屋久島のみどころ・気候など
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屋久島の名所案内
西部林道
世界自然遺産に登録されているのは山間部を中心とした島内の一部だが、人が住んでいない西部林道周辺は海岸線までが登録エリアで、車やバスでもアプローチできる。美しい照葉樹林が広がり、ヤクシカやヤクザルなど野生動物の楽園ともなっている。
白谷雲水峡ハイキング
標高約600~1000mの山中に広がる自然休養林。弥生杉・くぐり杉などの巨木も点在する屋久杉の原生林、苔むした岩や林床、シダなどの植物が織り成す緑の諧調に白谷川の清流が彩りを添える。体力や滞在時間に合わせて、様々なコースが選べるのも魅力。
ヤクスギランド
標高1000mの山中に広がる自然休養林。世界自然遺産登録エリア外ながら、千年杉・仏陀杉など屋久杉の巨木をはじめツガ・モミの大木が多く点在する見ごたえのある森。比較的平坦な地形で30分~150分まで様々なコースが整備されているのも魅力。
紀元杉
推定樹齢3000年、樹高19.5m、幹周り8.1mの堂々たる姿で車やバスで間近まで行ける屋久杉では最大の巨木。真下から見上げた苔むした幹と枝のコントラストは見事。着生しているシャクナゲの花(春)やナナカマドの紅葉(秋)など季節感も味わえる。
屋久島の気候
年間降水量
年間降水量は平地部で4,000~4,500mm、山間部で8,000~10,000mmほどと東京が1,500mmに比べるとかなり多いことがわかります。この豊かな水が素晴らしい自然を育んできたのです。年間を通して降水量は多いですが特に6月中旬~7月中旬の梅雨の時期は特に多いです。
気候
温暖な気候のため観光は年間を通して楽しめます。
ただし標高の高い山間部は冬期は積雪も見られるため、登山・ハイキングが目的の方は、比較的天候の安定する3月~6月上旬の春か10月~12月上旬の秋がおすすめです。
屋久島の植物・動物
屋久杉
屋久島の山地に自生している樹齢1000年以上のスギを屋久杉と呼ぶ。島特有の気候から生育が遅く一般の杉よりも長寿であり、縄文杉や紀元杉が代表格。
ヒメシャラ
高さ20mほどまで成長することもある落葉樹。樹皮が秋から冬にかけてむけるためコケが付着せず、赤褐色をした幹は他の樹木に比べてもよく目立つ。
ヤクシマシャクナゲ
屋久島固有種で、5月~6月に白やピンクの美しい花をつける。標高1000m前後以上の山中でしか見ることのできない気高い姿は、登山者を惹きつけてやまない。
サクラツツジ
屋久島では最も広い範囲で見られる花で、桜色から白色まで様々。5月~6月にかけて山麓から山頂部へ徐々に標高を上げながら咲いていく様は、屋久島の春の風物詩。
コケ類
屋久島には実に600種類ものコケ類が自生している。樹木に付着する姿、岩石や林床をじゅうたんのように覆う姿など、屋久島独自の緑の景観を織り成している。
ヤクシカ
屋久島と隣の口永良部島のみに生息するシカ。本土に生息するシカよりも小柄なのが特徴。本来は山中に生息するが、山麓にも進出し食害などの問題も起きている。
ヤクザル
本土に生息するニホンザルよりも小柄で体毛が長く手足の短いずんぐりした姿が特徴。ヤクシカと同じく人を怖がらない事が多いが餌などは与えないよう留意したい。
ウミガメ
屋久島は日本一、世界でも有数のアカウミガメの産卵地として知られる。永田いなか浜では春の産卵期、夏の孵化期に観察会なども催されている。
屋久島の味覚・名産品
焼酎
屋久島の柔水で仕込まれた芋焼酎の数々。「三岳」はその人気から本州でも愛飲されるようになったが、島内限定の銘柄もあり、お気に入りの味を探したい。
トビウオ
屋久島沖を流れる黒潮に乗って回遊するため種子島・屋久島で全国の7割以上の水揚げを誇る。海上を飛翔する引き締まった身は唐揚の他、刺身や練り物にも使われる。
タンカン
亜熱帯の温暖な気候と日差し、海からの風で育まれた果実は、ビタミンCの含有量が通常のミカンの約2倍とも言われており濃厚な甘み。通常2月~3月に旬を迎える。
屋久杉の工芸品
現在は伐採が禁止されているため、かつて伐採された切株や台風などの自然倒木で作られる。緻密な木目が美しい高級家具からキーホルダーまで品揃えも豊富。