝を保存展示する博物館。現国王の即位25周年を記念して造られたもので、王冠や刀、コーラン、調度品、即位パレードに使われた車といった豪華な品々から、現国王の生い立ちの紹介、写真とビデオによるブルネイ独立までの歴史的な歩みの紹介などさまざまな展示がなされていて、見ごたえも十分です。
カンポン・アイール(水上集落)
16世紀に訪れた西洋人に「東洋のベニス」と称えられたブルネイ。当時から2万世帯以上が暮らしていたと伝えられているのが、ブルネイ川に造られた世界最大級の水上集落です。バルコニーからの投網で小魚やカニを取るなど、伝統的な暮らしぶりも垣間見られるお薦めの場所です。伝統産業である手工芸品のおもな生産地でもあり、人々の暮らしの息吹が感じられます。
旅のアドバイス
<気温>
ブルネイ王国は熱帯性気候のため、年間を通して高温多湿です。年中気温の変化が少なく24度~33度ほどになります。
【バンダルスリブガワンの気温】 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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平均最高気温(度) | 30 | 30 | 32 | 32 | 32 | 32 | 32 | 32 | 32 | 31 | 31 | 31 |
平均最低気温(度) | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 |
<服装>
基本的には夏服をご準備ください。
ただし、イスラム教の国ですので、女性の場合は肌を大胆に露出するスタイルはお控えください。
モスクにおきましては、ショートパンツやノースリーブでは見学できないこともございますのでご注意ください。
<持っていくと便利なもの>
[ティッシュ・ウェットティッシュ]
ホテルやレストラン以外の観光や移動中に利用するトイレには備え付けの紙がない場合がございます。通常より多めにお持ち下さい。
[日よけ対策]
日差しの強い地域なので、帽子、サングラス、日焼け止め、リップクリーム、焼け対策として薄手の長袖をお持ち下さい。
[日本のインスタント食品やお菓子]
お食事は、好きなものが選べるバイキングスタイルが多いです。メニューがやや単調になりがちですので、飽きがきたり食欲がない時に日本食などがあると重宝します。
[雨具]
スコールが降ることもありますので、レインコート、または折りたたみの傘も忘れずにご準備下さい。