雄大なアルプスの大自然を満喫!世界遺産や登山鉄道も!スイスおすすめ観光スポット30選

更新日:2024年10月31日

マッターホルン(イメージ)

マッターホルン(イメージ)

スイスは壮大な自然と豊かな文化が融合する魅力的な観光地です。アルプス山脈に囲まれたこの国は、美しい山岳風景や澄んだ湖が広がり、ハイキングやスキーなどのアウトドアアクティビティを楽しむ人々で賑わいます。多言語国家のスイスでは、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語が話され、多様な文化に触れることができます。世界中の観光客を魅了するスイスで、自然と都市の調和を存分に味わいましょう。

スイスマップ

No.01 マッターホルン

マッターホルン(イメージ)

マッターホルン(イメージ)

スイスを象徴する山として名高い、マッターホルン。スイスとイタリアの国境にまたがる三大名峰の一つです。ピラミッドのように鋭角にそびえ立つフォルムの美しさが、人々を魅了します。おすすめの眺望は登山鉄道で登っていくゴルナーグラート展望台です。7~9月の夏シーズンには、ゴルナーグラート駅からリッフェルベルク駅までのハイキングコースが人気です。道中にある山上湖リッフェルゼーでは、湖畔に映る逆さマッターホルンを眺められることもあります。また、ツェルマットからロープウェイでいくマッターホルン・グレッシャーパラダイス展望台も、天国に来たような雪山の連なりを鳥観できて圧巻です。

No.02 ツェルマット

ツェルマット(イメージ)

ツェルマット(イメージ)

マッターホルンの麓に位置し、スイスの宝石と呼ばれる村ツェルマット。シックでカラフルな建物群とマッターホルンの壮大な美しさを同時に楽しむことができます。環境保全のため電気自動車が走り、ホテル、店、カフェ、バーなど近代設備とともに、歴史的な木造建築や趣のあるタウンハウス風の建物、シャレーが混在していて情緒豊か。名峰マッターホルンの絶景を望む展望台へ行くための、ロープウェイや登山鉄道駅もあるので便利です。

No.03 サースフェー

サースフェー(イメージ)

サースフェー(イメージ)

4000メートル級の山々が連なるミシャベル連峰は、麓町サースフェーからがおすすめです。サース谷の中心にあり、野生動物や高山植物の宝庫である山岳リゾート。スノーボードのメッカとして世界的に有名です。木造小屋の建築など山岳民族のヴァリサーの伝統が息づく素朴な山村の雰囲気も魅力的。ミッテルアラリン展望台や、スノースポーツ、氷河ハイキングに加え、ロープウェイを横目に見ながら森の中をかけ抜けるミニジェットコースターのフェーブリッツも人気です。

No.04 ベルン旧市街

ベルン旧市街 (イメージ)

ベルン旧市街 (イメージ)

ベルン旧市街はユネスコ世界遺産に登録されています。荘厳なベルン大聖堂をはじめとした、中世ヨーロッパを感じる街並みと現代都市機能の共存を特徴とします。街の中心にある大きな時計塔ツィットグロッゲは、クマや兵士があしらわれ、16世紀から動き続けています。中世の石造りが約6km続くアーケードでは、雨の日でもショッピングや食事が楽しめ、天候を気にすることなく地元を感じられるひと時を味わえます。

No.05 ユングフラウヨッホ(トップ・オブ・ヨーロッパ)

スフィンクス展望台 (イメージ)

スフィンクス展望台(イメージ)

ヨーロッパの鉄道駅で最高地点にある「ユングフラウヨッホ」駅には、複合施設「トップ・オブ・ヨーロッパ」が隣接しています。眼前にアレッチ氷河の眺望を楽しめるスフィンクス展望台、地下約20mに造られた神秘的な氷の宮殿アイスパレス、1年を通して銀世界が広がるプラトー雪原など、人気の観光スポットが充実しています。テーマパーク風の通路アルパイン・センセーションでは、動く歩道やジオラマ展示があり、地元の鉄道工事や観光開発の歴史も堪能できます。

No.06 ユングフラウ

ユングフラウ鉄道(イメージ)

ユングフラウ鉄道(イメージ)

「アルプスの乙女」を意味する山、ユングフラウ。この地域ではアイガー・メンヒ・ユングフラウのユングフラウ三山と呼ばれる名峰や4000メートル級の山々が連なり、神々しい山岳景観を描いています。ユングフラウは多くの芸術や文学作品の題材となっており、アルプスで初めて世界遺産に登録されました。グリンデルワルト、ヴェンゲン、ミューレンなどのかわいい山里が観光の基点となり、鉄道やアトラクション、アルプスの大自然を舞台にしたハイキングや登山、スキーなど、アクティビティが満喫できます。

No.07 アレッチ氷河

アレッチ氷河(イメージ)

アレッチ氷河(イメージ)

アレッチ氷河はアイガー・メンヒ・ユングフラウの三名山からマッサ峡谷、ローヌ川へと至る約23kmにおよぶ氷河で、周辺の山々とあわせて世界自然遺産に登録されています。氷河全体の絶景を楽しめる標高2869メートルのエッギスホルン展望台をはじめ、それぞれ異なる角度から眺望できる展望台が4カ所あります。周辺山村等から展望台へは、自然保護のためガソリン車は乗り入れ禁止となっているので、ロープウェイやリフトでの移動がおすすめ。また、氷河エリアへの立ち入りについてはガイド付きツアーのみ許可されており、季節によりトレッキングやスキーツアーを満喫できます。

No.08 グリンデルワルト

アイガーとグリンデルワルト(イメージ)

アイガーとグリンデルワルト(イメージ)

グリンデルワルトは標高1034メートル、ゴツゴツとした岩肌が印象的な名峰アイガーを眼前に望む山岳リゾートで、アイガーに加えメンヒやユングフラウも含めた三山観光拠点のひとつ。伝統的な木造家屋や三角屋根の建物などが立ち並び、牧歌的な風景をのんびり楽しめることも魅力です。また、周辺には全長300㎞にわたるハイキングコースが整備されており、冬は一面の銀世界が広がるスキーコースとなります。お土産物店やレストランなどのお店も充実しており、アクティブな自由行動にも便利なリゾートです。

No.09 ヴェンゲン

メンリッヒェンから見るヴェンゲン(イメージ)

メンリッヒェンから見るヴェンゲン(イメージ)

ヴェンゲンは名峰ユングフラウの麓にある、ラウターブルンネンのU字谷を見下ろせるリゾート地です。メンリッヒェン展望台へと結ぶロープウェイが運行しているほか、クライネ・シャイデック、ユングフラウヨッホへとつなぐユングフラウ地方の観光拠点でもあります。山小屋風木造建築のシャレーや、牛たちが放牧されている牧草地が続き、まるで絵葉書のようなスイスの原風景が広がります。春には野の花の花絨毯、秋は紅葉が美しく、年間を通じてハイキングを楽しめます。冬は一帯が広大なスキーエリアとなり、南東のラウバーホルンでは、アルペンスキーのワールドカップが開催されます。

No.10 ミューレン

ミューレン(イメージ)

ミューレン(イメージ)

ミューレンは標高1650メートル、ラウターブルンネン谷にそそり立つ崖上に佇む山村です。村の中心と標高1907メートルのアルメントフーベルを結ぶケーブルカーもあり、ユングフラウ三山が楽しめる絶景スポットとなっています。アルメントフーベル方面の高山植物やベルナー山群の絶景、ラウターブルネン谷の奥の自然保護区等、多彩なハイキングコースを楽しめるのも魅力です。また、ガソリン車乗り入れ禁止のカーフリーリゾートですので、アルプスの雰囲気と澄んだきれいな空気を満喫できます。

No.11 インターラーケン

インターラーケン(イメージ)

インターラーケン(イメージ)

インターラーケンはブリエンツ湖とトゥーン湖に挟まれたリゾート地で、ベルナーオーバーラント地方の中心的な観光拠点となっている街です。12世紀の修道院に遡る歴史を持つといわれるこの街には、ハーダー・クルム展望台やシルトホルン展望台をはじめ、ヘーエマッテ公園やウンスプネン城等、スイスの自然と文化を堪能できるスポットがたくさんあります。また、現在ではアドベンチャースポーツのメッカともなっており、クルーズやカヤック、パラグライダー、スカイダイビング等多彩なアウトドアアクティビティを満喫する事もできます。

No.12 ブリエンツ湖

ブリエンツ湖の全景とブリエンツ・ロートホルン鉄道(イメージ)

ブリエンツ湖の全景とブリエンツ・ロートホルン鉄道(イメージ)

ブリエンツ湖はベルナーオーバーラント地方のアルプス山麓、インターラーケンを挟みトゥーン湖の反対側に位置するターコイズブルーの湖面が美しい湖です。氷河より流れ込む水が織りなすこの神秘的な湖面は、時間帯によっても微妙にその色を変えていきます。この湖の湖船の歴史は19世紀に遡り、1914年造船の蒸気外輪船「レッチベルグ」を含む5艘の大型船が定期運航しているほか、4月上旬〜10月中旬には、ランチクルーズやディナークルーズなど、さまざまなイベントが楽しめるクルーズ船が運航します。

No.13 ピラトゥス

ピラトゥス(イメージ)

ピラトゥス(イメージ)

ピラトゥスは、ルツェルン近郊にそびえる標高約2100メートルの山です。かつて氷河期の頃ピラトゥス山一帯は氷上に突き出た地形だったため、ここでは多くの高山植物を見ることができます。山頂へは登山鉄道やゴンドラでアクセス。登山鉄道は、最大傾斜48%の急こう配を登る歯車式鉄道です。森を抜け、森林限界をこえて、険しい岩場を力強く進んでいきます。山頂の展望台からは、眼下の青く美しいルツェルン湖とともに、アルプスの壮大な山々を360度パノラマビューで望むことができ、スイス有数の景勝地となっています。

No.14 ルツェルン

ルツェルン(イメージ)

ルツェルン(イメージ)

スイス中央部の都市ルツェルンは、ルツェルン湖畔にある中世の面影を色濃く残す古都です。歴史的な教会や、ムーゼック城壁、ライオン記念碑など歴史的建造物が街のいたるところに点在しています。街のシンボルはカペル橋。ロイス川にかかる約200メートルの屋根付き木造橋で、屋根の内側にはスイスとルツェルンの歴史や、伝記が描かれた板絵が飾られています。湖とアルプスを背景に古建築とフレスコ画があふれるフォトジェニックな街で、ピラトゥス山登山の出発地にもなっています。

No.15 サンモリッツ

サンモリッツ(イメージ)

サンモリッツ(イメージ)

サンモリッツは、周囲をベルニナアルプスに囲まれた地域で、世界中のセレブが集う高級リゾートとして知られています。標高1822メートルにあるこのリゾートは年間300日が晴天で、水辺がいつも輝いていることから「シャンパン気候」と呼ばれ、夏にもハイキングやセーリングで賑わい、一年中観光客がたえません。マッターホルンを目指しスイスを横断する氷河特急と、アルプスの峠を越えイタリアを目指すベルニナ鉄道の旅は、この地から始まります。

No.16 氷河特急(グレッシャー・エクスプレス)

氷河特急とランドバッサー橋(イメージ) ⒸGlacier Exporess AG

氷河特急とランドバッサー橋(イメージ) ⒸGlacier Exporess AG

氷河特急は、スイス東部の高級リゾート地サンモリッツと、マッターホルンの麓ツェルマットを約8時間かけて結ぶ全長291kmの観光列車です。車窓には氷河や峡谷が広がり、車内では地域特産品を使用した料理を楽しめ、ゆったりとした旅を満喫できます。中でも一番の見所は、国定重要文化財に認定されている世界有数の鉄道遺産ランドバッサー橋。峡谷に架かる高さ65メートルの石造橋で、橋が大きなカーブを描いているため、前方車両が峡谷を乗り越えていく様を間近に見ることができます。

No.17 ベルニナ鉄道

ベルニナ鉄道(イメージ) ⒸRhaetische Bahn

ベルニナ鉄道(イメージ) ⒸRhaetische Bahn

ベルニナ鉄道はサンモリッツからアルプスを越え、イタリアのティラーノまでを約2時間で結ぶ観光列車。アルプス山中のビアンコ湖やピッツベルニナ、氷河、渓谷を通りながら、高低差1800メートルを進みます。急峻な地形が続くためループ線という方法が多用されていて、5つのループトンネルで円を描きながら400メートルの高低差を進むシーンや、石造りの橋を用いてループしていくブルージオ橋など、アルプスの山越えを存分に体感できる路線です。

No.18 ベルニナアルプス

ベルニナアルプス(イメージ)

ベルニナアルプス(イメージ)

ベルニナ急行の天井まで伸びるパノラマ窓に一面大迫力でうつる山々。「アルプスのフェスティバルホール」とも呼ばれるこの山々がベルニナアルプスです。標高約4049メートルのピッツベルニナをはじめとした、3000メートル級の山並みには断崖絶壁がそびえ、さらにそこから氷河が流れ出るという大迫力の光景です。一年中雪と氷河に覆われたこの地域は、アクティビティの地として知られており、夏はハイキングや氷河トレッキング、冬はスキーが人気です。

No.19 マイエンフェルト

マイエンフェルト(イメージ)

マイエンフェルト(イメージ)

マイエンフェルトは、児童文学「ハイジ」の舞台となったスイス東部の小さな町です。アニメの中にも登場した、中世の古城や村役場、山へと続く小道、水飲み場などの風景は今も残ります。主人公が冬に過ごした村として描かれたロッフェルスは、親しみをこめて「ハイジ村」と呼ばれています。ハイジの暮らしを再現したハイジハウスという博物館やハイジの山小屋があり、ハイジの世界を堪能できます。

No.20 チューリッヒ

チューリッヒ(イメージ)

チューリッヒ(イメージ)

スイス最大の都市であるチューリッヒ。チューリッヒ国際空港やチューリッヒ中央駅があり、国の玄関口として他の都市とのアクセスにも恵まれています。金融機関が集中する経済・ビジネスの中心地でありながらも、中世の建物が立ち並ぶ小さな町の魅力も兼ね備えています。街のシンボルとして有名なフラウミュンスターやグロスミュンスターといった教会、旧市街を一望できるリンデンホフの丘など、名所旧跡が点在。チューリッヒ美術館やチューリッヒ劇場をはじめとする文化施設も多く、芸術を満喫できる街です。

No.21 バーゼル

バーゼル(イメージ)

バーゼル(イメージ)

バーゼルは、スイスの北西部にある国で三番目に大きな都市です。街の中心をライン川が流れ、フランス・スイス・ドイツの国境があることも特徴。中世の時代から学芸や文化の中心地として発展してきたため、スイスで最古の大学がつくられました。中世の趣きを残す美しい旧市街では、赤い外観が目を引く市庁舎、毎日活気あふれる市場が開かれるマルクト広場などが見どころ。ロマネスクとゴシックの様式が混在する美しい大聖堂、バーゼル・ミュンスターも有名です。

No.22 ザンクト・ガレン

ザンクト・ガレンの大聖堂(イメージ)

ザンクト・ガレンの大聖堂(イメージ)

ザンクト・ガレンは、ドイツとの国境でもあるボーデン湖に近い歴史的な街です。名前の由来となったザンクト・ガレン修道院は、中世ヨーロッパで学問の総本山として知られていました。バロック建築の傑作といわれる大聖堂や、ロココ調の広間が美しい修道院付属図書館などが高く評価され、世界遺産に認定されています。修道院の周辺は車の乗り入れが禁止された旧市街となっているので、街歩きを楽しみましょう。小道や広場には、装飾の見事な出窓の家々や看板がかわいい店などが並び、中世の面影を感じることができます。

No.23 ゼーアルプ湖

ゼーアルプ湖(イメージ)

ゼーアルプ湖(イメージ)

スイス東北部のアッペンツェル地方には、エメラルドグリーンに光りきらめくゼーアルプ湖があります。湖の向こうにアルトマン山とゼンティス山を望む、知られざる絶景スポットです。行き方は、アッペンツェル鉄道の「ヴァッサーラウエン」駅からゼーアルプ湖までを歩いていくルートのほか、ロープウエイでエーベンアルプまで登って、そこから歩いていくルートがあります。湖の周辺は放牧地になっているので牛やヤギたちに遭遇することもあり、スイスを体感するにはうってつけの場所といえるでしょう。

No.24 シヨン城

シヨン城(イメージ)

シヨン城(イメージ)

シヨン城はレマン湖畔に建つ古城で、湖に浮かぶようなたたずまいが魅力です。13〜16世紀にはサヴォワ公が居城し、要塞などの役割も果たしていました。幻想的で美しい姿は多くの詩人や画家たちの作品にも取り上げられていますが、特に19世紀の詩人、バイロンが書いた作品で有名になりました。現在は博物館となっており、城の歴史・文化を紹介しています。ホールや寝室、バルコニー、地下などの空間で美しい壁画や装飾、建築様式を見学でき、スイスでも人気の城となっています。

No.25 ラヴォー地区(レマン湖)

ラヴォー地区のブドウ畑(イメージ)

ラヴォー地区のブドウ畑(イメージ)

レマン湖と雄大なアルプス山脈を臨み、ローザンヌからモントルー郊外までの丘陵にブドウ畑が延々と連なるラヴォー地区。小さな村が織りなす美しい風景とともに、1000年以上にわたって受け継がれてきたブドウ栽培やワインづくりの歴史と伝統が評価され、世界文化遺産に認定されています。「ワイン街道」と呼ばれるハイキングロードを散策したり、ワインセラーや地元のレストラン、カフェをめぐったりして、中世の頃から続く歴史を堪能できます。

No.26 ローザンヌ

ローザンヌ(イメージ)

ローザンヌ(イメージ)

ローザンヌはレマン湖北側に位置するヴォー州の州都です。古代ローマが支配していた時代は、レマン湖畔が軍港や物流拠点として発展してきました。現在では、高級ホテルが立ち並ぶ湖畔のウーシー地区や、ゴシック様式の大聖堂がある旧市街、若者の活動拠点として再開発されたフロン地区など、多彩な魅力に溢れています。国際オリンピック委員会の本部やオリンピック博物館、エルミタージュ財団美術館、パレ・ド・リュミーヌといった見どころが充実。若手バレエダンサーの登竜門といわれるローザンヌ・バレエコンクールが毎年開催され、バレエの聖地ともいわれています。

No.27 ジュネーブ

ジュネーブ(イメージ)

ジュネーブ(イメージ)

スイス第三の都市ジュネーブは、三方をフランスに囲まれた地域です。国際空港が近く、公共交通機関のアクセスも良好なので、スイス観光の拠点として最適です。国連や赤十字の発祥地であり、世界保健機構WHOをはじめ、国際機関の本部が置かれる国際都市としての顔を持ちます。ランドマークとして知られているのは、レマン湖で高さ約140メートルまで吹き上がる大噴水。遊覧船も運行しており、船上から眺めると迫力のある様子を味わえるでしょう。レマン湖沿いにある英国公園は、ジュネーブの時計産業を象徴する花時計が設置されており、記念撮影スポットとして人気があります。

No.28 モンブラン

モンブラン(イメージ)

モンブラン(イメージ)

スイスの山々を訪れた際にぜひ訪れていただきたいのが、隣国のモンブラン。モンブランは、フランス語で「白い山」を意味します。標高4810メートルでヨーロッパアルプスの最高峰。モンブランを満喫するならば、麓の町フランス・シャモニーを起点として観光するのがおすすめです。高速ロープウェイを乗り継いで、標高3842メートルの山頂にあるエギーユ・デュ・ミディ展望台へ行ってみましょう。展望台はガラス張りになっており、フレンチアルプスの雄大な景色に感動することうけあいです。一方、モンブラン山群の向かいにそびえるエギーユ・ルージュの中腹にはブレバン展望台があります。シャモニーからロープウェイが通っていて、エギーユ・デュ・ミディも含めたモンブランを見渡すことができます。

No.29 アイガートレイル

アイガートレイル(イメージ)

アイガートレイル(イメージ)

アイガートレイルは、アイガー北壁直下を歩く下り中心のルートで、アルプス三大北壁のひとつ、アイガー北壁を間近で眺められることが醍醐味です。まずは登山鉄道「アイガーグレッチャー」駅にて下車し、アイガートレイルの看板を通り過ぎて、ガレ地や岩場に作られた道を一列に進みます。次第に標高が低くなって草原の景色へと変わります。その途中で、山からの水が流れ落ちた沢や滝との出会いもお楽しみ。さらに進んでゴールのアルピグレンまで、牧草地の広がるのどかな風景を満喫できます。

No.30 ヘルンリヒュッテ(ヘルンリ小屋)

ヘルンリヒュッテ(イメージ)

ヘルンリヒュッテ(イメージ)

名峰マッターホルンの付け根にあり、マッターホルン登山の拠点として世界中のハイカーに愛される山小屋です。開設当初は登山客が雑魚寝していっぱいになるような小さな小屋でしたが、150周年を祝う建て替えにより個室を完備した宿として新装しました。今や登山家でなくとも、ここに宿泊して感動の絶景を楽しむことができます。ヘルンリヒュッテ(ヘルンリ小屋)への行き方は、ロープウェイにてシュバルツゼーから出発するハイキングコースが有名です。


【雄大なアルプスの大自然を満喫!世界遺産や登山鉄道も!スイスおすすめ観光スポット30選】はいかがでしたでしょうか。アルプスの絶景や湖の透明な美しさ、そして多文化が共存する都市の魅力を存分に楽しめること間違いなし。季節ごとに異なる顔を見せるスイスは、一度訪れるだけではその魅力を語り尽くせません。スイスの旅が心に残る素敵なものになりますように。


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