カナダ旅行・ツアー・観光

かつてはカウボーイが駆け巡った、隠れた絶景エリア

「アルバータ」という言葉はあまり聞きなれないかもしれませんが、カナダ・アルバータ州はカナダを代表する観光地のひとつ・カナディアンロッキーの大部分を占める州です。カナディアンロッキーより南下した辺りに広がるアルバータ州南部の都市には、カナディアンロッキーとはまた一味異なった、大自然や絶景が広がっています。ちなみに、カナダ名物「アルバータビーフ」はアルバータ州で飼育された牛肉のことです。

カナディアンロッキー観光の玄関口

日本からの直行便も就航しており、カナディアンロッキー観光の玄関口・拠点ともなっているカルガリー。19世紀に、カナダ政府がカルガリー周辺の広大な平原を開拓するため、入植者に無償で開墾地を提供するという製作を打ち出し、世界各地からカルガリーへ多くの農民やカウボーイ達が集まりました。その名残は今でも残っており、カルガリーの人々の心にはカウボーイの精神が受け継がれています。

バッドランドから南へ約150kmのところにあるダイナソー州立公園は、過去300体以上の恐竜の化石が発掘された場所で、ユネスコの世界遺産に登録されています。ビジターセンターには、ロイヤル・ティレル古生物博物館の発掘基地・フィールドステーションがあり、現在も発掘が進められています。

ユニークな地形の荒涼とした渓谷

カルガリーの東約150kmの辺りのエリアを指す「バッドランド」。この地域は川の流れと氷河の浸食作用によって作られた、荒涼とした渓谷が広がったユニークな地形をしています。ドラムヘラーなどは、世界屈指の恐竜の化石の宝庫としても知られています。

ゴールドラッシュと共に栄えた極北の地

ユーコン準州は、西をアラスカの国境と接しており、かつてゴールドラッシュの時代に発展しました。ホワイトホースでのオーロラ観賞も、カナダではイエローナイフに次いで近年に人気を集めてきておりますが、ユーコン準州の魅力は冬のオーロラだけではありません。ツンドラの大地を染める紅葉や、木々の黄葉、多くの野生動物たち、そして秋もオーロラ観賞が可能です。大自然がたくさん詰まったユーコン準州は、ぜひ一度は訪れてみたい場所！

不思議な景観と出会う場所

悠久の時を経て雨風に浸食され、ギザギザにとがった花崗岩の尖峰。そしてその下をじゅうたんのように埋め尽くすツンドラの大地。まるで太古の地球の姿を見ているような、あるいはどこかよその惑星にでも迷い込んでしまったかのような、不思議な景観に出会えるのが、ここトゥームストーン準州立公園です。

カナダ有数のオーロラ鑑賞地

ホワイトホースはオーロラ観賞地としても大変有名です。オーロラシーズン（参考：12月）のホワイトホースの平均気温は-10度。イエローナイフに比べると比較的暖かいのが特徴です。