クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【中部・東海版】ツアー同行レポート しまなみ海道サイクリング

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「旅の友」中部・東海版7月号に掲載。 ※東日本版、関西版は、記事内容が異なります

旅の友web版7月号

「旅の友」Web版7月号

しまなみ海道サイクリング

斜張橋の多々羅大橋を背に「サイクリストの聖地」の碑の前で撮った記念の一枚

尾道と今治を結ぶ瀬戸内しまなみ海道。穏やかな海に大小の島々が浮かぶのどかな風景が魅
力です(亀老山展望台より)広島県尾道から愛媛県今治までの島々をつなぐ「瀬戸内しまなみ海道」。ここは海上を自転車で渡れる珍しい道路で、国内のみならず世界の自転車愛好家が訪れる人気のサイクリングルートです。瀬戸内の豊かな自然や島の歴史などを間近に感じながら、約75キロの道のりを自転車で走破した3日間の旅をご紹介します。

幅広く50〜80代の方々がご一緒に、サイクリングを楽しまれました。瀬戸内しまなみ海道サイクリングマップ

雨にも、風にも負けず一路、橋を目指す

旅の1日目は向島と因島を結ぶ因島大橋と因島と生口島を結ぶ生口橋の2つの橋を目指します。が、天気はあいにくの雨。雨天時は道路が滑りやすいなどの心配もありますが、ツアーには2日間ともサイクリングガイドの誘導とサポートカーが伴走。さらに大きな荷物は預けて最小限の荷物で自転車を漕げるので安心です。この日は雨に加え、橋上では風も吹きつける悪条件でしたが、旅仲間からは「こんなにしんどい思いをしたからこそ、印象に残った」という声が多く聞かれました。出発前にみんなで掛け声をかけ気合をいれました

尾道港レンタサイクルターミナルで自分に合う自転車を選びます尾道から向島まで渡船を利用。船に乗っての移動も旅の魅力です打ちつける雨にも、風にも負けず元気に自転車を漕ぐ旅仲間因島大橋の内部。道路には尾道までの道のりが表示

地元グルメもお楽しみ♪その@
尾道の尾道国際ホテルで瀬戸内の幸の夕食をご賞味
三角の塔のような形が特徴の生口橋を走る旅仲間。走行時は小雨で周囲の風景も少し見られました

山越え、谷越え、橋を越えて、深まった絆

翌日、天気は回復。今日は多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋、来島海峡大橋を通りゴールの今治を目指します。皆様、昨日一日走ってみて要領がつかめたようで今日はペダルを漕ぐ足取りも軽やか。途中、難所というべき坂道がいくつかありましたが、自転車を降りることなくペダルを漕ぎ続けました。そしてゴールとなった今治のホテル前では旅仲間全員で元気良く「バンザ〜イ」の声とともに笑顔が弾けました。

ゴール地点にて、完走を祝して笑顔で「バンザーイ」
地元グルメもお楽しみ♪そのA
今治の今治国際ホテルにて地元の幸をたっぷり味わう!
自転車で走り始める前に、入念にみんなで準備体操をしますさわやかな風を感じながら、軽やかにペダルを漕いでいきます
サイクリングルートの道しるべとなる「ブルーライン」伯方・大島大橋の上で、しばし休憩する旅仲間
ルート最後の難関ともいうべき来島海峡大橋へ続く坂道を上る旅仲間

走った道のりを振り返りつつバスで尾道へ

最終日は自転車で走った道をバスで観光しながら尾道へ戻っていきます。「橋の手前の坂道はきつかった」「昨日通った道はこの道だったの」など車内ではサイクリング時の思い出話が尽きませんでした。

自転車では行けなかった亀老山展望台にて、来島海峡大橋をバックに撮影
白滝山展望台からは360度の大パノラマを楽しめました村上水軍博物館で瀬戸内の海賊などの話を聞く旅仲間
2010年に総門が再建された大山祇神社も参拝尾道での自由時間で千光寺を参拝された旅仲間

「瀬戸内しまなみ海道」を走る醍醐味は、やはり島々をつなぐ橋上を走れることでしょう。島々を眺めながら、爽快な風を感じて走るひとときは最高です。また橋だけでなく、それぞれの島ごとに、味覚や名所などの魅力があります。私たちがサポートしますので、サイクリングはもちろん、ぜひ、それらをすべて体感してください。

サイクリングシリーズの旅はこちら

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