歴史も景色もグルメも満足！香川観光13選

瀬戸内海に浮かぶ島。島には、大切な人と渡ると願いが叶うと言われる「エンジェルロード」や、映画「二十四の瞳」のロケに使ったセットを改築した「二十四の瞳映画村」、日本三大渓谷美の一つに数えられる「寒霞渓（かんかけい）」など、魅力的な観光スポットが満載。島内のほぼ全域をカバーする路線バス「小豆島オリーブバス」が運行しているので、車がない方でも安心です。ご当地グルメも豊富にあり、手延べそうめんやオリーブオイル、醤油、ラーメン等は、お土産にもピッタリ。宿泊するなら、エンジェルロードに隣接する「小豆島国際ホテル」がおすすめです。

高松港から高速船で約30分程の場所にある島。「アートの島」として知られ、島の至る所に芸術作品や美術館が点在しています。中でも、安藤忠雄が設計した「地中美術館」や、大竹伸朗が手がけた銭湯「I♥湯」、草間彌生の代表作「南瓜（黄かぼちゃ）」は必見。それほど広くない島のため、レンタサイクルで各スポットをめぐるのも良いでしょう。また、3年に1度、周辺にある12の島と2つの港を舞台に「瀬戸内国際芸術祭」が開催され、開催期間中は多くの人で賑わいます。宿泊するなら、美術館とホテルが一体になった「ベネッセハウス」がおすすめです。

「父母ヶ浜（ちちぶがはま）」は、香川県西部の三豊市にある海岸。約1kmにわたる美しい浜で、水平線に沈む夕日は「日本の夕陽百選」に選ばれています。近年では「ウユニ塩湖のような写真が撮れる」と話題。絶景を見るには、干潮と日の入り時刻が重なること・干潮時に風がなく水面が波立っていないこと等の条件がそろうことが必要です。撮影のポイントは、潮だまりの近くにモデルが立ち、カメラをできるだけ低く構えて撮影すること。傘や風船などの小物を使うのも良いでしょう。近くにある「KAKIGORI CAFE ひむろ」では、三豊産の旬のフルーツを使った自家製シロップをかけた、ふわふわのかき氷を味わえます。

香川県西部に位置する象頭山の中腹に鎮座する神社。「こんぴらさん」という愛称で古くから親しまれ、商売繁盛・開運厄除け・交通安全などのご利益があると言われています。御本宮は、石段を785段上がった場所にあるため、足腰に自信がない方は365段付近まで運んでもらえる「かご屋」を利用すると良いでしょう。御朱印は社務所でいただける（受付時間 4月～9月は9:00～18:00、10月～3月は9:00～17:00）ほか、「幸福の黄色いお守り」を購入できます。

香川県中西部に位置する丸亀市にある城。石垣の高さや美しさから「石垣の名城」と呼ばれ、日本100名城に選ばれています。一番の見どころは石垣ですが、残念ながら2018年に起きた西日本豪雨災害の影響で、一部が崩落してしまいました。現在は修復工事が進められており、「石垣復旧PR館」から工事の様子を見学できます。また、石垣以外にも築城当時のまま現存する「天守」や、重要文化財の「大手一之門」などの見どころがあるほか、春には約1,000本の桜が咲き乱れ、開花時期（例年4月上旬頃）には夜桜のライトアップも楽しめます。

小豆島の南西部、土庄港から車で約10分の場所にある人気の観光スポット。1日2回（朝と夕方）、小豆島と対岸の余島の間に潮が引いた時だけ現れる砂の道です。「大切な人と手をつないで渡ると、天使が降りてきて願いを叶えてくれる」と言われ、連日多くの観光客が訪れます。エンジェルロードを渡れるのは、干潮時間の前後2～3時間。干潮時間は毎日異なるため、事前にチェックしておくことをおすすめします。観光の所要時間は30分程度です。

香川県中部に位置する高松市玉藻町にある城跡。高松城は、天正16年（1588年）に豊臣秀吉の家臣・生駒親正（いこま ちかまさ）によって築城された「日本三大水城」の一つです。天守閣は老朽化により解体され、現在は公園として一般開放されています。敷地内には、国の重要文化財に指定されている「月見櫓（つきみやぐら）」や「良櫓（うしとらやぐら）」などのほか、現存する石垣や堀を見学できます。園内には花見スポット「桜の馬場」もあり、開花時期（3月下旬頃）にはライトアップされた夜桜を楽しめます。

高松市の中心部にある栗林（りつりん）公園。一歩歩くごとに風景が変わる「一歩一景」を楽しめる公園として知られています。四季折々の自然の美しさも評価が高く、春には桜、夏にはハナショウブ、秋には紅葉が園内を美しく彩ります。お茶や食事も楽しめ、東門近くの「花園亭」では、静かな庭園を眺めながら朝粥を味わえます（要予約）。周辺には「上原屋」や「竹清」等のうどんの名店が点在しており、ハシゴしてみるのも良いでしょう。東門横にある「かがわ物産館 栗林庵」では、オリーブ製品や地酒、香川漆器などのお土産を購入できます。

香川県の中西部、まんのう町にある国営公園。自然豊かな広大な敷地には、芝生広場や大型遊具、里山を復元した自然生態観察園、サイクリングコースなどが整備されており、子供から大人まで一日中楽しめます。毎年冬にはイルミネーションイベントが開催され、期間中は夜の公園が幻想的な光の世界となります。敷地内には、国内でも有数の規模と設備を誇るキャンプ場「ホッ！とステイまんのう」があり、ログハウス風のキャビンやトレーラーハウスをはじめ、最大16人の宿泊が可能なグループキャビンなど、様々な形態でキャンプを楽しめます。

神奈川県西部に位置する観音寺市にある巨大な砂絵。有明浜の白砂に、江戸時代の通貨「寛永通宝（かんえいつうほう）」が描かれています。その歴史は古く、寛永10年（1633年）に、藩主・生駒高俊公を歓迎するために一夜にして作られたと言われています。 また、この砂絵を見れば「健康で長生きし、お金に不自由しない」と伝えられており、連日多くの観光客が訪れています。遊歩道を約15分登った場所にある展望台からは、砂絵の全体を眺められるほか、夜にはライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しめます。

浦島太郎伝説の残る荘内半島にある市営の花畑。広大な農地に、ポピー・キンセンカ・コスモス・ゴテチャなどが植えられ、季節ごとに様々な種類の花を楽しめます。特に、マーガレットが満開になる5月は格別の美しさ。一面が真っ白い花で埋め尽くされた景色は、壮観です。毎年5月中旬にはマーガレットの花摘みイベントが開催され、多くの人で賑わいます。また、花畑からは瀬戸内海も見渡すことができ、のどかで美しい景色を堪能できます。

本州の岡山県倉敷市と四国の香川県坂出市を結ぶ10の橋の総称。橋と橋の間に位置する高架部を含めると全長は13.1kmにおよび、「世界一長い鉄道道路併用橋」としてギネスブックにも登録されています。週末やイベントに合わせて夜間はライトアップが実施され、「瀬戸大橋記念公園」から綺麗な夜景を見られます。「瀬戸大橋スカイツアー」では、海面から高さ175ｍの高さにある塔頂に案内してもらえます（要予約）。周辺には「瀬戸大橋スパリゾート」「瀬戸大橋タワー」などの観光スポットがあります。

金刀比羅宮の参道の入口付近にある、本場・讃岐うどんの手打ち体験ができる施設。生地を練るところから始まるレッスンでは、音楽に合わせてうどんを踏む「うどん踏み」があり、小さなお子さまも一緒に楽しめます。出来上がった自作のうどんは3階の食堂で食べられるほか、持ち帰りも可能。また、本館の1階にある売店では、パック詰めのうどんやしょうゆ豆などのお土産を購入できます。手打ちを体験するには、公式Webサイトか電話・FAXによる事前予約が必要です。