
イエローストーン国立公園(イメージ)
アメリカ合衆国は国立公園という概念を初めて提唱した国です。2025年1月現在59の国立公園があり、自然や史跡、野生動物などが保護されています。カリフォルニア州やネバダ州、ユタ州、コロラド州、アリゾナ州、ニューメキシコ州などのアメリカ西部では、地球の営みがもたらしたバラエティに富んだ自然が残っています。グランドキャニオンやヨセミテ国立公園、アンテロープキャニオンといった人気の景勝地をはじめ、ホワイトサンズや化石の森国立公園、サワロ国立公園などの秘境も紹介します。

No.01 グランドキャニオン

グランドキャニオン(イメージ)
アリゾナ州の北部に位置するグランドキャニオンは、コロラド川に沿って全長約450kmにもわたる広大な渓谷です。20億年から2億5000万年前の地層が刻まれており、色とりどりの岩や切り立った崖が連なるダイナミックな景観が魅力です。グランドキャニオンを一望するならマーサーポイントへ。朝日や夕日の時間帯には陽の光が岩肌を染め上げ、絵画のような景色が広がります。夕日の名所として知られるヤバパイポイントは展望台を備えた地質博物館を見学することができます。

スタッフおすすめポイント
初めてのアメリカ旅行でお客様から「絶対に行ってみたい」とよくお声をいただくグランドキャニオン。マーサーポイントは展望台のようになっていて、記念撮影に人気のスポットです。絶景を見て感動し、じっくり過ごすも良し、絶景をバックに記念撮影するも良し。世界中から来ている観光客の方が様々なポーズで記念撮影しています。ぜひ、オリジナルのポーズで記念撮影をお楽しみください
(クラブツーリズム社員 新井)
No.02 ヨセミテ国立公園

ヨセミテ国立公園(イメージ)
ヨセミテ国立公園は、カリフォルニア州中東部のシエラネバダ山脈西側に位置する自然公園で、世界遺産に登録されています。氷河によって削られた約1000mの渓谷や、4000m級の花崗岩の山々、草原、湖沼、小川などの原生景観が残っています。ヨセミテバレーを望むパノラマ展望台「グレーシャーポイント」、落差がアメリカ最大級の「ヨセミテ滝」、高さ約1100mの一枚岩「エル・キャピタン」を楽しめるハイキングコースがあります。春は雪解け水が滝となり、夏は花が咲き乱れ、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の多彩な景観を満喫できます。

スタッフおすすめポイント
冬は雪の降るヨセミテ。
春には雪解け水が滝となり、特に5月~7月上旬の滝の水量が増え、より迫力のある滝を見ることができます。
(※気候により異なります)
迫力のある滝は、水しぶきとなり、滝の水しぶきからできる虹が出ることも!運がよければ、虹と滝とヨセミテの雄大な景色の写真を撮影いただけます。
(クラブツーリズム社員撮影)
No.03 イエローストーン国立公園

イエローストーン国立公園(イメージ)
イエローストーン国立公園は、米国で初めて国立公園に制定された場所です。「人の手を加えないで保存」する方針が特徴で、自然に発生した山火事も自然のサイクルの一部として捉え、消火活動を行わないほど徹底されています。主な名所としては、100年以上もの間、約80分毎に定期的に吹き上がっている「オールドフェイスフル間欠泉」や直径113メートルのエメラルドブルーの温泉「グランドプリズマティックスプリング」です。その他に、渓谷、滝、湖など、多様な自然の表情を楽しめます。雪深い地域にあり、観光シーズンは例年5月中旬から9月下旬まで。世界遺産にも登録されています。

スタッフおすすめポイント
野生動物の宝庫としても知られているイエローストーン。日本では見ることができないような野生動物を、間近に見ることができるのも、魅力の一つです。
運が良ければ、エルクやバッファローに出会えるかも!?お土産屋さんではバッファローのジャーキーなども売っていることがあります。日本には持ち帰りに制限がありますので、ご旅行中にご賞味ください。(※野生動物はご覧いただけない場合があります)
(クラブツーリズム社員 藤巻)
No.04 グランドティートン国立公園

グランドティートン国立公園(イメージ)
グランドティートン国立公園は、ティートン連山が空に向かってそびえ立つ雄大な景観が特徴です。麓にはジャクソン・レイクやジェニー・レイクなどの美しい湖が点在し、映画の舞台にもなった美しい山並みが多くの人々を魅了しています。シュワバッカー・ロードの水面に映る絶景、スネークリバー・オーバールック展望台からの眺め、ムースやペリカン、シロサギなど野生動物と出会えるオックスボウ・ベンドの散策などが楽しめます。
No.05 ブライスキャニオン国立公園

ブライスキャニオン国立公園(イメージ)
ブライスキャニオン国立公園は、ユタ州南西部に位置する公園です。何千年もの時をかけて、風雨による浸食のよってできた、フードゥー(尖塔)と呼ばれる土柱が林立しているのが特徴です。この絶景を満喫できるのがブライスポイントで、他のポイントよりも標高が高いため、広々と見渡すことができます。ビジターセンターの近くにあるインスピレーションポイントや、サンライズポイント、サンセットポイントもおすすめ。朝日や夕日に染まったフードゥーが幻想的な風景を楽しめます。
No.06 モニュメントバレー

モニュメントバレー(イメージ)
正式名称はモニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パークといい、先住民族ナバホ族の準自治領であるナバホ・ネイション内にあります。メサというテーブル状の岩山やビュートと呼ばれる棒状にそそり立った残丘が、まるで記念碑のように点在している景色にちなんで、モニュメントバレーと名付けられました。赤茶けた大地が延々と続く荒涼とした風景は、数々の西部劇や映画のロケ地としても有名です。ジョン・フォードポイントやノース・ウィンドウなど、著名な作品に登場したポイントが多数あります。
No.07 アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン(イメージ)
アンテロープキャニオンは、アリゾナ州のペイジ近郊に位置する渓谷です。砂岩の割れ目は、鉄砲水や風の浸食により滑らかで曲線的な地形が形成されました。周辺は砂漠気候で一年中乾燥しており、モンスーン期のスコールが鉄砲水を引き起こし、今も地形が変化し続けています。観光客に人気のアッパー・キャニオンは太陽光が岩の隙間から差し込み、神秘的なビームが現れます。このエリアはナバホ族の管理下にあるため、観光にはガイドツアーの参加が必須です。ローワー・キャニオンでは狭い通路を歩いて通り、探検隊気分で見学できます。

スタッフおすすめポイント
アンテロープキャニオン内部を観光するにはバッグを持ってはいることができません。環境保全の観点から、持ち込みが禁止されていますので注意しましょう。
大きな荷物だけでなく、ウェストポーチや小さなバッグも禁止されています。カメラは持ち込みできますので、荷物を整理してから観光をお楽しみください。
ツアーにご参加の方は、バス車内に荷物を置いていただけます。
(クラブツーリズム社員 新井)
No.08 ザイオン国立公園

ザイオン国立公園(イメージ)
ユタ州南部にあるザイオン国立公園は、グランドサークルの中でも人気の高い公園です。高さ約732mもあるグレイト・ホワイト・スローンという巨岩壁や、水がしたたるウィーピング・ロックなど、巨岩の宝庫です。ハイキングコースが充実していることも特徴で、断崖絶壁の岩山を上るエンジェルス・ランディングや川の中を蒸留に向かって歩くナローズ、ザイオンキャニオンを見下ろすオブザーベーション・ポイントなどが人気のコース。様々な野鳥や野生動物と出会うこともあり、雄大な自然を体感できるでしょう。

スタッフおすすめポイント
ザイオン国立公園でのハイキングやトレイルももちろんおすすめですが、ザイオン国立公園内のカフェで一休みするのもおすすめです。
国立公園内に小さなカフェがあり、巨岩を眺めながらお茶や軽食を楽しむことができます。カフェ前は広場になっていて、芝生の上に座ってのんびり過ごすことも。
ザイオン国立公園内は専用シャトルバスでの移動となり、カフェの前にシャトルバスが到着するのもうれしいポイントです。
(クラブツーリズム社員撮影)
No.09 アーチーズ国立公園

アーチーズ国立公園(イメージ)
アーチーズ国立公園には、長年にわたる風と雨の浸食によって作られた約2000以上ものアーチ型巨岩が集中しています。中でも、ユタ州のランドマークとして親しまれているのが高さ約14m、幅約10mもあるデリケートアーチです。近寄るには片道2.4kmの急な斜面を歩く必要がありますが、間近で眺めるダイナミックな景色は格別です。この他、ハリウッド映画の人気作に登場したダブルアーチや、橋を架けたような形のランドスケープアーチ、今にも崩れ落ちそうな絶妙なバランスで立つバランスロックなど、多種多様な奇岩が点在しています。
No.10 ホースシューベンド

ホースシューベンド(イメージ)
ホースシューベンドは、アリゾナ州に流れるコロラド川が長い年月をかけて侵食され、川が馬蹄型のカーブを描いていることから、ホースシュー(馬蹄)・ベンド(曲がる)と呼ばれるようになったといいます。1869年に探検家ジョン・ウェスリー・パウエルによって発見され、現在では年間200万人が訪れる人気の観光地となりました。川が蛇行した独特の景観を見学するならば、リムという展望スポットからの眺めがイチオシです。約300mの崖から見下ろす渓谷は、エメラルドグリーンの川面と赤茶けた崖のコントラストが幻想的な美しさを描きます。

スタッフおすすめポイント
ホースシューベンドの写真スポットまでは、駐車場から片道徒歩15~20分かかります。往路はなだらかな下り坂、復路はなだらかな上り坂となり、激しいアップダウンはありません。一本道で迷うこともありませんので、ご自身のペースでお散歩気分で楽しんでいただけるような観光地です。
途中、日陰になるような場所はありませんので、帽子やサングラス、日焼け止めをお忘れなく!
(クラブツーリズム社員 穐鹿)
No.11 セドナ

セドナ(イメージ)
セドナは、美しい自然景観とパワースポットとして知られる町です。特に、ベルロック、エアポートメサ、ボイントンキャニオン、カセドラルロックは「4大ボルテックス」と呼ばれ、強いエネルギーが感じられる場所として人気があります。ハイキングやマウンテンバイクなどで自然を満喫したり、ジープツアーに参加したり、楽しみ方は様々。街の至るところにオブジェがあり、ギャラリーも集中しています。ボルテックス巡りやヒーリング、セッション、水晶グッズのショップめぐりなど、セドナならではのひとときを体験できるでしょう。

スタッフおすすめポイント
パワーとエネルギーを感じられるセドナでは、朝日を浴びながらヨガをして、エネルギーチャージをする人を見かけることも。全身にエネルギーをチャージしてリフレッシュしましょう。
(エアポートメサにて朝日の様子 クラブツーリズム社員撮影)
No.12 デスバレー国立公園

デスバレー国立公園(イメージ)
アメリカで「最も暑く、最も乾燥し、最も標高が低い」ともいわれるデスバレー国立公園。面積は 130 万ヘクタールで、米国の国立公園の中で最大の面積をもち、カリフォルニア州とネバダ州の境界に位置しています。そそり立つ山の頂には雪が積もり、低地には乾いた砂丘が広がる中にはゴーストタウンや廃墟化した鉱山跡や、ネイティブアメリカンの聖地、滝などが点在して、多くのテレビ番組や映画のロケ地となってきました。ハイキングやサイクリングなど、さまざまなアクティビティを楽しみながらこの素晴らしい風景を堪能することができるでしょう。
No.13 ホワイトサンズ

ホワイトサンズ(イメージ)
ニューメキシコ州南部のチワワ砂漠の北端にあるホワイトサンズ。見渡す限り真っ白な砂が波打つ、石膏の砂丘地帯となっています。通常ならば石膏は水に溶けてしまいますが、盆地の低い部分で石膏がたまり、それが太陽熱で蒸発し、長年の風化・浸食によって、白い砂丘となりました。この地には様々なトレイルが整備され、壮大な砂丘の景観を楽しめます。特に日の出後と日没前の約2時間は、ゴールデンアワーです。陽の光に照らされて、刻々と色合いがかわる幻想的な光景を堪能できます。
No.14 サワロ国立公園

サワロ国立公園(イメージ)
200万本以上の巨大なサワロ(サボテン)が生息する国立公園。ソノラ砂漠の中心にあり、アリゾナ州ツーソンの市街地をはさんで東西にわかれています。西のエリアは暑く、乾燥した気候でサワロの数も豊富。一方、東のエリアは標高が高くて降水量も多く、比較的大きなサワロが見られます。両エリアともハイキングトレイルがあり、サワロ以外の様々なサボテンや砂漠の絶景を楽しめ、ときには野生動物と遭遇することも。西エリアのツーソン山岳地区には、岩石に文字や絵を刻んだペトログリフ遺跡があり、古代の神秘を感じることでしょう。
No.15 ジョシュア・ツリー国立公園

ジョシュア・ツリー国立公園(イメージ)
ジョシュア・ツリー国立公園は、ユッカ・ブレビフォリアという木が約200万本も生息していることが名前の由来です。園内には、標高と湿度が高いモハーベ砂漠と、サボテンなどが自生するコロラド砂漠という二つの異なる生態系を持つ砂漠があります。ロッククライミングの聖地としても知られ、約8000か所以上のルートが設置されていることも特徴。スラブ壁や巨大岩といった初心者用のルートから、難易度の高い垂直亀裂まで、バラエティ豊かな岸壁が豊富にあります。公園の高台にはキーズビューという絶景スポットがあり、日の出と日の入りの景色は特に人気です。
No.16 セコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園

セコイア国立公園(イメージ)
セコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園は、互いに隣接したカリフォルニア州の国立公園です。山々や丘陵地帯をはじめ、深い渓谷、巨大な洞窟といった景観は、人知の及ばない大自然のスケール見せてくれています。撮影スポットとしても有名なシャーマン将軍の木と呼ばれるセコイアは、高さ275フィートもある巨木で圧倒的な存在感。アメリカ本土最高峰4418mのホイットニー山があり、丘陵地帯や深い渓谷などの見どころも多く、雄大な自然に感動することうけあいです。

スタッフおすすめポイント
巨木のスケールに圧倒されるセコイア国立公園では、大きな木の根元で写真を撮るのがおすすめ!
メインとなる一番背の高い巨木以外にも、たくさんの巨木が密集しています。
木が高すぎて写真撮影にも工夫が必要ですが、木の根元に立って大きさが分かる写真を撮ってみましょう。
(クラブツーリズム藤巻)
No.17 マウントラッシュモア国立記念公園

マウントラッシュモア国立記念公園(イメージ)
サウスダコタ州のランドマークとして知られるマウントラッシュモア国立記念公園。初代大統領ジョージ・ワシントンをはじめ、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズヴェト、エイブラハム・リンカーンという歴代アメリカ大統領が花崗岩に彫刻された山です。アメリカ政府の委託を受けた彫刻家ガットスン・ボーグラムが、400人の作業員とともに1927年から約14年がかりで掘られた記念碑です。ラシュモア山に向かう道中には、アメリカ合衆国の旗が並ぶアベニュー・オブ・フラッグスという通りがあり、マウントラッシュモア国立記念公園を背景にした風景が広がり、記念撮影にもぴったりです。
No.18 カールズバッド洞窟群国立公園

カールズバッド洞窟群国立公園(イメージ)
カールズバッド洞窟群国立公園は、ニューメキシコ州のチワワ砂漠の下に広がる洞窟群です。巨大な洞窟内には様々な「部屋」があり、歩いてみて回ることができます。最も規模の大きなビッグルームは、エレベーターで約250m降りてすぐ目の前。つららのように垂れ下がったものから、滝が凍ったようなものまで、何十万年もかけてできた鍾乳石が非現実的な世界を作り出しています。4月から10月半ばまでは、洞窟の奥深くにある暗い場所に何十万匹ものコウモリが棲みついています。夕刻になると、エサを求めてコウモリの大群が一斉に飛び立つ様子は必見です。
No.19 ザ・ウェーブ

ザ・ウェーブ(イメージ)
ザ・ウェーブは、アリゾナ州とユタ州にまたがるコロラド高原のパリアキャニオン・バーミリオンクリフス自然保護区にあります。ジュラ紀に形成されたナバホ砂岩が作り出した特徴的な波状の岩は、まるで砂が固まったかのような美しい模様が印象的。かつては、プエブロ族やパイユート族などの先住民族が住んでいた場所でもあったため、岸壁には部族が描いた岩面線画が残っています。ザ・ウェーブが秘境と呼ばれる理由の一つは、1日の見学人数が限定されていること。オンラインで抽選が行われており、事前の応募が必須です。
No.20 ホワイトポケット

ホワイトポケット(イメージ)
ホワイトポケットは、アリゾナ州とユタ州の境にあるバーミリオン・クリフス国定公園内の砂漠地帯に位置しています。広大な砂漠に隠れているため、アクセスが難しいことでも知られる秘境です。1億9000年前には砂漠だったこの地が、化石化してホワイトポケットができたといわれています。一番の魅力は、白、赤、オレンジの色彩が層をなして、波模様が広がる不思議な景観。ブレインロックと呼ばれるひび割れた岩は、写真愛好家にも人気のスポットです。
No.21 キャニオンランズ国立公園

キャニオンランズ国立公園(イメージ)
ユタ州にあるキャニオンランズ国立公園は、東京23区の約2倍半もの広さ。コロラド川とグリーン川の浸食によってできた様々な峡谷をはじめ、螺旋状岩や尖塔岩などが点在しています。柵などが設置されておらず、ありのままの自然を見学できるところが魅力です。代表的な見どころは、アイランド・イン・ザ・スカイというエリア。二つの川を臨むグランドビュー・ポイントや、眼下にグリーン川が流れるグリーンリバー展望所などの絶景ポイントが充実しており、雄大な自然を実感できるでしょう。
No.22 メサベルデ国立公園

メサベルデ国立公園(イメージ)
コロラド州南西部にあるメサベルデ国立公園は、世界遺産の一つで、公園名はスペイン語で「緑の大地」を意味します。標高約2600mの断崖に造られた、古代プエブロ人の住居跡が特に有名です。遺跡最大の「クリフ・パレス」は、約200以上の部屋を持つ巨大な岩窟住宅群で、水場や調理場もあり、当時の人々のよく考えられた生活を垣間見ることができます。園内では、ユタ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州の景色を一望できるファービューテラスや、冬でもアクセス可能なスプルース・ツリー・ハウスなども見どころです。
No.23 化石の森国立公園

化石の森国立公園(イメージ)
化石の森国立公園は、珪化木(けいかぼく)という大木の化石が横たわる公園です。火山灰、石灰岩、砂岩などが地層になった三畳紀前期のチンル層を見学できます。園内には様々なトレイルがあり、散策しながら木の化石を観察するのもおすすめ。特に人気があるのは、ブルーメサという石灰岩でできた丘で、地層が延々と続く様子は別の惑星のような趣があります。さらに南下したクリスタルフォレストというポイントでは、約1.2kmのトレイルに大木の化石が無造作にゴロゴロと転がっています。
No.24 オリンピック国立公園

オリンピック国立公園(ワシントン州観光局提供/イメージ)
ワシントン州にあるオリンピック国立公園は、雪解け水で茂る谷を、多数の生物が生息するユニークな海岸線、熱帯雨林など、様々な顔を持つ国立公園として人気です。そのユニークな特徴から、1981年に世界遺産に登録されました。特に人気なのは、熱帯雨林・レインフォレスト。苔生す森のハイキングや散策をお楽しみいただけます。
No.25 クレーターレイク国立公園

クレーターレイク国立公園(ポートランド州観光局提供/イメージ)
ポートランド州に位置するクレーターレイク国立公園は、全米一の深い湖を囲んだ国立公園です。名前の通り7500年以上前に火山が噴火したことでできたカルデラ湖で、真っ青な透き通る湖を誇ります。季節を問わず森林や湖の自然美を楽しむことができ、湖の周辺をまわるドライブやハイキングが人気です。
アメリカ国立公園とアメリカ西部の絶景スポットはいかがでしたでしょうか。何億年ものときを経て出来上がった巨岩奇石や地形、地殻変動の足跡、珍しい植物など、偉大な自然の神秘を感じずにはいられない景色ばかり。一生に一度の思い出に、アメリカの国立公園や絶景スポットに訪れてみませんか。
\ アメリカ西海岸ツアー特集はこちら /
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