実はゆったり休憩できる新宿の庭園スポット9選

新宿御苑は新宿駅南口から徒歩10分ほどの場所にある公園です。広さ58.3ヘクタール・周囲3.5kmを誇る園内には、美しい近代西洋庭園と大温室、御料所だった時代に建てられた「旧洋館御休所」「旧御凉亭」等見どころがたくさんあります。緑と水が豊かで、都心にあるとは思えない自然を感じられます。「さくら名所100選」にも選出されており、春に咲く約1,000本の桜は見ごたえがあります。

都庁展望台は、新宿西口に位置する東京都庁の45階、地上202mの場所にあります。南展望台と北展望台があり、南展望台にはカフェや物販店のほか、VR双眼鏡が設置されています。芸術家・草間彌生氏が装飾した「都庁おもいでピアノ」は、1人5分間演奏できます。一方の北展望台には土産店とカフェスペースがあります。両展望台とも、東京タワー、富士山等の名所や東京の景色を無料で鑑賞できるのがうれしいところ。23:00まで開館しているので、夜景も楽しめます。

明治神宮外苑は、霞ヶ丘町から北青山にかけて広がる洋風庭園。周辺には神宮球場などのスポーツ施設や聖徳記念絵画館などのスポットが数多くあります。夏に開催される「神宮外苑花火大会」は夏の風物詩。11月下旬～12月上旬には、青山通りから聖徳記念絵画館にかけての美しいイチョウ並木が見ごろを迎えます。歴史に触れたり、スポーツを観戦したり、四季折々の自然の中を散策したりと、様々な楽しみ方ができるスポットです。

「大隈庭園」は、早稲田大学キャンパス内にある庭園です。もともとは同大学の創設者・大隈重信の邸宅があった場所で、大隈の没後に一般公開されました。和洋折衷の美しい庭園には広い芝生と池があり、緑豊かで落ち着けます。また春には桜が美しく咲き誇ります。付近には「Uni.Shop & Cafe 125」という早稲田大学のオフィシャルショップがあり、ランチやお茶がいただけるほか、大学の公式グッズも購入できます。

戸山公園は早稲田大学から徒歩10分の場所にある公園です。大久保地区と箱根山地区の2つに分かれており、「のびのび広場」「子供の広場」「アスレチック広場」「じゃぶじゃぶ池」等お子さまが楽しめる環境がそろっています。箱根地区には高さ44.6mの「箱根山」があり、春になると山頂から満開の桜を見渡せます。園内には桜のほかに13種類・約600株のツツジが植栽されており、GWにかけて多くの見物客で賑わいます。

甘泉園（かんせんえん）公園は、新宿区北部の西早稲田にある公園。子どもたちが遊べる遊具が豊富な児童コーナー、2面のテニスコート、日本庭園の3つのエリアに分かれています。テニスコートは事前予約が必要ですが、新宿区在住でない方でも利用できます。日本庭園は池を中心とした見事な回遊式となっており、様々な植物の四季折々の姿を楽しめます。特に紅葉は美しく、見ごたえがあります。すぐ近くには、消防関係者の間で有名な「水稲荷神社」があります。

新宿駅西口から徒歩10分の場所にある大きな公園です。都庁やオフィスビル群が見える、都会の中にあります。園内は緑豊かで、都会の喧騒を忘れ、自然を感じられます。ライブやフードフェスといったイベントやフリーマーケットも定期的に開催されており、大勢の人で賑わいます。園内にはじゃぶじゃぶ池もあり、夏季は親子連れで楽しめます。なお2018年に遊具が一新され、アスレチック等も楽しめるようになりました。

「花園公園」は、新宿東口にある公園です。園内にある広場は「一体広場」と呼ばれ、平日は、敷地内にある花園小学校の校庭として使われています。その時間は公園として利用できないため、注意が必要です。園内にはブランコなどの遊具が豊富にそろい、新宿でのショッピングの合間にお子さまと一緒に訪れるのがおすすめ。春には桜見物の穴場となります。近隣には新宿御苑、パワースポットとして有名な花園神社等の観光地があります。

「大久保公園」は西武新宿駅から徒歩3分、JR新大久保駅から徒歩6分の場所にある区立公園。新大久保観光の休憩にもぴったりです。広々とした園内にはバスケットコートとフットサルコートがありますが、ボールの貸し出しは行っていないため、持参する必要があります。高圧電源施設・水道等が整備されているため、イベント会場として使用される機会も多く、「激辛グルメ祭り」等のフードフェスは高い人気を誇ります。