今回は、日本人なら一度は行っておきたい都道府県の数々をご紹介いたします。魅力的な観光スポットにあふれた、国内旅行の定番中の定番。皆さんはいくつ訪れたことがありますか?
No.01 東京都
言わずと知れた日本の首都であり、日本の文化・政治・経済の中心を担っている東京。人口は1370万人をこえ、人口の多さは世界の都市でナンバーワンと言われています。新宿に渋谷、銀座、上野、浅草と多数の人気観光地を抱え、お買い物、グルメ、レジャー体験と楽しみ方も自由自在。交通網が発達しているため、1日でたくさんの観光地を巡れるのも魅力です。
スタッフのおすすめPoint!
東京観光で絶対に外せない定番コースとして、東京スカイツリー??と東京ソラマチ、皇居、雷門・仲見世などの浅草、動物園や美術館などがある上野恩賜公園とアメ横商店街、高級ブランドや有名レストランが立ち並ぶ銀座、今も根強い人気の東京タワーなどがあげられます。お台場・豊洲の湾岸エリアにはショッピングモールやアミューズメント施設など新しい観光スポットが続々誕生しています。また秋葉原は渋谷と並んで若者文化の発信地として国内外の観光客に人気です。
No.02 大阪府
梅田、難波、心斎橋といくつもの繁華街を抱える西日本一の大都市。活気にあふれた独特の雰囲気があり、訪れた人を飽きさせません。大阪は「天下の台所」とも呼ばれ、食の名店が数多く存在するのも魅力的。とくにお好み焼きやたこ焼きといった粉ものは、大阪の名物グルメとして知られています。また2001年に開園した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、日本を代表する人気のテーマパークとなっています。
スタッフのおすすめPoint!
大阪観光で絶対に行くべき場所は、まず大阪の二大繁華街のキタ(梅田周辺)とミナミ(難波周辺)があげられます。キタは大阪の玄関口として大型デパートやホテルが立ち並び、道頓堀や劇場・アメリカ村などを擁するミナミには、関西文化の伝統と大阪グルメを代表する店が集まっています。大阪城や通天閣など歴史と文化が感じられる施設やユニバーサル・スタジオ・ジャパン、世界最大級の水族館「海遊館」、あべのハルカスなども人気の高い観光地となっています。
No.03 京都府
多数の寺社仏閣に、趣のある街並……京都は「日本らしさ」を感じるのに最適な場所です。京都といえば学生の修学旅行の定番コースにもなっていますが、その魅力が十分に感じられるのは、やはり大人になってから。清水寺や金閣寺、東寺、二条城などで歴史散策をしたあとは、祗園近くで京料理に舌鼓と、ぜひ大人の修学旅行をお楽しみください。
スタッフのおすすめPoint!
京都といえば「古都京都の文化財」17の寺院、神社、城が世界遺産に登録されています。そんな古の伝統文化がイメージされる京都も、近年は「漢字ミュージアム」や嵐山駅「キモノフォレスト」、「舞妓シアター」など新スポットが続々登場して注目を集めています。定番の清水寺、金閣寺、平等院、伏見稲荷大社など京都府を代表する神社仏閣や祇園、嵐山、天橋立や古都の季節を彩る「京都三大祭り」などにも、国内外から多数の観光客が訪れています。
No.04 福岡県
九州地方で最も多くの人口を抱える福岡県。中でも福岡市は西日本で2番目に人口が多い都市であり、天神や中州などがある博多区は日本屈指の観光地として知られています。福岡市以外にも、菅原道真公を祀る太宰府天満宮や、「藤棚と藤の花のトンネル」で話題の河内藤園など、見所は盛りだくさん。とんこつラーメンや明太子など、食の楽しみが多いのも魅力です。
スタッフのおすすめPoint!
博多駅のリニューアルオープン後、駅周辺には複合大型商業施設が続々とオープンし、福岡観光の起点となっています。一方、新スポットとして話題を集めている糸島市はサンセットロードが人気で、写真映えするオシャレな雑貨店などが並びます。観光の定番としては太宰府天満宮、水族館「マリンワールド海の中道」、キャナルシティ博多、福岡タワー、櫛田神社、門司港レトロ、中洲屋台街のグルメなど、多彩なラインアップが観光客にはとても魅力的です。
No.05 愛知県
中部地方最大の都市・名古屋市を中心とする愛知県。政令都市のひとつである名古屋市は中部地方の政治・経済・文化の中枢となっており、栄や大須といった繁華街も多数抱えています。また愛知県は、日本が世界に誇る自動車メーカー「トヨタ自動車」の本拠地としても知られる場所。「トヨタ自動車」が主催する工場見学なども、人気となっています。
スタッフのおすすめPoint!
愛知県の新観光スポットとして子供と家族を対象にした屋外型テーマパーク「レゴランド®・ジャパン」がオープンし家族連れでにぎわっています。隣接して関連ホテルと水族館、モノづくり体験型施設「メイカーズピア」も開業して注目を集めています。また名古屋のシンボル「名古屋城」の本丸御殿が10年間に及ぶ復元工事を終え完全公開されました。名古屋城下には大型飲食施設「金シャチ横丁」もオープンし名古屋グルメが楽しめる新スポットが次々と誕生しています。
No.06 北海道
豊かな大自然と、新鮮な海の幸が楽しめる北海道。すすきのを擁する北海道一の大都市・札幌、港町として発展した函館、旭山動物園のある旭川、小樽運河で知られる小樽、阿寒湖のある釧路、ラベンダーで有名な富良野などいくつもの観光スポットがあり、何度でも訪れたくなる場所です。北海道は夏でも涼しいので、避暑地として訪れるのもオススメです。
スタッフのおすすめPoint!
北海道を訪ねるなら、ぜひ函館へ。かつて国際貿易港として栄えた函館には領事館や教会があり、石畳で舗装された道に沿って建ち並ぶそれらの建物は西洋文化を感じさせ、異国情緒あふれる景観を作り出しています。また、五稜郭や高龍寺などの歴史的観光スポットやイクラやウニ、ホタテなど新鮮な海鮮グルメが満載の函館朝市。函館の街を一望する煌びやかな夜景も楽しめます。見ても歩いても食べても充実の観光地です。
No.07 奈良県
奈良県といえば、かつての都であった場所。平城宮跡をはじめ、東大寺、法隆寺、興福寺、春日大社など歴史的な遺産があちこちに残り、国宝に指定されている建造物は日本最多となります。飛鳥文化、白鳳文化、天平文化が花開いた地で、歴史探訪を楽しんでみてはいかがでしょうか。京都に隣接しているので、1日目は奈良、2日目は京都といった古都巡りツアーもオススメです。
スタッフのおすすめPoint!
奈良旅行で欠かせない観光スポットといえば、日本が誇る世界遺産のひとつ、東大寺。見どころはそのダイナミックな建造物です。正門の「南大門」にそびえたつ木造の金剛力士像、「吽形(うんぎょう)」と「阿形(あぎょう)」の迫力に加え、大仏を安置する「大仏殿」と「奈良の大仏」の名で親しまれる「廬舎那仏(るしゃなぶつ)座像」のその大きさに圧倒されること間違いありません。
No.08 沖縄県
透明な海と青い空に囲まれる沖縄県。かつて琉球王国として栄えたこの地は戦後米軍の占領下におかれ、日本に返還されたのは1972年のことでした。沖縄県は363の島々で構成され、そのうち有人島は49。最も大きな島である沖縄本島は、那覇市を中心に栄えています。文化、グルメ、言語にしても本土とは異なった魅力にあふれる沖縄県。日本にいながら異国情緒を楽しむことができます。
スタッフのおすすめPoint!
意外とおすすめなのが冬の沖縄。過ごしやすい気温であることに加え、首里城や美ら海水族館などの人気観光名所が比較的空いているのもポイント。夏には暑さや人ごみで行きづらい場所も快適にめぐることができます。また、冬の沖縄観光で欠かせないのがホエールウォッチングです。冬は出産のためにザトウクジラが沖縄の海にやってくるため、高い確率でクジラたちに会うことができます。
No.09 兵庫県
1995年の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けるも、復興を果たした兵庫県。兵庫というと真っ先に神戸市が頭に浮かびますが、魅力はそれだけではありません。瀟洒な建築物が並ぶ芦屋市、宝塚歌劇団でおなじみの宝塚市、日本標準時を刻む明石市、世界遺産・姫路城のある姫路市なども、一度は訪れておきたい場所。山も海もある兵庫の魅力を、ぜひご堪能ください。
スタッフのおすすめPoint!
兵庫県の穴場観光スポットとしておすすめしたいのは、朝来市にある「日本のマチュピチュ」と評される「竹田城跡」です。古城山(こじょうざん)の山頂に築かれた竹田城は、現在石垣だけが残り、山城遺跡として全国でもまれな完存する石垣遺構となっています。辺りが雲海に包まれると石垣だけが浮かび上がって見え、それはまさに天に浮かぶ城のよう。幻想的な姿に誰もが魅せられています。
No.10 千葉県
千葉県といえば、やはり有名なのは浦安市の東京ディズニーランドとディズニーシー。入園者数は2パーク合計で年間3000万人近くにものぼり、ディズニー目当てに千葉県を訪れるという人も珍しくありません。他にも政令指定都市の千葉市、成田山新勝寺や成田空港のある成田市、京葉工業地域が広がる市川市、漁業が盛んな南房総市など、個性豊かな地域が揃っています。
スタッフのおすすめPoint!
フォトジェニックな絶景スポットが多い千葉県。例えば、「濃溝の滝・亀岩の洞窟」は洞窟に差し込む光とその輝きを映す水面が神秘的で多くのカメラ好きが訪れます。「屏風ヶ浦」は海岸線を約10kmに渡って連ねる高さ約60mの切り立った岸壁で、自然が作り出す壮大な景色に思わずカメラを構えてしまいます。他にも空の青と白い灯台のコントラストが美しい「犬吠埼」や、「大山千枚田」の風光明媚な棚田など写真映え必至な観光地が多く存在します。
今回は、国内旅行で一度は行っておきたい定番スポットをご紹介しました。まだ行ったことがない都道府県がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
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