天人峡温泉ツアー・旅行(北海道)
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てんにんきょうおんせん
天人峡温泉
(北海道上川郡東川町)
温泉の名物
柱状節理の絶壁と滝が美しい林の遊歩道
大雪山旭岳の東にはかつて2,000m級の成層火山があったと推測され、約3万年前の大噴火により多量の火砕流が忠別川に堆積。それにより形成された柱状節理が約1万年をかけて浸食され、険しくも美しい天人峡の景観となった。旭岳の残雪が沢を洗い、天津岩、涙岩、七福岩など切り立った奇岩の絶景に原生林の木々が映える春夏は、滝見台と羽衣の滝、2つのコースでフィドンチッドをたっぷり浴びて森林浴を楽しみたい。
温泉のあれこれ
山を愛した文豪が紹介した「羽衣の滝」
文豪の大町桂月は、1921年に中央公論に寄せた紀行文の冒頭で「富士山に登って山岳の高さを語れ、大雪山に登って山岳の大きさを語れ」と著し、大雪山と山中の自然、羽衣の滝を全国に紹介した。各地を旅した桂月は、その年8月大雪山に入り、旭岳山頂から姿見の池へと抜けるルートで3泊。4日目に険しい天女ヶ峰から天人峡温泉に下り、絶景の滝に出会う。その姿を「日光の華厳滝よりは遥に高き也」とし「羽衣の滝」と命名している。
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