世界の金融、商業、文化の中心地のひとつ。夢と野心を持った人たちが世界中から集まってきて生まれる街のエネルギーや、セントラルパークや街角で感じる四季の変化、古さと新しさ・猥雑さと洗練のバランスが魅力です。
No.01 タイムズスクエア
年越しのカウントダウンで有名なニューヨーク最大の繁華街。大きな看板やネオンが街中に溢れ、世界各地から訪れる人々を常に魅了し続けています。世界的に有名な高層ビルが建ち並ぶほか、多くの劇場が集まるブロードウェイミュージカルの中心地にもなっています。ニューヨークタイムズ社の社屋がこの交差点に面していたことが名称の由来で、その建物の電光掲示板には現在でもニュースが流されています。
スタッフのおすすめPoint!
四季折々のイベントが開催され、一年中活気に溢れているところが魅力です。グルメ、アート、花火などのイベントのほか、友達同士でハロウィン、家族でクリスマス、カップルでバレンタインと、どの季節に誰と訪れても楽しめる場所です。そして一生に一度は経験したい、世界で一番有名なカウントダウンイベントも毎年ここで行われています。
No.02 ブロードウェイ
本来、ブロードウェイとはマンハッタン島を南北に走る全長約20kmの通りの名称ですが、一般的に「ブロードウェイ」と呼ばれるのは、42丁目のタイムズスクエアから53丁目までの区間です。タイムズスクエア周辺には多くの劇場が集まっていて、世界中に発信されるニューヨークエンターテインメントのシンボルとなっています。かつては治安の悪さで有名でしたが、現在では観光客や家族連れが深夜まで安心して訪れられる場所となりました。
スタッフのおすすめPoint!
毎晩多数のミュージカルを公演し続けている場所です。ミュージカル好きはもちろん、そうでなくても「どれか一つは見たい」と思わせるだけの魅力があります。毎日約50本もの公演があるので、どんな人でも楽しめます。夜の公演は終演が深夜になることが多いので、子供連れの場合はマチネー公演を行う劇場の多い水曜日がおすすめです。世界中のプロが集まる最高クラスのエンターテインメントが楽しめますよ。
No.03 自由の女神
リバティ島に立つ自由の女神は、“自由の国”アメリカの象徴。自由の女神像は、アメリカ合衆国の誕生100年と両国の変わらぬ友好を記念して、1886年にフランスから寄贈されました。左手には独立宣言書、右手には純金製のトーチを掲げています。台座の下からトーチまでの高さは約93m。弾圧、抑制からの解放、人類は皆自由であることの象徴として、足もとには引きちぎられた鎖と足かせがあり、女神がそれを両足で踏みつけています。
スタッフのおすすめPoint!
女神像に込められた、自由や平等の意味と歴史が人々を惹き付けます。ニューヨークはもちろん、アメリカを代表するアイコンであり、ここを訪れるどんな人にもオススメのスポットです。バッテリーパークからは遠景を、フェリーに乗って近景をといろいろな角度から楽しめますが、やはりリバティ島へ渡って下から見上げる迫力満点のアングルがイチオシ。スタテンアイランド行きのフェリーを利用すると、無料で正面からの写真を撮ることもできます。
No.04 5番街
マンハッタンの中心を南北に走る約12kmの通りが五番街。かつては住宅街でしたが、ホテル業で成功した資産家のキャロライン・アスターが現在のエンパイア・ステートビル辺りに移住したことで、その後、高級店が立ち並ぶ通りへと変わっていったといわれています。5番街沿いにアストリア・ホテル、ウォルドルフ・ストリアが建設されたことにより、商業地区として開発・発展し、現在の姿に生まれ変わりました。
スタッフのおすすめPoint!
5番街といえば高級ブランドショップ。買い物がしたい方も、雰囲気だけ味わいという方も、まずは34丁目から60丁目へ繰り出しましょう。パリのシャンゼリゼ通りやミラノのモンテナポレオーネ通りに並ぶ、世界最高級とされる華やかなエリアがそこにあります。「景色よりもとにかくお買い物!」という方には、老舗高級デパート「サックス・フィフス・アベニュー」「バーグドルフ・グッドマン」、女子好みの小物がそろう「ヘンリベンデル」などがオススメです。
No.05 ウォール街
ニューヨーク証券取引所をはじめ、連邦準備銀行や証券会社、大手銀行などが集中している世界の証券・金融界の中心地・ウォール街。17世紀にオランダ西インド会社が、イギリスなどの敵が攻めてくるのを防ぐために壁を築いたことから「ウォール街」という名前になりました。数々の映画や小説の舞台にもなっていて、特に金融ビジネスにおいては世界を牽引する場所として知られています。
スタッフのおすすめPoint!
世界最大の証券取引所・ニューヨーク証券取引所やニューヨークで最も古い教会であるトリニティ教会があります。観光客が絶えない人気の観光スポットですが、正真正銘のリアルな世界金融の中心地です。世界経済・金融に興味のある方や、歴史に興味のある方には貴重な体験になるかもしれません。
No.06 グラウンド・ゼロ 9/11メモリアル
2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ事件で倒壊したワールド・トレード・センター跡地(グラウンド・ゼロ)にできた記念館。ミュージアムの展示は9月11日の時系列で進み、その日のニュース映像や音声などが流れています。実際のワールド・トレード・センターの地下が利用されており、当時のままのコンクリート壁や残骸などが事件の凄惨さを伝えています。
スタッフのおすすめPoint!
展示物のインパクトもさることながら、建築としての構造、デザインも非常に優れているので、一見の価値があります。滞在時間の目安は1~2時間。映像などのすべての展示を見るのであれば3~4時間は必要です。自分が生きていることを感謝するとともに、同じ悲劇を繰り返してはいけないと、平和を祈る心を改めて感じさせられる場所です。
No.07 セントラルパーク
多くの映画やドラマの舞台にもなっている世界的に有名な公園。大都会ニューヨークの真ん中にありながら、南北4km、東西0.9kmの広大な敷地を有し、ベゼスダ噴水やベルベドーレ城、メリーゴーランドや動物園まで様々な施設が点在しています。ニューヨーカーにとっては憩いの場であり、ジョギングや日光浴、読書、ピクニックなどを楽しむ人々で日々賑わう、まさに都会のオアシス的存在です。
スタッフのおすすめPoint!
ベセスダ噴水やジョン・レノンに捧げられたストロベリーフィールズ記念碑、芝生の広がるシープメドウ、まっすぐな道ザ・モール、ザ・レイクの美しい自然景観、そしてそれらを楽しむレンタサイクル、ボート、馬車のアクティビティなど、たくさんの見どころと施設が揃っています。色々な過ごし方ができるので子どもから大人まで誰にでもオススメできます。一年中楽しめますが、公園全体が黄金色に染まる9~10月の紅葉の時期がベストシーズンといえるでしょう。
No.08 ブルックリン・ブリッジ
マンハッタン島とブルックリンを結ぶ橋。1883年に完成したアメリカで最も古い橋のひとつで、現在でも観光客のほかジョギングや通勤など生活の一部として利用する地元のローカルで賑わっています。遠くから見ても美しい橋ですが、実際に渡ってみるのもまた格別。マンハッタンの美しい景観を眺めながら歩く約30分間は、あっという間に過ぎてしまいます。
スタッフのおすすめPoint!
橋のすぐそこまで迫る摩天楼の景観は圧巻です。また、橋はニューヨークの近代的な光景と相反するようなゴシック調で幾何学的なアートとしての魅力も兼ね備えています。橋の上から望むロウアーマンハッタンのビル群、そして橋を渡り終えたブルックリン・ダンボのフルトンランディング。ブルックリン橋とマンハッタンの息をのむ美しい眺めは、誰の目にも楽しめることでしょう。
No.09 グランド・セントラル駅
1871年に開通したニューヨークの鉄道の拠点駅。現在の駅舎は、1913年に完成した三代目となる建物です。ホームの総数は世界最多の44面67線に及び、一日の利用者は70万人といわれています。駅構内の中央は長さ84m、幅37m、高さ38mの巨大コンコースとなっており、天井には2500もの星々で星座が描かれ、まるでプラネタリウムのようです。
スタッフのおすすめPoint!
天井に描かれたエメラルドグリーンの星座図やコンコースの時計、特徴的な大きなアーチ窓など、建築物としての美しさが堪能できます。また多くの絵映画やドラマの舞台にもなっているので、それらのファンの方にもオススメの場所です。ただし人が多いので、スリ・置き引きには要注意。早朝や往来の落ち着いた夜に訪れるのがベターです。
No.10 国連ビル
第2次世界大戦ののち、国際紛争の解決と世界平和の維持のため、1945年に創設された国際連合の本部ビル。国連総会ビル、会議場ビル、事務局ビル、ダグ・ハマーショルド図書館の4つの建物で構成されています。ビル群の周りには193の加盟国の国旗が立っています。国際管理地にあたりどこの国にも属していませんが、予約さえすれば誰でも本部ビル内に入ることができます。
スタッフのおすすめPoint!
ニューヨークにありながらアメリカでない、国際連合が所有する治外法権地域です。オリジナル切手やハガキが買える郵便局を独自に所有し、ここから手紙を出すとオリジナルのスタンプが押してもらえます。また、各国要人が集まり国連総会が行われる総合ホールや、チョコレート、文房具、国旗などのレアグッズが揃うギフトショップもあるので、世界平和維持活動に興味のある人はもちろん、国連マーク付きのレアグッズに興味がある方にもオススメです。
テレビや雑誌で見たあの場所、あの道、あの建物。ニューヨークには、世界中の人々の“憧れ”が詰まっています。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
-
掲載内容は記事公開時点のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。