観光に疲れたら温泉！大阪おすすめ温泉12選

大阪府南部に位置する泉佐野市にある「犬鳴山」の麓に湧く温泉。大阪市内から車で約1時間ほどの近さにもかかわらず、人里離れた山の秘湯を思わせる雰囲気が魅力です。主な泉質は単純硫黄冷鉱泉で、リウマチ・冷え性・婦人病などに効果があるほか、美肌の湯としても知られています。旅館「不動口館」では、渓流を望む露天風呂と大浴場でのんびり温泉を楽しめます。日帰り入浴も受け付けており、犬鳴山をハイキングした帰りに立ち寄ることも可能です。

その名の通り関西国際空港の近くに湧出する温泉です。空港から車で約10分の場所にある「関空温泉ホテルガーデンパレス」で温泉を楽しめます。泉質は単純温泉で、神経痛・筋肉痛・五十肩・疲労回復などに効能があります。本館と別館それぞれに大浴場を完備しており、24時間入浴が可能。男女入替制（5～6時間ごと）のため、湯めぐりを楽しめます。日帰り入浴も受け付けており、高温フィンランドサウナを備えた貸切風呂はカップルや小さなお子さま連れの家族におすすめです。

大阪府の南東部に位置する河内長野市の山間に湧出する天見（あまみ）温泉。泉質は単純放射能泉で、慢性胆のう炎・胆石症・胃腸障害などに効能があります。温泉に入れるのは、天見川沿いに建つ「南天苑」の一軒のみ。東京駅や日本銀行本店を設計したことで知られる建築家・辰野金吾（たつの きんご）が手掛けた数寄屋造りの建物は、国の有形文化財に登録されています。食事付きの日帰りプランも提供しており、宿泊する場合と同じように部屋でゆっくり過ごせます。

大阪府南部に位置する和歌山県との県境にある葛城山の麓に湧く奥水間（おくみずま）温泉。泉質は、濃度が非常に高いナトリウム塩化物泉で、古くから「療養湯」として親しまれています。関節痛・慢性消化器病・慢性皮膚疾患など様々な効能があることから「奇跡の湯」とも呼ばれています。温泉に入れるのは、周囲を山々に囲まれた一軒宿の「奥水間温泉」のみ。宿泊はもちろん、日帰り入浴（入浴のみ）や食事付きの日帰りプラン、ファミリー向けのプランもあり、利用シーンに合わせて選べます。

大阪市と京都市の中間に位置する高槻市に湧出する温泉。温泉に入れるのは、芥川上流にある景勝地・摂津峡沿いに建つ「山水館」と、系列店の日帰り温泉施設「祥風苑」の2つ。「山水館」は泉質の異なる2種類の源泉を有しており、渓谷に面した露天風呂では美肌効果のある「炭酸水素塩泉」、大浴場では免疫力がアップする「ラドンを含むアルカリ単純泉」を楽しめます。日帰りでの利用も可能で、10種類以上の料理が並ぶハーフバイキング付きのランチプランが人気です。

大阪府北部に位置する箕面（みのお）市に湧出する温泉。日帰り温泉施設「大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン」では、1日たっぷり温泉を堪能できます。泉質は炭酸水素塩泉で、神経衰弱・慢性婦人科疾患などに効能があります。週替わりの薬湯やシルキー風呂、畳風呂などを備えた大浴場や岩盤浴に加え、お祭り気分が味わえる「縁日コーナー」、大衆演劇や歌謡ショーなどを見られる「箕面劇場」などを完備。隣接する「箕面観光ホテル」に宿泊すれば、最上階にある「天空の露天風呂」にも入浴できます。

大阪府南部に位置する岸和田市大沢町にある温泉。地下1,645mの白亜紀時代の地層から湧き出る名泉は、絹のような肌触りから「お湯の羽衣」と称されています。泉質は炭酸水素塩泉で、肩こり・腰痛・糖尿病・美肌などに効能があります。温浴施設「牛滝温泉 四季まつり」では、9:00～21:00は日帰り入浴も可能。宿泊客室やお食事処のほか、バーベキューやキャンプを楽しめるアウトドア施設もあり、家族やグループでの利用におすすめです。

大阪と奈良の県境にある生駒山の麓に建つ「ホテルセイリュウ」に自噴する温泉。泉質は全国的にも希少な「ラジウム泉」で、動脈硬化・外傷後遺症・痛風などに効能があります。地上70階相当の高さにある大浴場と露天風呂から街並みを一望でき、夜には眼下に広がる夜景を楽しめます。日帰りプランも複数用意しており、会席料理の昼食と3時間の部屋利用が付いた「楽チン日帰りプラン」や、昼食と夕食が付いた「10時間滞在プラン」など、好みに合わせて選べます。

大阪府南東部に位置する南河内郡太子町に湧出する温泉。太子町は聖徳太子ゆかりの地として知られ、聖徳太子の墓所とされる「叡福寺北古墳」や、聖徳太子の母と妃が葬られている「太子御廟（たいしごびょう）」などの史跡が点在しています。温泉の泉質は単純温泉で、運動器障害・神経麻痺・リウマチ・神経症などに効能があります。宿泊施設の「太子温泉」では、日帰り入浴も受け付けており、岩風呂の大浴場と檜の浴槽を備えた露天風呂で、日々の疲れを癒せます。

大阪府北西部に位置する豊能郡能勢町にある温泉。日帰り温泉施設「山空海温泉」で、源泉かけ流しの温泉を楽しめます。山奥の田園地帯に小屋が数棟建っており、屋根に描かれた温泉マークが目印。温泉マニアの間では「秘湯」として知られており、浴場には硫黄の香りが漂います。熱め・ぬるめ・源泉の3種類の浴槽があり、アトピー・湿疹・リウマチなどに効能があります。入口には飲泉所があり、1リットル10円で持ち帰りも可能です。

大阪府南東部に位置する河内長野市に湧出する温泉。推古天皇の時代（592年～628年）に開湯された歴史ある温泉です。「憩いの宿 河内長野荘」が一軒宿として源泉を持っており、露天風呂からは大阪平野と金剛連山の景色を眺められます。泉質はナトリウム・マグネシウム塩化物泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛などに効能があります。温泉入浴とレストラン利用券（822円分）がセットになった「日帰り温泉パック」もあり、大阪市内から少し足を延ばして温泉旅行を楽しめます。

大阪府北西部に位置する池田市伏尾町にある温泉。温泉旅館「不死王閣」で温泉を楽しめます。泉質は放射能泉（ラジウム泉）で、リウマチ・やけど・切り傷・神経痛などに効能があります。開放的な庭園露天風呂のほか、サウナや寝湯などの多彩な湯処を備えた大浴場で、ゆっくり温泉を満喫できます。0泊2食など日帰りプランも充実しており、利用シーンに合わせて選べます。大阪市内から車で30分とアクセスも便利。USJや海遊館、道頓堀などの大阪観光の拠点としても最適です。