都内からも近い！神奈川の観光スポット12選

中区にある「横浜中華街」は、500店舗以上の中華料理店が軒を連ねる日本最大級のチャイナタウンです。肉まんや小籠包等の屋台も出店し、気軽に中華を味わえます。ランチタイムには、100種類を超える豊富なメニューが食べ放題のオーダー式バイキングがおすすめ。北京ダックが絶品の「大珍楼（ダイチンロウ）」や、エビ料理が自慢の「横浜大飯店」が人気です。定番のお土産は、「華正樓（かせいろう）」の「月餅（げっぺい）」。薄めの皮にきめ細かい餡を包んだ、甘さ控えめのお菓子です。

横浜市の西区と中区にまたがる「みなとみらい21」は、1990年代に開発が始まった横浜港に面したエリアです。みなとみらいのシンボル・大観覧車がある遊園地「コスモワールド」や、アミューズメント施設も充実しているショッピングモール「ワールドポーターズ」等、家族で楽しめるスポットがたくさん。2002年に輸入品倉庫から商業施設へと生まれ変わった「赤レンガ倉庫」では、「カレーフェス」や「ストロベリーフェス」等、毎週バラエティに富んだイベントが開催されており、グルメやショッピングを楽しめます。

元町・中華街駅から徒歩3分の場所にある「山下公園」は、1923年に発生した関東大震災のがれきを埋め立てて作られた臨海公園です。横浜港を一望できる眺めと、約160種のバラが植えられた「未来のバラ園」が見どころ。春にはしだれ桜やソメイヨシノが咲き誇り、海風を感じながらお花見を楽しめます。夜景スポットとしても知られており、みなとみらいのビルや遊園地が放つ鮮やかな光を海が反射するロマンチックな風景を観賞できます。

藤沢市に位置する「江の島」は、湘南を代表する観光地です。迫力あるイルカショーが人気の「新江ノ島水族館」や、海の守護神である三姉妹の女神を祀る「江島神社」等、観光名所がすべて徒歩圏内にあるのが魅力です。ランチには、弁天橋から徒歩1分の場所にある有名店「とびっちょ」がおすすめ。新鮮なマグロやイクラ等の海鮮と名物のしらすがたっぷり乗った「とびっちょ丼」が看板メニューです。

川崎市にある「川崎大師」は、1128年に武士である平間兼乗（ひらまかねのり）によって建てられたお寺です。兼乗が夢告（夢の中でのお告げ）により海中から発見した「弘法大師空海」の像をご本尊として祀っています。本堂では、「護摩（ごま）」と呼ばれる炎の力で煩悩を焼き尽くす祈祷を体験できます。御朱印は境内に5つあるお堂で、それぞれ異なる種類のものをいただけます。参拝後は、「大山門」の正面にのびる「仲見世通り」で、おかきやきなこ棒等の食べ歩きを楽しむのがおすすめです。

鎌倉の中心に鎮座する「鶴岡八幡宮」は、1063年に源頼義が京都の「石清水八幡宮」の分霊を鎌倉に迎えたことを起源としています。その後、源頼朝により1180年に現在の地に移されました。勝負運や仕事運にご利益があるとされており、おみくじに「凶」が出やすいことでも有名です。納め箱に奉納すれば、凶運は「強運」に、大凶は「大強」にグレードアップできるため、もし引いてしまっても心配ありません。御朱印は本殿前にある石段下の授与所でいただけます。

横浜市旭区にある「よこはま動物園ズーラシア」には、ユーラシア大陸をイメージした45.3ヘクタールもの広大な敷地に、約100種720匹の動物たちが暮らしています。園内には、「アフリカのサバンナ」や「アジアの熱帯雨林」等の8つのエリアがあり、世界を旅するように動物を観察できるのが魅力です。見どころは、絶滅危惧種に指定されているコンゴ産の「オカピ」。キリン科でありながらシマウマのような柄をしており、ほかの国内の動物園ではほとんど見ることのできない貴重な動物です。

「八景島シーパラダイス」は、東京湾に浮かぶ人工の島を利用して作られた複合レジャー施設です。テーマの異なる4つの水族館や、絶叫アトラクションが楽しめる遊園地等があり、1日中遊び尽くせるのが魅力です。中でも一番人気なのが、水族館ゾーンの「アクアリゾーツ」。700種類の生き物を展示する「アクアミュージアム」や、イルカやペンギンと触れ合える「ふれあいラグーン」が人気です。園内には、海に面したホテル「シーパラダイス イン」もあるため、遊び疲れても安心です。

みなとみらいにある「赤レンガ倉庫」は、大正初期に海外貿易のために建設された歴史的な建造物です。1989年に倉庫としての役目を終え、商業施設として生まれ変わりました。異国を感じさせる倉庫内には、横浜港を一望できるレストランやおしゃれな雑貨ショップが立ち並び、週末には多くの人で賑わいます。倉庫前の広場では、ビールやドイツ料理が味わえる「オクトーバーフェス」をはじめとする多種多様なイベントが開催されており、訪れるたびに異なった楽しみ方ができるのが魅力です。

山下公園内の観光船乗り場に停泊している「氷川丸」は、1930年にシアトル航路用に建造された貨客船です。かつて喜劇王チャップリンも乗船したことで知られています。引退後は係留保存され、2008年に造船技術を伝える展示施設としてオープンしました。映画「タイタニック」をほうふつさせる豪華なヨーロッパ調の食堂や船室を見学できるほか、展示室では氷川丸が引退するまでの約30年間の歴史を学べます。見どころは、現役時代のまま保存されているエンジンや発電機が見られる機関室。大正時代の最先端の技術に圧倒されること間違いなしです。

「大さん橋ふ頭」は、1896年に建設された横浜港で最も歴史のある湾岸施設です。国内外の大型客船が寄港する「横浜大さん橋国際客船ターミナル」として機能しているほか、港を一望できるレストランで食事をしたり、屋上広場「くじらのせなか」で潮風に吹かれながら景色を楽しめるのが魅力。夜景の名所としても有名で、みなとみらいの色とりどりの輝きが海に映る絶景を眺められます。ターミナルからは1日4回、横浜港をクルージングできる観光船も出港しており、海上からも夜景を堪能できます。

新横浜にある「新横浜ラーメン博物館」は、国内外から選りすぐりのラーメン店が軒を連ねるフードアミューズメントパークです。館内は昭和33年のレトロな街並みを再現しており、ノスタルジックな雰囲気の中でラーメンの食べ比べを楽しめます。人気のお店は、利尻島に本店を構える「らーめん味楽」。利尻昆布のうまみが凝縮した醤油ベースのスープに中太のちぢれ麺が絡んだ、極上のラーメンを味わえます。とんこつラーメンがお好きな方には、博多に本店を構える「八ちゃんラーメン」がおすすめ。豚100％の超濃厚スープはやみつきになること間違いなしです。