イースター島などチリとその周辺国の観光地・名所スポット

チリの海岸から3,700kmの南太平洋上に浮かぶ絶海の孤島。この島を世界的に有名にしたのが、島中に散らばる約900体のモアイ像だ。この石像は、重さ数十トン、高さは3～30mにも及び、まだまだ謎に包まれた部分が多い。

細長いチリのほぼ真ん中に位置し、600万人以上が暮らす首都、サンチャゴの基礎は、黄金を求めてやって来たスペイン人によって築かれた。旧市街には重厚な宮殿や大聖堂があり、落ち着いた雰囲気を漂わせている。

パタゴニア地方の南部の、2,400平方kmの広さの国立公園。国立公園の北側は、ペリト・モレノ氷河で有名なアルゼンチンのロス・グラシアレス国立公園と接しており、西側は、チリのベルナルド・オヒギンス国立公園と接している。

チリのアンデス山脈と太平洋の間にある砂漠。世界一降水量の少ない砂漠といわれる。深く険しく刻まれて岩肌の侵食具合がクレーターのように見える月の谷、岩塩だらけの湖・アタカマ塩湖など、周辺にも絶景が広がる。

ウルグアイ南西部にあり、首都モンテビデオからラ・プラタ河沿いに約180km西方にある古都。スペインとポルトガルの建築様式が混在する世界遺産の町である。岬の先端部に広がる旧市街には、歴史的建造物が今なお多く残されている。

ヨーロッパの都市を思わせるモンテビデオは、30万本以上の街路樹に覆われた緑あふれる街。1825年に独立宣言が行なわれた独立広場に残る石の門は、かつての城塞の名残りである。ここから港までが城塞の内部だった場所で、モンテビデオ発祥の地でもある。

パラグアイの首都アスンシオンは、大河ラ・プラタの最大の支流、パラグアイ川岸に発展した港町である。1537年にスペインが創設した最古の町で、スペイン人からは「都市の母」と呼ばれていた。

パラグアイとブラジルが共同建設で1975年に着工し、91年に竣工した世界最大級のダム。イグアスの滝となって流れ落ちるイグアス川が合流するパラナ川の水を集めている。高さ196m、最大落差95m、全長約8km。