瞿塘峡は三峡下り最初に通過する峡谷。全長8キロ、三峡の中では最も短く幅も狭い。雄大で壮観峡谷風景を楽しめます。絶壁にはさまれた川幅は100メートルほどしかなく、迫ってくる絶壁に圧倒されることでしょう。例年11月中旬〜下旬頃には周辺の山々が紅葉や黄葉の時期を迎え、より一層美しい風景を楽しめます。
ご案内でき次第、掲載いたします。
三峡とは、長江(揚子江)が四川・湖北両省の境にある巫山(ふざん)山脈を浸食してつくった長さ204キロメートルに及ぶ大峡谷。その中の瞿塘(くとう)峡・巫峡(ふきょう)・西陵峡の三つの険しい峡谷の総称が三峡です。長江沿いには三国誌の舞台となった遺跡や寺廟が点在し、長江沿岸の風光明媚な景色、断崖絶壁の絶景を楽しみながら、三国時代の遺跡めぐりに古代ロマンが蘇り、味わい深い旅になることでしょう。
瞿塘峡は三峡下り最初に通過する峡谷。全長8キロ、三峡の中では最も短く幅も狭い。雄大で壮観峡谷風景を楽しめます。絶壁にはさまれた川幅は100メートルほどしかなく、迫ってくる絶壁に圧倒されることでしょう。例年11月中旬〜下旬頃には周辺の山々が紅葉や黄葉の時期を迎え、より一層美しい風景を楽しめます。
巫峡は三峡下りでは二番目に通過する峡谷。全長45キロ、東に進むほど川幅が狭くなり、緩やかな流れの両岸には峰々が聳え立っています。例年11月中旬〜下旬頃には、両岸の山々の木々が色づき、中国国内でも有名な紅葉スポットとなっています。
西陵峡は三峡くだり最後の峡谷、全長66キロ、三峡の中で最も長い峡谷です。三峡ダム完成前までは、暗礁、難所、急流、険しい奇岩の山々が多く、三峡くだりの難所とされていましたが、葛洲壩ダムが1988年に完成し、それにより流れが穏やかになり、さらに三峡ダムの完成により水位が上がったことで、大型船も通行できるようになりました。西陵峡にて船舶用エレベーターで三峡ダムを通過します。
石宝寨は重慶中心部から約150キロ下流の忠県に位置し、三峡下りの途中に立ち寄る有名な観光地です。建物は断崖の岩を削ったところに作られた木造建築物で、高さは56メートル。明代山頂に3階建ての寺院が建築され、清代に9層の楼閣が増築され、さらに1956年に3層を増築して12層に改築されました。楼閣からは長江の流れと周りの山々の風景を満喫できます。
三峡ダムは洪水の抑制・電力供給・水運改善のために1993年に着工され、2009年に完成しました。下流域の洪水を抑制するとともに、長江の水運に大きな利便性をもたらしています。しかし、建設過程における住民の強制移住等、ダム建設に伴う問題も指摘されています。
神女渓は巫山県の青石鎮と飛来峰の間の全長15mの渓谷です。そのうちの10キロが原始渓谷であり、人は滅多に入れません。三峡ダムの完成により水位が上昇したことで、観光客も奥まで見学できるようになりました。小船に乗り換え、美しい原風景と沿岸に暮らす人々を目の当たりにでき、三峡クルーズの新しい観光ポイントとして人気となっています。
群雄公孫述の居城であり、三国志の英雄である劉備が没した白帝城に上陸観光でご案内します。
荊州古城は三国時代関羽が守った城として有名です。高さ9m、幅10mの堂々とした城壁が東西に細長い楕円状に約10kmも張り巡らされています。城内は今も昔同様に普通の市民が暮らしております。
三国志において欠かせない、中国後漢末期に起こった赤壁の戦いの舞台へ訪れます。
古戦場の後は陳列館にご案内。模型室や資料室をはじめ赤壁の出土品も並びます。
かの劉備が格下とされる諸葛亮へ三度お願いに訪れ有名となった、故事成語「三顧の礼」の地です。
1700年に及ぶ歴史がある黄鶴楼。武漢随一の名所でその町並みと長江が一望できます。
<センチュリー・レジェンド号またはパラゴン号>
■総トン数/12,516トン■全長/141.8メートル■乗客定員/398人■乗組員数/150人■就航年/2013年5月
■船室設備/ミネラルウォーター、シャンプー、石鹸、シャワージェル、歯ブラシ、湯沸かし器(緑茶・紅茶)、タオル、シャワー、トイレ、洗面所、バスローブ、金庫、ライフジャケット(救命胴衣)、冷蔵庫、エアコン、ドライヤー、スリッパ
■船内施設/ジム・サンデッキ・バー・多目的ホール・カフェ・カラオケルーム・ギフトショップ・ビジネスセンター・医務室・シアター・プール・マッサージルーム
三峡クルーズの上陸観光地は歩くところが多くございます!石宝寨へは石段と楼閣の階段約250段、白帝城の観光の際に約300段の階段がございます。本コースは、階段や歩きが多く、足腰が弱っている方は辛く感じる事もございます。また足元は十分にご注意いただき、履き慣れた靴、動きやすい服装でお越しください。足・腰に持病をお持ちの方、階段の昇り降りが難しい方にはおすすめできません。ただし、下船観光はご希望の方のみになりますので、船でお過ごしいただくことも可能です。