南国の楽園!絶景・体験・グルメを楽しむ沖縄離島21選

更新日:2024年09月30日

(イメージ)

沖縄の海と森林(空撮・イメージ)

沖縄では、大小あわせて160もの離島が存在しているといわれています。サンゴ礁に囲まれた海や南国ならではの自然、昔ながらのたたずまいを残す集落など、離島ならではの見どころが目白押し。今回は八重山諸島、宮古諸島、沖縄諸島に浮かぶ、個性豊かな21の島々をご紹介します。

八重山諸島

No.01 西表島

西表島マイラ川上流と森(イメージ)

西表島マイラ川上流と森(イメージ)

世界自然遺産にも認定された西表島は、ほとんどが亜熱帯植物のジャングル。国指定天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシが生息しており、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。マングローブ群とウブンドルのヤエヤマヤシ群落に仲間川天然保護地区や、最大落差約55mのピナイサーラの滝、「神の座」を意味するカンビレーの滝など、秘境と呼ぶにふさわしいスポットが満載です。マングローブクルーズやトレッキングツアーといったアクティビティも充実し、西表島ならではの大自然を体感できます。

No.02 小浜島

小浜島道と空と雲(イメージ)

小浜島道と空と雲(イメージ)

沖縄の方言で八重山のてんぶす(へそ)と呼ばれる小浜島は、八重山諸島のほぼ中間に位置する離島です。テレビドラマの舞台となって注目を集めました。サトウキビ畑が続く一本道「シュガーロード」や赤瓦の民家が軒を並べる集落など、沖縄の原風景が色濃く残っています。海の景色を楽しむならば大岳(うふだき)へ。頂上にある展望台では、グラデーションが美しい海とともに竹富島、石垣島、西表島など8つの八重山の島々を臨む絶景が広がります。

No.03 竹富島

竹富島の集落(なごみの塔から・イメージ)

竹富島の集落(なごみの塔から・イメージ)

石垣島の南西約6kmにある周囲約9kmの竹富島。赤瓦の家々や原色の花に彩られたサンゴの石垣、白砂の道など、昔ながらの風景が守り継がれ、重要伝統的建造物郡保存地区にも選定されています。そんな島内を水牛車に揺られながら巡るのが竹富島名物です。人気の観光スポットは別名「星砂の浜」とも呼ばれるカイジ浜。星の形をした砂を探しながら、のんびりとした島時間を過ごせます。浜沿いに歩いて行けるコンドイ浜もおすすめ。白い砂浜とエメラルドグリーンの海がコントラストを描く、絵画のような景色は感動ものです。

No.04 石垣島

石垣島の絶景・川平湾(イメージ)

石垣島の絶景・川平湾(イメージ)

石垣島は、日本の主要空港から直行便でアクセスできる八重山諸島の玄関口。川平湾が石垣島を代表する景勝地で、展望台はブルーのグラデーションの海に小さな島々が浮かび、心に残る風景を描きます。周辺の海にはマンタが集まり、川平石崎マンタスクランブルというダイビングスポットがあるほど。グラスボートに乗ってサンゴや魚が生息する海の世界を満喫してもよいでしょう。ブランド牛・石垣牛や八重山そばといった石垣島ならではのグルメもイチオシです。

No.05 波照間島

波照間島 日本最南端の碑(イメージ)

波照間島 日本最南端の碑(イメージ)

有人島としては日本最南端に位置する波照間島は、石垣島から高速船で片道約1時間の距離。高那崎には、断崖絶壁に荒波が打ち寄せ、迫力のある風景を満喫できます。日本最南端の碑を背景に、記念撮影のスポットとしてもおすすめです。街灯りがほとんどなく、空気がキレイなこともあって天体観測の名所としても知られています。夜空一面に星空が広がり、夏には天の川、12月~6月には南十字星を観測できます。星々を眺めながら、ロマンチックな時間を楽しめるでしょう。

No.06 与那国島

与那国馬(イメージ)

与那国馬(イメージ)

日本で最後に夕日を見ることができる日本最西端の島。晴れた日には遠くに台湾が望めることもある与那国島は、八重山諸島の中でもほかの島とは異なり、独自の文化や自然が根付いた場所です。断崖絶壁に囲まれたダイナミックな自然にあふれ、世界有数のダイビングエリア・トローリングポイントとしても注目を集めています。ダイナミックな引きを楽しめるカジキマグロのトローリングや、ダイビングでの全長100mもある海底遺跡探訪は神秘的で壮大です。また、島のあちこちで天然記念物でもある与那国馬が放牧され、のどかな風景を満喫できます。

No.07 黒島

黒島灯台上空からの空撮(イメージ)

黒島灯台上空からの空撮(イメージ)

黒島は島の形がハートの形に似ており、ハートアイランドという愛称で親しまれています。島内の人口よりも牛の数が圧倒的に多く、牧草の平坦な土地が一面に広がります。坂道が少ないので、島内はレンタルサイクルでの移動がおすすめ。牛やヤギとも遭遇することがあり、のどかな時間を満喫できます。ウミガメの産卵場所として知られ、ウミガメを研究している黒島研究所もあります。浜辺でのんびりと過ごすならば、仲本海岸がおすすめ。サンゴ礁に囲まれ、シュノーケリングにもぴったりです。

宮古諸島

No.01 宮古島

東平安名崎の風景(イメージ)

東平安名崎の風景(イメージ)

宮古島は、宮古諸島の中で最も大きい島で、サンゴ礁が隆起して誕生しました。島内には川がなく、海に土が流れ出ないことから透明度の高いビーチが多数あります。与那覇前浜(よなはまえはま)は、青い海のグラデーションと約7kmも続く真っ白い砂浜とのコントラストが圧巻。宮古島の東の海に突き出した東平安名崎も必見です。長さ約2㎞にわたって続く岬で、視界を遮る高木もなく、迫力のある壮大な景観を描いています。島内ではマンゴーや宮古牛などのグルメを楽しむのもおすすめ。

No.02 伊良部島

伊良部島・渡口の浜(イメージ)

伊良部島・渡口の浜(イメージ)

伊良部島は、宮古島諸島で2番目に大きい島です。宮古島から全長約3,540mの伊良部大橋でつながっており、絶景ドライブを楽しめます。宮古島や池間島、来間島、伊良部大橋を見渡す牧山展望台や「船を見送る岬」という意味を持つフナウサギバナタ展望台など、眺望スポットが充実していることも伊良部島の特徴です。トルコブルーに輝く海の景色を堪能するならば、渡口の浜や佐和田の浜ながおすすめ。カツオ漁が盛んなので、かつお料理もイチオシです。

No.03 下地島(しもじしま)

下地島・通り池(イメージ)

下地島・通り池(イメージ)

下地島は、宮古島の北西に位置する離島です。島の半分以上は空港で占められ、滑走路と海上に伸びる誘導灯桟橋が有名です。人気のスポットは17エンドというビーチ。干潮時のみ、真っ白な砂浜が現れることから「幻のビーチ」とも呼ばれています。透明な海が広がる島の周囲は海中が複雑な地形になっていて、ケーブダイビングを楽しむ人々に愛されています。二つの池が水面下でつながった通り池は、外海とも繋がる珍しい地形で、国の名勝にも指定された天然記念物。神秘的な光景もあって、人魚伝説などの神話も残っています。

No.04 池間島(いけまじま)

池間島のハートロック(イメージ)

池間島のハートロック(イメージ)

池間島は、宮古島と離島を結ぶ3本の橋のひとつ全長約1425mの池間大橋をわたり、海上ドライブを楽しみながらたどりつける小さな離島です。池間ブルーと称された海に囲まれ、所要時間10分で島内を周遊できます。見どころはテレビドラマのロケ地になったイツキービーチで、隆起したサンゴが浸食されてできたハート岩を見ることができます。シュノーケリング初心者でも楽しめる浅瀬のフナスクビーチやカギンミヒダビーチは家族連れに特におすすめです。

沖縄諸島

No.01 水納島(みんなしま)

水納島(空撮・イメージ)

水納島(空撮・イメージ)

水納島は、サンゴ礁に浮かぶ周囲約4㎞の小さな島で、三日月形をしていることから、クロワッサンアイランドと呼ばれています。本島北部の渡久地港から高速船が出ており約15分で到着します。透明度の高い海とサンゴ礁が周りを囲んでおり、遠浅で波も穏やかなため、シュノーケル、バナナボートなどのマリンアクティビティを安全に楽しむことができます。特に水納ビーチが人気で、青い海を眺めながらBBQも楽しむことができます。

No.02 粟国島

粟国島のウーグの浜(イメージ)

粟国島のウーグの浜(イメージ)

島の随所でソテツが自生し、「ソテツの島」とも呼ばれる粟国島(あぐにじま)。数百万年前の火山活動の堆積物でできた島で、南部にあるヤマトゥガーやヤヒジャ海岸では、黒や赤、茶色の地層が独特の景観を眺められます。東側の長浜ビーチではサンゴのリーフに囲まれた砂浜が広がり、海水浴やシュノーケリングも楽しめます。池や森、砂浜や断崖といった自然環境は鳥たちにとっての楽園でもあり、大正池周辺の樹林では、一年を通じて野鳥を観測できることも特徴です。

No.03 伊是名島

伊平屋島と伊是名島(空撮・イメージ)

伊平屋島と伊是名島(空撮・イメージ)

伊是名島(いぜなじま)は、農民から琉球国王になった尚円王(しょうえんおう)の出身地です。難攻不落といわれた伊是名城跡をはじめ、尚円王ゆかりの史跡が見どころ。伊是名村ふれあい民俗館では、歴史・民俗・考古を学ぶことができ、琉球王朝の栄華を伝える品々も展示されています。小高い山が連なる地形でサンゴ礁に囲まれた風光明媚な景色も魅力。島の南東に位置する海ギタラ、陸ギタラは大自然が生み出した人気の絶景スポットです。二見ヶ浦海岸では「日本の渚百選(日本の渚百選中央委員会)」にも選ばれた白い砂浜とコバルトブルーの海を満喫できます。

No.04 久高島

久高島の海(イメージ)

久高島の海(イメージ)

久高島には、琉球の歴史が始まったという言い伝えが残り「神の島」とも呼ばれています。開闢の祖アマミキヨが降臨したというカベール岬や、神の畑という意味を持つハンチャアタイなど、パワースポットファンに人気です。島の土地は「神様からお借りしているもの」との考えから、立ち入れない場所もあるので島のルールを確認してから訪れましょう。久高島の歴史や文化を紹介してくれるガイドツアーを利用するのもおすすめです。

No.05 伊江島(いえじま)

伊江島(イメージ)

伊江島(イメージ)

伊江島は、平坦な島に突き出した城山(ぐすくやま)がシンボルの離島です。フラワーアイランドとしても知られており、1,000種以上のハイビスカスで彩られたハイビスカス園が見どころ。毎年ゴールデンウィークの時期にはユリの名所として知られるリリーフィールド公園では、ハダ植物群落やカダ原洞穴があり展望台が設置されています。また、落花生やさとうきび、伊江牛といった農業が盛んで、伊江島ならではの豊かな食が自慢です。

No.06 阿嘉島

慶良間諸島阿波連園地から見える海の風景(イメージ)

慶良間諸島阿波連園地から見える海の風景(イメージ)

慶良間諸島のひとつである阿嘉島は、那覇市の泊港から高速船で約50分の距離に位置します。港からも徒歩で行ける天城(アマグスク)展望台は、慶留間島や渡嘉敷島、久場島といった慶良間諸島の島々を眺望でき、阿嘉集落や阿嘉大橋も見渡す風景が見どころ。約1kmにわたって続く天然の海水浴場・北浜ビーチ(ニシバマビーチ)もおすすめで、近くの浅瀬でサンゴ礁を見られます。展望デッキを設けたニシバマテラスもあり、くつろぎのビーチタイムを過ごせます。

No.07 慶良間諸島

慶良間諸島・座間味島のチシ展望台(イメージ)

慶良間諸島・座間味島のチシ展望台(イメージ)

慶良間諸島は、大小20余りの島々と数多くの岩礁からなる島しょ群で、国立公園として指定されています。高い透明度を誇る海は「ケラマブルー」とも呼ばれ、多様なサンゴや熱帯魚たちの楽園です。周囲の島々にはダイビングスポットが点在し、ダイバーの聖地としても人気。カヤックに乗って、船では入れない浅瀬や目の前に広がるパノラマ風景を楽しんでもよいでしょう。島々の各所には展望台が設置されており、多島海景観を一望できます。

No.08 瀬底島

瀬底島アンチ浜から望む瀬底大橋(イメージ)

瀬底島アンチ浜から望む瀬底大橋(イメージ)

瀬底島は、沖縄美ら海水族館からは車で約10分という近さ。沖縄本島北部と全長約762mの瀬底大橋で繋がっており、沖縄本島のお立ち寄りにもおすすめです。島の西側には、白い砂浜が約800mも続く瀬底ビーチがあり、伊江島や水納島を望む絶景スポット。島の向こうに沈む夕日が周囲を染めていく様子は圧巻です。瀬底大橋のすぐ下にあるアンチ浜は、透明度の高い海と青い空、白い砂浜のコントラストが見事で、地元の人たちにも人気のスポットです。

No.09 古宇利島(こうりじま)

古宇利島のハートロック(イメージ)

古宇利島のハートロック(イメージ)

古宇利島は、沖縄本島北部にあるエメラルドグリーンの海に囲まれた小さな島。全長約1,960mの古宇利大橋を渡って沖縄本島から車でアクセスできる手軽さが魅力です。島の北側にあるティーヌ浜は、ハート型の岩(ハートロック)が名物となっています。青い海にたたずむ景色はもちろん、夕焼けを背景に眺めるハートのシルエットも見事で写真撮影にももってこいです。古宇利オーシャンタワーの展望台からは、見渡す限り古宇利ブルーの眺望を堪能できます。

No.10 久米島

久米島の奥武島の畳石(イメージ)

久米島の奥武島の畳石(イメージ)

琉琉球王朝時代から美しい島として「球美の島(くみのしま)」といわれてきた久米島。「日本の渚百選(日本の渚百選中央委員会選定)」に選ばれたイーフビーチをはじめ、風光明媚なビーチを満喫できます。久米島町西奥武島(にしおうしま)には、干潮時になると亀の甲羅のような亀甲岩が現れます。島の周囲は1000m級の深い海に囲まれ、多くのダイバーが訪れるスポット。熱帯魚だけでなく、ザトウクジラやジンベエザメ、イルカ、マンタ、ハンマーヘッドシャークが生息しており、ダイバーをわくわくさせる環境です。久米島の海洋深層水で育てられた沖縄久米島ブランドの車海老もぜひお楽しみください。


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