江戸時代の城下町や商家町の景観が残され、多くの観光客が訪れる高山市。中橋や飛騨大乳洞や新穂高ロープウェー、富岳風穴など自然を感じられるスポットも実は豊富なのです。高山祭屋台会館はお祭り好きにおすすめ。
No.01 古い街並
高山市の中心部に位置する「古い街並」は、江戸時代の面影を残す風情ある街です。かつて商人の町として栄えた上町、下町の三筋の街並みは、国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。老舗の酒屋やカフェ、飲食店が軒を連ね、飛騨牛の串焼きやコロッケ等の食べ歩きが楽しめます。上三之町にある「舩坂酒造店」では、試飲をしながら地酒を選んだり、「ほう葉味噌」や「赤かぶら漬」等、お酒と相性抜群の名産品を購入できます。お酒好きの方へのお土産にいかがでしょうか。
基本情報
■住所
〒506-0000 岐阜県高山市上一之町
■周辺地図
https://goo.gl/maps/J9zWQUghPqSnLcPS9
■電車でのアクセス
JR高山本線 高山駅より徒歩約12分
■駐車場
なし
No.02 中橋
「古い街並」から徒歩約5分の場所にある「中橋」は、市内中心部を流れる「宮川」に架かる橋です。全長約35mの朱色の欄干が特徴的。4月中旬ごろには、川沿いの約50本のソメイヨシノが見ごろを迎え、中橋の朱色と美しく調和します。夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪との見事なコントラストが広がり、四季を通して景色を楽しめます。季節ごとにライトアップも行われるため、昼とは異なる幻想的な雰囲気に浸りながら散策を楽しむのもおすすめです。
基本情報
■住所
〒506-0023 岐阜県高山市川原町
■周辺地図
https://goo.gl/maps/YWfYvd962gaLgo8H9
■電車でのアクセス
JR高山本線 高山駅より徒歩約12分
■駐車場
なし
No.03 朝市
「朝市」は、宮川に架かる「鍛冶橋」と「弥生橋」の間で、毎朝8:00ごろから開催されています。地元で採れた新鮮な野菜や果物をはじめ、農家手作りの味噌やはちみつ、小刀の痕跡を活かした飛騨名産の民芸品「一刀彫」等を販売するお店が約40店舗並びます。糖度が高く水分含有量の多い赤かぶや、蜜入りで酸味の少ないりんごが人気。露店の中には、食べ歩きグルメも豊富にあります。ジューシーな飛騨牛をぜいたくに詰め込んだ「飛騨牛まん」や、醤油の香ばしい匂いが特徴の「みたらし団子」等の絶品グルメを堪能できます。
基本情報
■住所
〒506-0841 岐阜県高山市下三之町
■周辺地図
https://goo.gl/maps/j7uNUmexVME6qC9o6
■営業時間
7:00~12:00(4月~12月)
8:00~12:00(1月~3月)
■電車でのアクセス
JR高山本線 高山駅より徒歩約10分
■駐車場
あり(有料)
No.04 高山陣屋
「中橋」からほど近い場所にある国の史跡「高山陣屋」。江戸幕府が飛騨国を直轄領とした1692年から176年もの間、飛騨統治が行われた役所です。江戸時代の陣屋の主要な建築物が残る唯一の遺構であり、幕府が派遣した役人が働いていた「御役所」や、民事裁判所である「北の御白州(おしらす)」、年貢米を保管していた「御蔵」等を見学できます。見どころは、くぎの頭を隠した装飾品「釘(くぎ)隠し」。陣屋の至るところに、火事から建物を守る魔除けの力をもつと言われるウサギ形の釘隠しが約150点あります。ぜひ探してみてください。
基本情報
■住所
〒506-0012 岐阜県高山市八軒町1-5
■周辺地図
https://goo.gl/maps/MPiSTTuR1jHpaqsW7
■開館時間
8:45~17:00(3月~7月、9月~10月)
8:45~17:00(8月)
8:45~16:30(11月~2月)
■入館料
440円(大人/税込)
■電車でのアクセス
JR高山本線 高山駅より徒歩約10分
■駐車場
なし
■電話番号
0577-32-0643
No.05 飛騨大鍾乳洞
飛騨高山と奥飛騨の中間にある「飛騨大鍾乳洞(ひだだいしょうにゅうどう)」は、1965年に発見された全長約800mの洞窟です。およそ2億5千万年以上かけて形成された空間には、つららのように垂れ下がった蒼白の鍾乳石や、天井からの雫によって形成された高さ4.5mの「石筍(せきじゅん)」等、見どころがたくさん。洞窟内は色鮮やかにライトアップされ、神秘的な光景が広がります。平均気温は一年を通して10℃前後のため、夏でも上着を用意して訪れることをおすすめします。
基本情報
■住所
〒506-2256 岐阜県高山市丹生川町日面1147
■周辺地図
https://g.page/syounyuu?share
■営業時間
8:00~17:00(4月~10月)
9:00~16:00(11月~3月)
■入場料
1,100円(飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館共通券/大人/税込)
■電車でのアクセス
JR高山本線 高山駅よりバスで約30分
■駐車場
あり(無料)
■電話番号
0577-79-2211
No.06 飛騨の里
高山市の中心部に位置する「飛騨の里」は、合掌造りをはじめとした江戸時代の民家が移築・復元された集落博物館です。ススキやアシを材料にした「茅葺き屋根」や、板の上に石を置いた飛騨特有の「榑葺き屋根」等の伝統的な建築物を見学できます。建物内部には、実際に使用されていた家具や用具がそのまま展示されており、当時の暮らしを伺えます。飛騨の民芸品が作れる「民芸教室」では、猿の赤ちゃんを模したぬいぐるみ「さるぼぼ」や、糸の束を斜めに交差させたアクセサリー「組ひも」づくりを体験できます。
基本情報
■住所
〒506-0031 岐阜県高山市上岡本町1-590
■周辺地図
https://goo.gl/maps/nqPsyhPezh6u5L6A7
■営業時間
8:30~17:00
■入場料
700円(大人/税込)
■車でのアクセス
中部縦貫自動車道 高山西ICより約20分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0577-34-4711
No.07 新穂高ロープウェー
「新穂高温泉駅」から、標高2,156mの「西穂高口駅」までをつなぐ「新穂高ロープウェー」。日本唯一の2階建てゴンドラに乗り、奥穂高岳や槍ヶ岳の四季折々の絶景を堪能できます。春・夏・秋に期間限定で運行する「星空観賞便」では、静まり返る奥飛騨の山々の頭上に天然のイルミネーションがきらめき、ロマンチックなひと時を味わえます。経由地点である「しらかば平駅」には、森林浴を楽しめる自然散策路や、源泉かけ流しの露天風呂「神宝乃湯」があります。穂高の豊かな自然に囲まれて、ゆったりとした1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
基本情報
■住所
〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷
■周辺地図
https://goo.gl/maps/o16qtYerixemmkFy9
■営業時間
8:30~16:45(4月~11月)
9:00~16:15(12月~3月)
■運賃(新穂高温泉~西穂高口)
1,700円(片道/大人/税込)
■バスでのアクセス
平湯バスターミナルよりバスで約40分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0578-89-2252
No.08 高山祭屋台会館
「櫻山八幡宮」の境内にある「高山祭屋台会館」は、飛騨高山の伝統行事「高山祭」の目玉である屋台を展示している施設です。重さ約2.5トンもの巨大な神輿(みこし)には、一つ一つ職人の手作業で精巧な装飾が施されており、見るものを圧倒する美しさがあります。吹き抜けの展示室は、2階から見下ろすのがおすすめ。個性あふれる屋根の造形をじっくり観察できます。館内にはほかにも、人形の舞「からくり奉行」で使われる「からくり人形」や、衣装の展示があり、祭りの魅力を存分に感じられます。
基本情報
■住所
〒506-0858 岐阜県高山市桜町178
■周辺地図
https://goo.gl/maps/uFP3Bd7Z84UX14Lq8
■開館時間
9:00~17:00(3月~11月)
9:00~16:30(12月~2月)
■入館料
1,000円(高山祭屋台会館・桜山日光館共通券/大人/税込)
■電車でのアクセス
JR高山本線 高山駅より徒歩約20分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0577-32-5100
No.09 飛騨古川
高山市の北部に広がる「飛騨古川」は、白壁土蔵の古い家屋が残る情緒豊かな街です。見どころは、街の中心を流れる「瀬戸川」。重厚な石垣を背景に、約1,000匹もの鯉が悠々と泳ぐさまは必見です。ほかにも、横山大観をはじめとする日本画を展示している「日根野美術館」や、日本酒「蓬莱」の蔵元として有名な「渡辺酒造」等があり、ゆったりと散策を楽しめます。小腹がすいたら訪れていただきたいのが、手作りコロッケの専門店「ひだコロッケ本舗」。飛騨牛をぜいたくに使用したジューシーなコロッケを味わえます。
基本情報
■住所
〒509-4225 岐阜県飛騨市古川町金森町
■周辺地図
https://goo.gl/maps/4pFcRMY6nHu31WK9A
■電車でのアクセス
JR高山本線 飛騨古川駅下車
■駐車場
あり(無料)
北アルプスの絶景が楽しめる「新穂高ロープウェー」や、江戸時代の面影を残す「古い街並」等、自然や歴史を感じられるのが魅力の飛騨高山。観光スポットが高山駅付近にまとまっているため、飛騨牛グルメの食べ歩きをしながら散策するのがおすすめです。
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