まずはユネスコ世界文化遺産にも登録された昌徳宮宗廟で歴史を感じて。買い物はブランド品やコスメショップが密集する流行発信地・明洞で。散策には北村韓屋村。伝統家屋が並ぶ昔ながらの風景を楽しめます。
No.01 昌徳宮
1405年、朝鮮王朝第3代国王・太宋が離宮として建てた宮殿。文禄の役で大部分が焼失しましたが1611年に規模を拡大して再建されました。最大の見どころは建物の北側一帯を占める庭園・秘苑。自然を生かした庭園は韓国造園芸術の極みといわれます。昌徳宮は「一般(宮殿)エリア」と「後苑(秘苑)エリア」に分かれております。
基本情報
■住所
99 Yulgok-ro, Waryong-dong, Jongno-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/NyziMEPabZT6ov488
No.02 宗廟
1394年に造営されて以来、李氏朝鮮王朝の歴代の王や王妃の位牌を祭り、祭礼が行われてきた宗廟。焼失、再建、増築などを経て、現在では韓国の単一建造物において最長の造営物となっています。李氏朝鮮王朝時代には何度も大規模な儒教の祭礼が行われ、その伝統は今も受け継がれています。毎年5月の第一日曜日には「宗廟祭」では、人々が伝統的な衣装に身を包み、荘厳な雰囲気の中で雅楽などが優雅に演奏されます。
基本情報
■住所
157 Jong-ro, Hunjeong-dong, Jongno-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/mWKyVj2WzgLNoHxT8
No.03 水原華城
1793年、朝鮮王朝第22代国王・正祖がソウルからの遷都を計画して築いた城。当時の最高技術を用い、華城行宮という王の別邸(現在復元中)を中心に全長5.7㎞の城郭、その要所要所の門、砲台、やぐら、兵士の休憩所、軍事指揮所、訓練所などが東西南北に整然と組み込まれています。夕暮れから夜にかけては城壁がライトアップされ、ひときわ幻想的な雰囲気に包まれます。また、昔から牛の取引が盛んな水原はカルビ発祥の地としても有名です。水原華城を訪れた際はカルビもぜひ味わってみてはいかが。
基本情報
■住所
1−2 Jangan-dong, Paldal-gu, Suwon, Gyeonggi-do
■周辺地図
https://goo.gl/maps/YDN54fPACYpEaZ9s9
No.04 景福宮
ソウル屈指の観光地で、李氏朝鮮王朝の始祖である李成桂が1395年に建設した最初の王宮。当時は200余棟を数える殿閣がありましたが、多くの建物が焼失、破壊、再建の歴史をたどり、現在は本来の姿を取り戻すための復元工事が進められています。景福宮では朝鮮時代に王宮で門の開閉や警備を担っていた「守門軍(スムングン)」の交代の様子を再現した「王宮守門将交代儀式」が火曜を除く毎日開催されます。まるで韓国の歴史ドラマのようなワンシーンをお見逃しなく。
基本情報
■住所
161. 03045、Seoul、Seoul、Jongno-gu Sajik-ro
■周辺地図
https://goo.gl/maps/z7zA2Hw5EqELzFzw7
No.05 曹渓寺
韓国最大の仏教宗派である大韓仏教曹渓宗の総本山。起源は14世紀の高麗時代とされ1910年には覚皇寺、1936年からは太古寺と呼ばれ、1955年に今の寺号に改称されました。境内の大雄殿内には釈迦の肖像が収められており、毎年旧暦4月8日の釈迦誕生日には韓国仏教最大の祭典ともいわれる「燃灯祝祭」が開催されます。期間中はソウル市をあげて祭りが行われ、あちこちに燃灯(提灯)がぶら下げられ幻想的な雰囲気。また、曹渓寺は学業の神様としても知られており、毎年受験シーズンになると合格を祈願する姿が数多く見られます。
基本情報
■住所
55 Ujeongguk-ro, Gyeonji-dong, Jongno-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/gDUxPVpfBLPLv6gRA
No.06 仁寺洞
陶磁器、韓紙工芸、刺繍、茶道具など韓国らしい工芸品の店が集まる街。王朝時代には貴族や位の高い人々が住んでいた由緒あるエリアで、韓国の歴史が感じられる場所です。現代的な建物と韓屋(韓国伝統の家屋)が共存した街並みは日本の京都に近いものを感じさせます。道沿いには露店が並び、値段交渉をしながら買い物が楽しめます。仁寺洞では韓国の伝統家屋を利用した建物で食す「韓定食」がおすすめ。「韓定食」とはご飯と汁物に加え、おかずの盛られた小皿が多数並ぶ韓国の定番メニューのこと。宮廷料理をアレンジした伝統韓定食をはじめ、山菜料理や精進料理など、さまざまなタイプの定食があるので、ぜひ味わってみてください。
No.07 北村韓屋村
韓国を代表する名所のひとつで、朝鮮時代の建物・伝統家屋「韓屋(ハノッ)」が今も数多く残るエリア。かつては王族や両班(ヤンバン)と呼ばれる貴族たちが多く住んでおり、韓国の歴史ドラマに登場するような伝統的な雰囲気が今も色濃く残っています。伝統衣装「チマチョゴリ」の試着やキムチ作りなど韓国の伝統文化を体験できます。また北村韓屋村には、韓屋カフェや瓦屋根が続く街並みを眺められるカフェもあるので、散策中のひと休みにぜひ立ち寄ってみてください。
基本情報
■住所
韓国 Seoul, Jongno-gu, Gahoe-dong, 계동길 37
■周辺地図
https://goo.gl/maps/Y1Cspebn2oE18mhr7
No.08 明洞
ソウルのほぼ中心部にあり、市内屈指の賑わいをみせる繁華街。東西、南北ともに1㎞にも満たないエリアですが、大型ファッションビル、雑貨店、コスメ専門店、レストランなどが林立し、地元の若者から観光客まで多くの人でごったがえしています。また屋台も明洞名物のひとつ。唐揚げやスイーツなどB級グルメの店が多数並び、「ミルキービー(Milky Bee)」ではバラの花びらのようなアイスクリームが人気を集めています。さらに明洞は日本では購入できないコスメ店が多く、コスメ好きにはたまらない街。人気コスメブランド「CLIO(クリオ)」では、クッションファンデやアイシャドウがおすすめです。
基本情報
■周辺地図
https://goo.gl/maps/HibtgyAY9hbMnC6J8
No.09 南大門市場
約1万店がひしめく、ソウルを代表する市場のひとつ。子ども服の卸売りとして有名で安くて可愛い商品が数多くあり、まとめ買いにおすすめです。アクセサリー専門ビルもあり、「ヨンセアクセサリー」は子供用やヘア用のアクセサリーで有名なお店。既製品はもちろん手作り用のパーツも販売しています。お腹がすいたら、行例が絶えない人気の屋台「南大門野菜ホットク」へ。砂糖や野菜などの具をパン生地で包んで揚げたホットクはボリューム満点! ほとんどのお店でクレジットカードが使えますが、市場や屋台では現金(ウォン)が必要な場合もあるので注意しましょう。
基本情報
■住所
Namchang-dong, Jung-gu, Seoul, 韓国
■周辺地図
https://goo.gl/maps/uSkDdGLN3aoYK13b7
No.10 光化門広場
ソウル市民の新しい憩いの場として人気の広場。2008年から工事が開始され、2009年に一般開放された比較的新しいスポットです。広場の最大の特徴は「水」が多用されているところ。広場の守り神でもある李舜臣(イ・スンシン)像の前にある噴水をはじめ、休憩スペースの花壇、広場と道路の間にも水が流れていて涼しげです。広場と道路の間は「水の道」と呼ばれ、光化門に近い場所では道に韓国の歴史が書かれており、歩きながら韓国の歴史を学ぶことができます。夜は広場がライトアップされ、幻想的で迫力ある風景が見られます。
基本情報
■住所
172 Sejong-daero, Sejongno, Jongno-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/nmNN1X4avwNEciij9
No.11 Nソウルタワー
ソウルのシンボルでもある南山の頂にある高さ約240mのタワー。2005年の大規模リニューアルに伴い「南山ソウルタワー」から「Nソウルタワー」と名前を変えました。タワー内にはデジタル施設や各種レストランがあり、夜は360度ガラス張りの展望台からソウル市内の夜景が一望できます。観光客はもちろん地元のデートスポットとしても人気を集めており、タワーにアクセスするケーブルカーの乗車に1時間並ぶこともある程。また、以前はタワーまでタクシーで行くことができましたが、現在はバスまたはケーブルカーのみなので、こちらも注意が必要です。
基本情報
■住所
105 Namsangongwon-gil, Yongsan 2(i)ga-dong, Yongsan-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/9qcMnr89pf9WA5S26
No.12 新沙洞カロスキル
街路樹に囲まれた通りに韓国内外のファッションブランドの大型店舗やセレクトショップ、カフェ、レストランなど洗練された店が並びます。そのひとつ「ISNANA(イズナナ)」はカロスキルに4店舗を展開する有名ファッション店で上品なアイテムが人気。また、韓国で大人気のSPAブランド(全工程を社内完結)の「INDIBRAND」にはナチュラルに着こなせるカジュアルアイテムが豊富に揃っています。小腹がすいたら、赤い入口が印象的な「SCHOOL FOOD」へ。トッポッキなど韓国の定番屋台グルメをお洒落に食べられる人気チェーン店は、食事はもちろん、おやつ時やひとりでも気軽に利用できます。
基本情報
■住所
Sinsa-dong, Gangnam-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/GY9nPeZ2uiKkFZ59A
No.13 ロッテワールド
韓国を代表するテーマパーク。園内は室内の「アドベンチャー」と野外の「マジックアイランド」の2つのエリアに分かれています。敷地面積は約4万坪、延べ床面積18万坪。特に室内遊園地は世界最大規模を誇ります。「マジックアイランド」には約20のアトラクションがあり、スリリングなものがたくさん! ボートに乗って楽しむ「アトランティス」は時速約72㎞で、まるでジェットコースターのようです。お土産におすすめなのが趣向を凝らしたカチューシャ。ロッテワールドのヒロイン・ローリーのカチューシャやかわいいウサギ耳のカチューシャが人気です。
基本情報
■住所
240 Olympic-ro, Jamsil-dong, Songpa-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/pHEdZJGc88vhrLst6
No.14 南山コル韓屋村
1998年にオープンした韓国文化が体験できるテーマパーク。園内には5棟の伝統家屋を移転させた韓屋村と南山の地形を活かして造られた伝統庭園があり、いずれも無料(!)で趣ある建築や庭園散策を楽しむことができます。日本語をはじめ外国語での無料ガイドもあり、韓国の伝統衣装・チマチョゴリ、韓服(ハンボッ)試着体験や韓国の茶道体験が観光客にも人気(体験は有料)。また朝鮮時代の衣装に身を包んだスタッフがいる土産店や休憩にぴったりな韓屋カフェなどもあり、気軽に韓国の伝統文化にふれることができます。
基本情報
■住所
28 Toegye-ro 34-gil, Pil-dong, Jung-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/kmB6FzDEQeTWoaMd6
No.15 奉恩寺
新羅時代に建立された由緒ある寺院。境内は閑静な雰囲気が漂い、華厳経や木版本など数多くの有形文化財を保有しています。奉恩寺では僧侶の生活が体験できる「テンプルステイ」が観光客に人気。テンプルステイでは、滞在中、朝夕のお勤め、睡蓮の提灯作成、茶会などの多彩な体験を通して、仏教僧の暮らしや習慣について学ぶことができます。また、例年お釈迦様の誕生日の時期(旧暦の4月8日)にはカラフルな提灯が境内を彩ります。昼間の華やかさはもちろん、夜はライトアップされ、ひときわ美しい風景が見られます。
基本情報
■住所
531 Bongeunsa-ro, Samseong 1(il)-dong, Gangnam-gu, Seoul
■周辺地図
https://goo.gl/maps/L2TcLHp4ZMjo3p1F8
ソウルのおすすめ観光地15選、いかがでしたでしょうか。グルメもテーマパークもショッピングも、ソウルならまとめて楽しめますよ。
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