多彩な温泉を楽しめる!熊本のおすすめ温泉12選

更新日:2020年06月17日

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美肌効果はもちろん、大自然を堪能できる絶景温泉、熊本が発祥といわれる家族湯、情緒あふれる温泉街…。118か所もの数の温泉が点在しているといわれる温泉県・熊本なら、バラエティ豊かな泉質も体験できます。

No.01 黒川温泉

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熊本・阿蘇のさらに奥地の静かな山間にある黒川温泉。渓流沿いに趣のある温泉旅館が立ち並ぶ、海外からの観光客にも人気の温泉郷です。手掘りの洞窟風呂で有名な「山の宿新明館」や、川沿いでせせらぎを聞きながら湯あみできる「山みず木」など、趣向を凝らした露天風呂のある宿ばかり。黒川名物の「入湯手形」でお好きな露天風呂3カ所に入浴したあとは、プリンなど地元の新鮮な素材を使ったスイーツのお買い物やお土産探しなどをお楽しみください。小さい温泉街なので、日帰りでもたっぷり満喫できます。黒川温泉は阿蘇や九重連山、やまなみハイウェイなど人気の観光エリアへのアクセスも良く、絶景ドライブとセットでのご旅行がおすすめです。

No.02 阿蘇温泉

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火の国・熊本のシンボル阿蘇山の麓一帯には、その火山エネルギーの恩恵を受けて温泉地が点在しています。豊富な湯量と絶好のロケーションに恵まれた、日帰り入浴が楽しめる施設がそろっているのも特徴。温泉施設はそれぞれ源泉や泉質が違うので、事前に効能を調べていくつか湯めぐりするのもおすすめ。一カ所で温泉三昧するならば、「阿蘇の司ビラパークホテル」の大浴場「温泉館ゆらり」はいかがでしょう。阿蘇五岳や外輪山が望める展望浴場、露天風呂、3つの貸切内風呂がある総合リゾート温泉施設です。絶景や良質な温泉を満喫したあとは、温泉地周辺にある食事処で阿蘇の名物「あか牛」や「高菜めし」「だご汁」など郷土料理もぜひご賞味を。

No.03 山鹿温泉

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平安初期の「和妙抄」にすでに「湯泉郷」との記載が残る古湯。柔らかな肌触りが特徴で美肌の湯として知られます。共同浴場「さくら湯」は市民に愛されてきた山鹿の元湯で、江戸期の建築様式を再現しています。「さくら湯」をはじめ、「熊入温泉センター」「山鹿どんぐり村」「宮苑温泉」など日帰りで利用できる温泉施設が多数あるのも山鹿温泉の特徴。家族で楽しむなら家族風呂専門の「山伏」、お泊まりでゆっくりするなら露天風呂を備えた広々大浴場のある老舗旅館「清流荘」がおすすめ。山鹿温泉のエリア内には、歌舞伎演芸場の八千代座など歴史的価値のあるスポットがあり、温泉地全体としてレトロな雰囲気が楽しめます。

No.04 玉名温泉

傷ついた白鷺がその傷を癒やしたという伝説が残る玉名温泉。1300年以上の間、こんこんと湧き続けてきた温泉は、リューマチや神経痛に効くといわれる弱アルカリ性のラジウム単純温泉で、無色透明のやわらかい泉質です。玉名温泉の代表格「つかさの湯」は、男女合わせて560坪の大浴場、3種のサウナ、全10室の家族風呂があり、日帰り入浴施設としては九州最大規模。また、お泊まりで優雅なひとときを過ごすなら、創業100年の老舗「山もみじの宿 八芳園」へ。全室半露天風呂付きで、夕食はお部屋食でゆったりと。周辺の観光スポットには、高瀬裏川水際緑地公園のハナショウブがあり、毎年5月下旬から6月上旬が見ごろになります。

No.05 人吉温泉

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球磨川沿いに50ほどの泉源を持つ人吉温泉は、泉質が弱アルカリ単純泉とナトリウム炭酸水素塩泉の2種類で、‟美人の湯”とも言われています。日本屈指の大急流である球磨川の近くに位置する「人吉旅館」は1934年創業の歴史ある旅館。純和風の建物は国の登録有形文化財に登録されていて観光客にも人気の旅館です。日帰りで温泉を楽しみたいなら、手頃な価格で地元の人も通う公衆浴場がおすすめ。「人吉温泉 元湯」は200円(大人料金・2020年4月現在)と気軽に入浴が可能です。家族だけで温泉を満喫したい場合は「貸切湯 癒しの杜」などの家族風呂を利用するのもひとつの手。ひと汗流しながら家族で語り合う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

No.06 平山温泉

里山風景を望みながら温泉をいただける平山温泉には、20以上の温泉施設があります。泉質はアルカリ性単純硫黄泉で、とろりとした柔らかいお湯が特徴。かつてこの里一帯で流行った皮膚病が治ったといわれているほど効能が優れており、熊本藩初代藩主の加藤清正も汗疹の湯治に通ったそうです。日帰りで温泉を楽しみたい方におすすめなのは「平山温泉 湯の蔵」。豊かな自然に囲まれた露天風呂を堪能できることでしょう。家族風呂でプライベートな時間を過ごしたい時は「家族温泉 湯の川」などの貸切湯専門の温泉施設へ。平山温泉観光案内所の近くにある「農家レストラン だっこひゃーご」では、平山温泉郷の特産品「菜の花米」を使用した田舎の家庭料理が味わえます。

No.07 天草下田温泉

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天草西海岸の近くに位置する天草下田温泉は、国民保養温泉地に指定されている温泉地です。加温・加水・循環をしない天然温泉で、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉と塩化物泉の2種類。“美肌の湯”としても知られています。「旅館 伊賀屋」は創業100年以上の歴史を誇る旅館で、天草陶石でできた浴槽でいただく滑らかな湯が人気です。「下田温泉センター 白鷺館」では、入館料500円(中学生以上)で大浴場や露天風呂など7種類の温泉を日帰りで楽しむことができます。天草へ来たのなら、南蛮文化やキリシタンといったこの地ならではの歴史も満喫したいところ。温泉街から海岸沿いを南下すると「大江教会」や「崎津教会」などの観光スポットがあるので、足を運んでみてはいかが。

No.08 松島温泉

九州本土から車で天草諸島へ行くルートの玄関口に位置している松島温泉。前島橋を通り、前島に入ったすぐの場所に位置する「海のやすらぎ ホテル竜宮」は、ドライブなど日帰りで行く場合におすすめの温泉です。露天・展望風呂のほか、貸し切りの露天風呂もあるため家族風呂として利用することもできますよ。温泉に浸かりながら海と島々の景色を思う存分独り占めしたい方は、全客室にテラス露天風呂が完備されている「天草 天空の船」はいかがでしょう。本館はその名の通り、“天空に浮かぶ豪華客船”をイメージして造られています。一戸建て離れの客室もあり、ぜひとも一度は泊まってみたい人気のリゾートホテルです。プライベートな空間で美しい海の眺望を心ゆくまでご堪能ください。

No.09 杖立温泉

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梅林湖から流れる杖立川沿いにある杖立温泉。弱アルカリ性の弱食塩泉で泉質が良いため、湯治目的に足を運ぶ人も多い温泉地です。源泉が98度という高温のため、多くの宿にむし風呂が備わっています。「四季の宿 わかのや」は、そのおもてなしの良さから“一度行くとまた行きたくなる”といわれるほど人気の旅館。泉質の良さから女性客に人気です。宿泊ではなく気軽に家族風呂を満喫したい方は、11種類のお風呂が楽しめる「観音岩温泉」がおすすめ。開閉できる天井を開いて、川のせせらぎを聞きながら日常の疲れを癒してみてはいかがでしょう。毎年4月上旬~5月上旬に開催される鯉のぼり祭りでは、杖立川の上空を優雅に泳ぐ色鮮やかな鯉のぼりも楽しめます。

No.10 阿蘇内牧温泉

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良質かつ豊富な湯量を誇り、阿蘇市の中でも随一の温泉街として知られている内牧温泉。「湯巡追荘」は大浴場や10室の貸し切り家族風呂の他、10名以上で入れる大きな貸切湯もあるため、大所帯で訪れても安心。開湯120年の歴史ある温泉を日帰りで楽しめるのでおすすめですよ。「親和苑」は本館の他に「杜の隠れ家」という和風建築の離れが5棟あり、それぞれの離れには本館の客室にはない専用の露天風呂を完備。喧噪から離れて静かな時を過ごすことができます。内牧温泉へ来たなら、阿蘇のご当地グルメ「あか牛」は外せません! 内牧温泉街にある「いまきん食堂」は創業100余年の老舗大衆食堂。中でも「あか牛丼」は行列ができるほどの絶品です。

No.11 菊池温泉

「化粧の湯」や「美肌の湯」といわれるほど肌触りがよい菊池温泉は、2011年に「日本の名湯百選」( NPO法人健康と温泉フォーラム主催)のひとつに認定されました。温泉街から少し離れた「木立の中の宿 清流荘」では岩風呂や手造りの露天風呂、貸し切りの家族風呂を日帰りで楽しめます。「城乃井旅館」は宿泊客1日9組限定の旅館。貸し切り風呂は蔵造り風の浴室となっており、天井には古民家から譲り受けた梁が通っています。小さい旅館ながら公衆浴場も併設しており、昭和の風合いを感じられる大浴場は今も変わらず人気があります。温泉街周辺には、平安後期から室町時代にこの地を治めていた菊池一族ゆかりの史跡があり、遥かな歴史に思いを馳せるひとときが過ごせます。

No.12 日奈久温泉

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日奈久温泉は熊本県最古の温泉地と言われています。効能の良さから湯治に訪れる人も多く、薩摩藩主の島津侯もよく利用していたそう。温泉街の中でも目を引く「金波楼」は創業100年以上の歴史ある旅館で、三層の木造建築が国の登録有形文化財に認定されています。毎年冬場は地域の特産品である晩白柚を浮かべたお風呂、春先は甘夏みかんを浮かべたお風呂などの名物湯が人気。明治元年に建てられた警察署の分署を改築した「松の湯」は大人200円、子ども100円で入浴できます(2020年4月現在)。公衆浴場でありながら貸切湯があり、壁にはヒノキが、柱は熊本城にも使用されたクリの木が使われており、日帰りで気軽に贅沢な入浴が楽しめる温泉施設です。


熊本には、美肌の湯はもちろん、海・山の大自然を堪能できる絶景温泉、熊本が発祥といわれる家族湯、情緒あふれる温泉街…有名温泉から秘湯まで、バラエティ豊かな温泉がたくさんあります。ぜひ熊本の多彩な温泉を楽しむ旅行に行ってみてはいかがでしょうか?

  • 掲載内容は記事公開時点のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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