【定番から穴場まで】東京の紅葉名所11選！

都心から電車で約１時間でアクセスできる、手軽な山として人気の高尾山。山頂からは、晴れていれば富士山が見渡せ、中腹には薬王院、仏舎利塔、飯縄権現堂、四天王門と、自然に囲まれた紅葉スポットが多数あります。高尾山は、中腹まではケーブルカー（リフト）で手軽にアクセスすることができ、複数の散策ルートがあるので、体力に合わせて山歩きを楽しめるのも魅力です。毎年11月には、「高尾山もみじまつり」が開催されます。紅葉の時期に合わせて催し物を楽しむのもよいでしょう。

※感染症拡大の影響によりイベントが中止となる場合もあります。

1695年に五代将軍徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が造成した庭園で、300年以上歴史のある都内でも有数の紅葉の名所です。江戸期の桂離宮の庭園の様式を採用した回遊式築山泉水庭園で、カエデ、ハゼノキ、イチョウなどが、山や池が配された庭園内に色鮮やかに彩ります。「大名庭園のライトアップ」も必見です。紅葉の木々が夜空に浮かび上がり、水面にまばゆく映し出される、幻想的な夜の紅葉をお楽しみいただくことができます。

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青山通りから明治神宮外苑まで、約300メートル続くいちょう並木が有名な、都内を代表する黄葉スポットです。明治神宮外苑は、明治天皇と昭憲皇太后のご遺徳を後世に伝える、文化・スポーツの普及の拠点として、大正15年に明治神宮に奉献されました。青山通りから、黄金に輝くいちょう並木のトンネルと、正面に望む聖徳記念絵画館が、絶景ポイントです。黄葉の時期に開催される「いちょう祭り」には毎年多くの方が訪れます。

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新宿御苑は、徳川家康の家臣・内藤清成が賜った大名屋敷がルーツで、明治39年に皇室庭園として誕生しました。新宿の高層ビル群を望む広大な園内には、フランス式整形庭園(せいけいていえん)、イギリス式庭園、日本庭園などさまざまな形式の庭園があります。紅葉の見頃を迎えると、イチョウやカエデ、サクラなどが園内を鮮やかに彩ります。また、紅葉シーズンには、新宿御苑菊花壇展や菊花壇ライトアップも開催されます。

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大田黒公園は、音楽評論家の大田黒元雄氏の屋敷跡地に、杉並区が日本庭園を整備して、昭和56年に開園しました。荻窪の閑静な住宅街にある穴場的な紅葉スポットとして知られています。園内には樹齢100年を超えるイチョウ並木を始め、ケヤキ、アカマツ、シイノキなどの巨木が立ち並び、数寄屋造りの茶室や、太田氏の仕事部屋であったレンガ色の記念館などが見どころです。紅葉が見頃を迎える期間は夜間ライトアップが実施されます。

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昭和天皇在位50年記念事業の一環としてつくられた総面積180ヘクタールの国営公園。東京の多摩地区を代表する公園の一つであり、自然豊かな園内は水のゾーン・広場ゾーン・森のゾーンなどに分かれています。見どころとしては、かたらいのイチョウ並木やカナール沿いのイチョウ並木の２か所の黄葉をはじめ、日本庭園ではカエデの紅葉も楽しめます。「黄葉紅葉まつり」と、夜のライトアップ「秋の夜散歩」も紅葉のシーズンに開催されています。

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「日本の名水100選」に選定されている渓流を持つ御岳渓谷は、四季折々の渓谷美を楽しめます。特に人気の季節は秋。JR御嶽駅を中心に、多摩川の両岸約4kmにわたり整備されている遊歩道を歩けば、清らかな渓流と、川の両岸に色づく紅葉のコントラストを楽しむことができます。また、遊歩道には、日本画の巨匠・川合玉堂の作品を展示した玉堂美術館や酒蔵、食事処、カフェなどが点在していますので、散策と一緒に、芸術や文化も満喫できます。

潮入の池（海水の池）と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。都会のビル群に囲まれた園内は、潮入の池や、「中島の御茶屋」「松の御茶屋」「燕の御茶屋」「鷹の御茶屋」など、歴代の将軍たちが休憩場所として使っていた、4つの御茶屋などが園内に点在し、紅葉と共に、風情ある景観を楽しむことができます。

大正2年～4年に江口定條（後の満鉄副総裁）の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。その後、昭和49年に庭園として開園しました。武蔵野の段丘の崖にできた谷利用した回遊式林泉庭園で、崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池、樹林で、高低差のある造園手法がみどころです。秋には、木々が色づき、紅葉亭から見下ろす紅葉と池の眺めが絶景です。また、「殿ヶ谷戸の秋を楽しむ」イベントが実施されます。

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秋川は多摩川の支流の中で最大の川です。あきる野市網代付近から、檜原村の北秋川・南秋川まで２０kmにも及ぶ範囲が、秋川渓谷です。都心から電車で60分ほどでアクセスできる場所に、東京都は思えないほどの雄大な自然が広がります。秋には色づく紅葉と清流が織りなす見事なコントラストを堪能できるスポットが数多く点在しています。中でも、檜原街道の温泉施設 「瀬音の湯」へ続く歩行者専用の吊橋、石舟橋付近が絶景ポイントです。

等々力渓谷は、武蔵野台地の南端を谷沢川が侵食してできた、延長約１キロの東京23区内唯一の渓谷です。谷沢川に架かる「ゴルフ橋」から、多摩川に向かう川の流れに沿って散策路を進むと、古墳「等々力渓谷三号横穴」があり、さらに、渓谷の南端には日本庭園・書院や、等々力不動尊などの見どころがあります。本堂前の紅葉と大提灯の朱色のコントラストは、等々力不動尊の秋を象徴する風景と言えます。