奇跡の絶景 利尻・礼文花だより
クラブツーリズムの利尻島・礼文島ツアー特集!添乗員付きならしっかりサポート!姫沼、オタトマリ沼、ポン山、礼文林道といった利尻島・礼文島の観光スポットをめぐるおすすめツアーや、季節の花・おすすめの食などの情報をご紹介。ツアーの検索・お申し込みも簡単です。
きっと見つかる私の旅
奇跡の絶景 利尻・礼文花だより
礼文はなガイドクラブ
松田 香保里さん
尾瀬・北アルプスの山小屋勤務を経て、海のそばから高山植物が咲く礼文島の特異な環境に魅せられ2005年から礼文はなガイドクラブで勤務。
利尻はなガイドクラブ
平沢 芳史さん
礼文島で2シーズンのガイドを経て、2008年から利尻島でガイドを始める。豊かな森と海、そして四季がはっきりと訪れる利尻島の自然に魅了され、5年後に完全移住を果たす。
人の心を魅了する植物の楽園 利尻・礼文
北海道の最北に位置する利尻島と礼文島は、標高2000m以上の山にある高山植物が、海の近くなど低地に生育しており、自然が織りなす奇跡の絶景が見られます。
利尻島は、利尻山を囲むように原生林が広がります。利尻山を望む姫沼やオタトマリ沼、裾野には海岸草原など、心揺さぶる雄大な自然美が印象的です。
礼文島は花の島です。花のシーズンは、見晴らしの良い丘陵地帯に350種類もの花が代わる代わる咲き誇ります。レブンアツモリソウやレブンソウなどの固有種は、世界中でも礼文島でしか見ることができない貴重な植物です。2つの島の違いや、ここにしかない絶景をお楽しみください。
現地花ガイド 松田さん、平沢さんに聞く利尻・礼文の豆知識!
(1)花観賞で気をつけたいポイント
島内は動植物の採取が禁止されています。ハイキングなどを楽しみながら、絶景の中で咲く花を愛でたり、美しい姿を写真に残してあげるのが良いでしょう。写真を撮るのに夢中になり、ついつい散策路を越えてしまったり、花に触れてしまう方もいらっしゃいます。しかし、植物にとっては手を触れるだけでもストレスに繋がり、開花に影響が出たり、それ以上大きくならないこともあります。美しい花々がこの地でいつまでも見られるよう、植物には触れずにやさしく見守ってあげましょう。
(2)6~7月の天気や服装
6・7月の利尻島・礼文島は、暑い日でも18℃~20℃と涼しい場所です。一足早い避暑を体験いただけます。初夏といえども、最低気温は10℃以下になります。体温調節のしやすい薄手のシャツやスカーフなどがあると便利です。
また、気温や海流の影響により、地元では「ジリ」と呼ばれる服がしっとりと濡れるような霧や雨が急に降り出すこともあります。この霧や雨が高山植物たちを育んでいます。島内は強い風が吹くため、雨や霧の際はカッパを着用します。「カッパを着るなんて子供のころ以来だわ」と童心にかえった気持ちで花観賞を楽しむお客様もいらっしゃいます。
(3)利尻・礼文のおすすめグルメやお土産
利尻島のお土産は「蒸しウニの缶詰」がおすすめです。新鮮な利尻産ウニのおいしさがぎゅっと詰まった逸品です。やわらかくてデリケートなウニも缶詰なら安心してお持ち帰りできます。また、保存が利くのも便利ですね。缶を開ければいつでも利尻島の思い出がよみがえりますね。
礼文島も海産物がおいしいですよ。中でも有名なのがホッケです。北海道内でも食べられますが、島のホッケは格別です。「ホッケのちゃんちゃん焼き」を見かけたらぜひ食べてほしいです。お土産には利尻・礼文で採れた「とろろ昆布」がぴったりです。また、秘かに人気を集めているのが、レブンアツモリソウをモチーフにした礼文町のマスコットキャラクター「あつもん」のグッズです。島民はもちろん観光客の方にも愛されています。