魅力がたくさん！東京駅周辺の観光スポット14選

国内の鉄道のシンボル的存在である東京駅は、1914年（大正3年）12月20日に開業しました。近代建築の父といわれる辰野金吾が設計した駅舎は、レンガと鉄筋造りの格調高い洋式建築。1923年の関東大震災では大きな被害が無かったものの、1945年の東京大空襲で屋根や内装の大半が焼失しました。戦後、修復と改修が繰り返されましたが、2000年に丸の内駅舎を開業時の姿に復元することが決定され、2012年に創建当初の姿が復活しました。

1988年、東京駅丸の内駅舎内で誕生した美術館。東京駅の歴史が感じられるレンガ壁の展示室が特徴で、2階回廊では、東京駅丸の内駅舎の歴史を紹介する模型や写真資料が常時展示されています。多彩なジャンルの企画展も人気で、2020年11月21日～2021年2月7日には「ハリーポッターと魔法の歴史」展が予定されています。館内のミュージアムショップ TRAINART（トレニアート）では、東京駅舎をモチーフにしたオリジナルグッズを販売しており、東京みやげにもピッタリです。

皇居前広場と北の丸公園、そして皇居周辺の緑地を含んだ国民公園。楠木正成や和気清麻呂の銅像、田安門や雁木坂などの歴史遺構など、見どころもたっぷりです。隣接する楠公レストハウスでは、都内や近県から選りすぐった食材を用いた伝統和食が味わえます。お土産は皇居外苑オリジナル商品がおすすめ。「栗きんつば」「どらやき」「ようかん」「菊園もなか」などの和菓子が、1,000円～2,160円の手ごろな価格で入手できます。春のお花見シーズンの美しさも必見です。
※価格表記は2020年5月のものです。

上皇陛下のご成婚記念として昭和36年に完成した高さ約6ｍまで吹き上がる大噴水を、今上天皇陛下のご成婚を機に再整備し、高さ約5.5ｍ、長さ30ｍの新造噴水やモニュメントと組み合わせて、平成7年に完成しました。パレスホテル直営の「和田倉噴水公園レストラン」も併設されており、こだわりのランチブッフェやくつろぎのティータイム、宴会・貸切パーティーのできるディナータイムなど、用途にあわせてご利用できます。夜は噴水がライトアップされ、幻想的なムードが漂います。

旧東京中央郵便局舎の一部を保存・再生し新たに建築した。日本郵便が手掛ける商業施設です。地上6階から地下1階までの7フロアには、ファッションやライフスタイルを扱うショップから、和洋中さまざまなジャンルが揃った飲食店まで、個性豊かなお店が並びます。2019年には地下1階に「ラーメン激戦区 東京・丸の内」がオープン、全国各地の名店が名を連ねています。6階の屋上庭園 「KITTEガーデン」からは、東京駅赤レンガ駅舎を撮影することができ、日没後の美しいライトアップは特におすすめです。

東京を代表する有名ラーメン店が東京駅一番街地下1階に集結。つけ麺ブームの火付け役となったパイオニア「六厘舎」は、力強さや荒々しさを感じる濃厚スープが絶品！行列必至なので、混雑を避けたい方は早朝営業か10：00の昼オープン直後がおすすめ。他にも本店以外に初出店となる魚介とんこつラーメン「東京駅　斑鳩」や、鶏と煮干しの黄金比が珠玉の味わいを生む東京煮干し「らーめん　玉」、有名ガイドブックに3年連続選出されている野菜ラーメンの実力店「ソラノイロ・NIPPON」など、毎日通っても飽きません。

「帝劇」の通称でおなじみの東宝の直営劇場。1911年、日本初の西洋式演劇劇場として誕生し、関東大震災での被災や映画館として運営された時期もありましたが、1966年に現在の姿となり、演劇やミュージカルの公演が幅広く行われています。1階A席S列は目の前が通路になっており、視界良好。公演によっては演者が目の前の通路を通ることもあります。2階には皇居のお濠が見える「Café IMPERIAL」があり、「帝国劇場」スプーン付きのホットコーヒーや、楽屋御用達一口サンドが味わえます。

幕末までは松平肥前守などの大名屋敷、明治時代に陸軍練兵場となり、その後、明治36年に日本初の近代的な洋風公園として誕生しました。園内の花壇では2月の梅から4月の桜、5月のツツジや11月のサザンカなど、年間を通して季節の花々を観賞することができます。またテニスコートや音楽堂も併設されており、電話申し込みで利用可能。隣接するレストラン「日比谷松本楼」は100年以上の歴史を誇る名店で、1階の洋食店「グリル＆ガーデンテラス」と3階のフレンチ「仏蘭西料理 ボア・ド・ブローニュ」が人気です。

日本郵便と東京大学総合研究博物館が協同で運営する入場無料のミュージアム。東京大学が明治10年の開校以来蓄積してきた学術標本の常設展示がメインで、来館者の目線を意識する従来の展示方法ではなく、「目で発見し、驚く」という体験型の展示方法となっています。併設の「IMTブティック」では、インターメディアテクの世界観をモチーフとしたオリジナルグッズや、東京大学の研究成果から誕生した商品などが販売されており、お土産品として最適です。

明治27年に日本政府が招へいしたイギリス人建築家・ジョサイア・コンドルによって設計された東京・丸の内の赤レンガ外観の洋風事務所建築を、2010年に復元した美術館。19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とした企画展を、年3回開催しています。併設の「Café 1894」では、ランチ・ティー・ディナー・バーといった幅広い用途で利用することができ、「北海道産生雲丹のブイヤベースリゾット」などのオリジナルメニューから、展覧会と連動した「タイアップメニュー」まで、多彩な味が楽しめます。

カルビー、グリコ、森永、日本を代表する有名菓子メーカーのアンテナショップが集結した、日本初となるお菓子のテーマゾーン。店内キッチンで作った出来立てのお菓子や、ここでしか買えない限定商品など、お土産からご自宅用まで、多彩なお菓子が盛りだくさん！「カルビープラス」の「揚げたてポテトチップス」、「ぐりこ・や Kitchen」の「ジャイアントドリームポッキー」、「森永のおかしなおかし屋さん」の「東京限定チョコボールおかしなドデカッ‼Box」がおすすめです。

1600年、豊後に漂着したオランダ人航海士、ヤン・ヨーステン。貿易家でもあるヤン・ヨーステンは、徳川家康の信任を得て江戸城内堀沿い（現在の千代田区）に住み、日本人女性と結婚。日本名「耶楊子」（やようす）と呼ばれるようになり、こちらが現在の地名「八重洲」の語源になったと伝えられています。こちらの記念碑は東京駅前の八重洲通りと中央通りが交差する手前の中央分離帯にあり、1989年に日蘭修好380周年記念として建てられたもの。中央区平和都市宣言記念「平和の鐘」のモニュメントも隣接して設置されています。

国内外から選りすぐったバラエティー豊かなショップやレストランが集結した、丸の内を代表する複合ビル。地上37階、地下4階のビルは地下1階から地上4階までがショッピングゾーンとなっており、世界の生活雑貨の名品を数多くそろえた「ザ・コンランショップ」など、プレミア感の高いショップが並びます。35階36階は和洋中が網羅されたレストランゾーンとなっており、ディナータイムでは座席によって東京の美しい夜景と絶品料理が楽しめます。

東京タワー、浅草雷門と並び、東京のシンボルとしておなじみの皇居内にある、二重アーチ状の美しい橋。皇居前広場から正門を経て宮殿へ至る濠の手前と奥に2本の橋が架かっており、正式名称は手前が「正門石橋」、奥が「正門鉄橋」となります。通常、使用されることは少ない橋で、一般の方は渡ることができませんが、事前の手続きで皇居参観を申し込んだ場合は渡ることができます。また、新年や天皇誕生日の皇居一般参賀時にも渡ることができます。