房総半島の南端に位置する自然豊かな千葉県館山には、家族で楽しめる観光スポットや温泉、ご当地グルメなど魅力が満載。館山城や城山公園など、名所が盛りだくさんの館山観光のおすすめスポットをご紹介します。
No.01 房総フラワーライン
館山市と南房総市を結ぶ約46キロメートルの海岸線の道路が「房総フラワーライン」。その由来は、開発の拠点や観光地と結びつく幹線道路に親しんでもらいたいとの思いで名付けられました。1月から春にかけては菜の花・ノースポール、夏にはマリーゴールドと、季節の花々が道沿いを彩ります。「日本の道100選」にも認定されており、空気の澄んだ日には富士山や伊豆大島などの伊豆諸島を見ながらのドライブが楽しめます。沿道には道の駅「ローズマリー公園」や「はなまる市場」があり、房総ならではの採れたての農産物などを販売。また海を見ながら海の幸を味わえる「漁港食堂だいぼ」もおすすめです。
基本情報
房総フラワーライン
■所在地
〒294-0308 千葉県館山市
■電話番号
0470-22-3606
No.02 安房神社
館山駅から車で30分の所に位置し、紀元前660年に創建されたとされる歴史ある神社です。日本のすべての産業創始の神である「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」が祀られており、交通安全・開運・厄除・家内安全・商売繁昌などを願う人々が訪れます。日本三大金運神社の1つとして有名なパワースポットでもあり、境内左手の池のほとりにある御神木マキの木が特に有名。御朱印は二の鳥居をくぐると左側にある社務所でいただけます(8:30~17:00)。また3月中旬~4月中旬には、約200本の桜が美しく咲き誇る「桜の名所」としても知られており、鳥居から本殿までの境内をアーチのように覆う桜並木は必見です。
基本情報
■所在地
〒294-0233 千葉県館山市大神宮589
■開門時間
6:00~18:00
■バスでのアクセス
館山駅より安房神社前バス停まで約20分
■電話番号
0470-28-0034
No.03 館山城
館山駅の南側、城山公園山頂に白壁の美しい立派なお城「館山城」があります。戦国時代の武将、里見八犬伝のモデルとなった安房里見家の里見義頼が1580年(天正8年)に建てました。その後、江戸時代初期に廃城となり、1982年(昭和57年)に館山市立博物館の別館として天守の形をした「八犬伝博物館」が建てられました。博物館の中の展示資料は充実しており、現存する里見八犬伝の読本・絵草紙・綿絵など貴重な資料を見ることができます。秋ごろには「南総里見まつり」が行われ、総勢約200名余が戦国武者行列として鏡ヶ浦通り(北条海岸通り)~館山駅西口をパレードします。
基本情報
館山城
■所在地
〒294-0036 千葉県館山市館山338-4
■開門時間
9:00~16:45
■入館料(大人)
400円
■バスでのアクセス
館山駅より城山公園前バス停まで約10分
■電話番号
0470-22-8854
No.04 城山公園
館山市街の南側丘陵に位置し、かつての戦国時代の武将、房総里見氏の城跡として知られる「城山公園」。豊かな自然に癒される館山の定番観光スポットとして、4月中旬~5月初旬には約6,000本のツツジをはじめ、椿・梅・桜が見事に咲き誇る名所です。なかでも山頂にある館山城を囲むように咲く桜からは、荘厳な雰囲気を感じられます。城山公園からは館山市街や館山湾(鏡ヶ浦)を一望でき、「関東の富士見100景」「恋人の聖地」にも選ばれています。 また公園内には、児童向けアスレチックもあるので、子連れでも楽しく遊べます。
基本情報
城山公園
■所在地
〒294-0038 千葉県館山市上真倉2177
■バスでのアクセス
館山駅より城山公園前バス停まで約10分
■電話番号
0470-22-8854
No.05 常楽山萬徳寺
常楽山・萬徳寺は館山市南部にあるお寺で、国道410号線沿いの小高い山の上にあります。眼下に太平洋と伊豆諸島を望む高台に巨大な釈迦涅槃仏が横たわっています。長さ約16m、高さ約3.75m、重さ30トンと青銅製の涅槃仏としては世界最大級の大きさです。参拝方法もユニークで、まず靴を脱いで涅槃仏の正面で合掌し、台座を時計回りに三周してから足裏の前で足紋(転法輪)にふれて拝みます。大願成就、また足腰の弱い人にご利益があるといわれています。萬徳寺では御朱印はなく参拝のみ、御守りは販売しています。
基本情報
常楽山萬徳寺
■所在地
〒294-0223 館山市洲宮1571
■開門時間
9:00~17:00(冬季は16:00まで)
■バスでのアクセス
安房神戸バス停より徒歩約3分
■電話番号
0470-28-2013
No.06 館山海軍航空隊赤山地下壕跡
館山海軍航空隊赤山地下壕跡は館山市を代表する戦争遺跡の1つで、全長約1.6kmと全国的に見ても大きな壕です。この地下壕建設に携わった方々の証言から、1944年以降に建設工事が開始され、1945年8月15日終戦日まで工事が行われ、未完成であることが明らかになっています。戦争中には発電所や病院、戦闘指揮所など色々な用途で使われていたようですが、戦後は放置され、壕内の温度が年を通してほぼ一定であることからキノコ栽培に利用されていたそう。見学できるのは250mのみで、発電所跡や応急処置室などを見ることができます。
基本情報
館山海軍航空隊赤山地下壕跡
■所在地
〒294-0033 千葉県館山市宮城192-2
■営業時間
9:30~16:00 受付終了15:30 毎月第三火曜定休
■電車でのアクセス
JR内房線 館山駅よりバスと徒歩で約13分
■電話番号
0470-24-1911
No.07 渚の駅 たてやま
館山駅からすぐの海岸沿いにある「渚の駅 たてやま」。大きな水槽に魚たちがいっぱいの「海辺の広場」、潮風を感じながら館山湾を一望できる「展望デッキ」、国指定文化財も収蔵されている「渚の博物館」、さかなクン(館山ふるさと大使)が開設した「さかなクンギャラリー」など魅力的な施設が豊富です。隣接する「夕日桟橋」は桟橋形式としては日本最長で海岸から500mを有し、たくさんの釣り人が集まる人気スポット。また併設の「館山なぎさ食堂」では、海を視界いっぱいに感じながら食事が楽しめます。海鮮丼やシーフードパスタが人気です。
基本情報
渚の駅 たてやま
■所在地
〒294-0036 千葉県館山市館山1564-1
■営業時間
9:45~16:45
休館日 渚の博物館:年末年始、毎月最終月曜日(祝祭日の場合は翌日が休館日)
海辺の広場:年末年始、毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日が休館日)
■入場料(大人)
200円
■電車でのアクセス
JR内房線 館山駅より徒歩約15分
■電話番号
0470-22-3606
No.08 たてやま温泉郷
東京から90分の温泉郷として人気の「たてやま温泉郷」。黒潮の海辺に広がる館山市内は1年を通して温暖な気候に恵まれ、冬場でもほとんど雪が降る事はなく、海や夕景はもちろん、天気の良い日には富士山や伊豆諸島までも望む絶景の湯が人気です。たてやま鏡ヶ浦温泉を引き入れたリゾート旅館「夕日海岸 昇鶴」、天然の館山塩見温泉を加水なしのかけ流しで楽しめる「海の湯宿 花しぶき」をはじめ、鏡ヶ浦の海景色や夕景を眺める絶景の湯宿、エステに美肌の湯、家族向けの貸切露天風呂など日帰りでも楽しめます。採れたての海の味覚と共にゆったり楽しんでください。
基本情報
たてやま温泉郷
■所在地
千葉県館山市
■営業時間
お店により異なります
No.09 沖ノ島公園
沖ノ島公園は館山市中南部、館山市街の西方にある海浜公園。周囲約1kmの無人島です。海岸と長さ約200mの細長い砂浜でつながっている陸繋島(りくけいとう)という陸続きの島で、もともとは周囲1kmほどの島でしたが、関東大震災の影響で陸続きとなりました。沖ノ島周辺は海水が綺麗で、環境省の「海水浴場水質調査」で毎年最高レベルのAAランクを獲得。海水浴・ビーチコーミング(貝や石などの漂流物を収集すること)で人気があります。またサンゴ生息の北限としても有名で、素潜りやシュノーケリングも楽しめます。
基本情報
沖ノ島公園
■所在地
〒294-0035 千葉県館山市館山1563
■車でのアクセス
JR内房線 館山駅よりタクシーで約10分
■電話番号
0470-22-2544
No.10 大福寺
御本尊は「大日如来」と観音堂の背景の崖に刻まれた「十一面観世音菩薩」で、地元では「崖観音」または「崖の観音」と呼ばれて親しまれています。十一面観世音菩薩は「苦しんでいる人をすぐに見つけるために、頭上に十一の顔を持ち全方向を見守る」観音様で、さまざまな災難・病気平癒・財福授与・勝利などのご利益があるといわれています。本堂脇にある「延命地蔵尊」は人気のパワースポット。「無病息災延命長寿」のご利益があるといわれています。境内では「安房国札第3番大悲殿」「十一面大悲殿」の2種類の御朱印をいただけます(大福寺には御朱印帳がないため持参ください)。
基本情報
大福寺
■所在地
〒294-0056 千葉県館山市船形835
■開門時間
8:00~17:00
■電車でのアクセス
JR内房線 那古船形駅より徒歩約15分
■電話番号
0470-27-2247
No.11 白浜フラワーパーク
都心から2時間弱、まるで海外のような温暖な気候と絶景オーシャンビューが広がる関東最南端の白浜リゾート。夏はプールや海水浴、バーベキュー、キャンプなど盛りだくさん!キャンプ場はテントサイトの数も多く、車を持ち込んでのオートキャンプ(ペット可)で利便性が高いのもうれしいところです。期間限定の「ホタルファンタジア」も人気です。また冬場には一風変わった「ジャングルパレス」天然温泉でゆったり。南房総は気候も穏やかで、年間平均気温は16.3度。何をするにも海が見える最高のロケーションです。
基本情報
白浜フラワーパーク
■所在地
〒295-0104 千葉県南房総市白浜町根本1415-37
■営業時間
9:00~16:30 木曜定休
■入場料(大人)
420円
■電車でのアクセス
JR内房線 館山駅よりバスで約25分
■電話番号
0470-38-3555
No.12 館山ファミリーパーク
4万坪の敷地面積を持つ館山ファミリーパーク。関東最大級のポピーの花畑「花広場」には毎年12月からGWまで、7,500平方メートルに3万株・30万本ものポピーが咲き誇ります。パターゴルフをはじめとするアウトドア施設やハーブ香水調合の体験工房、南国フルーツをメインにした「トロフルガーデン」、砂像世界大会優勝の保坂俊彦氏が手掛けるサンドアートの常設展示など盛りだくさん。ファミリーパークを楽しんだ後は、カフェ「Heisa Drive-In」「スターダスト」で一息つけます。
基本情報
館山ファミリーパーク
■所在地
〒294-0221 千葉県館山市布沼1210
■営業時間
9:00~17:00 7月第4月曜日~8/31・12月第3月曜日~5/6
9:00~16:00 上記以外の平日 ※土日祝日は9:00~17:00
毎週木曜定休
■入館料(大人)
550円
■電車でのアクセス
JR内房線 館山駅よりバスで約40分
■電話番号
0470-28-1110
No.13 砂山・サンドスキー
砂山(館山砂丘)は、平砂浦海岸から1キロメートルほど内陸にある海岸から吹き上げられた砂が溜まってできた山。頂上から眺める大島や伊豆諸島は絶景です。砂地の斜面は巨大な遊び場として、ソリやサンドスキーを楽しむことができます。だれでも無料で遊べますが、サンドボード(地元のお店でレンタル可)かスキー用のソリでないとうまく滑らないのでご注意を!砂山付近にはトイレ・自動販売機がないため、水分補給の準備をしてから遊びましょう。
基本情報
砂山
■所在地
〒294-0311 千葉県館山市坂井772
■営業時間
日の出から日没まで
■車でのアクセス
富津館山道路 富浦ICより約35分
■電話番号
0470-22-2544
No.14 いちご狩りセンター
館山市にあるJA安房館野支店管轄の「いちご狩りセンター」は支店内及び周辺に9軒。いちご狩りの穴場的なスポットです。品種は、酸味と甘みのバランスが特徴的な「紅ほっぺ」、果実が大ぶりで糖度が高く酸味が少ない人気の「章姫(あきひめ) 」ほか、「とよのか」「とちおとめ」などを栽培しています。実施期間は1月からGWにかけて、先着順で30分間食べ放題です。両手を自由に使えるリュックに荷物をまとめて、土や泥で汚れても良い動きやすい靴で臨みましょう。
基本情報
いちご狩りセンター
■所在地
〒294-0014 千葉県館山市山本257-3
■営業時間
9:00~15:00
■入場料
1,870円(1月2日~13日)
1,650円(1月14日~4月5日)
1,430円(4月6日~5月6日)
■電車でのアクセス
JR内房線 館山駅よりタクシーで約10分
■電話番号
0470-22-3466
No.15 那古寺
那古寺(なごじ)は養老元年(717年)創建。那古山の中腹に位置する、坂東三十三番結願所でもあります。かつて源頼朝、足利氏、里見氏らの信仰を集め、源頼朝が本尊の千手観音に帰依して七堂伽藍を建立。銅造千手観音立像をはじめ、木造阿弥陀如来像など多くの文化財を所蔵しています。御朱印は観音堂にある納経所でいただけます。那古寺のご本尊・千手観世音様のご利益は諸願円満。2月3日節分の日には、除災招福のために星供(ほしく)という修法が行われます。また4月8日にはお釈迦様の誕生を祝う「花祭り」が行われ、花で飾ったお釈迦様像に甘茶をかけ、祝意を込めて参詣します。
基本情報
■所在地
〒294-0055 千葉県館山市那古1125
■開門時間
8:00〜17:00
■車でのアクセス
富津館山道路 富浦ICより約10分
■電話番号
0470-27-2444
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