2019年9月に観光ビザが発行され外国人でも観光目的で入国できるようになったサウジアラビア。さらに2022年には聖地メディナへの観光客受け入れも解禁されました。イスラムの長い歴史の中で育まれた文化や建築物、古代遺跡やどこまでも続く砂漠地帯など、サウジアラビアには独自の文化が生み出した観光スポットがたくさんあります。今回は、まだまだ知られていないサウジアラビアの魅力をご紹介します。
目次
- リヤド(Riyadh)
- ディルイーヤ(Diriyah)
- マスマク城
- アルラジ・グランドモスク
- ムラッバ宮殿
- ジャバル・トゥワイク(Jabal Tuwayq)
- ウユン・アル・ジワ(Uyun Al Jiwa)
- ジェッダ(Jeddah)
- 【世界遺産】ジェッダ歴史地区(アル・バラド)
- アルラーマ・モスク(水上モスク/フローティングモスク)
- ファハド王の噴水
- メディナ(Madinah)
- 預言者のモスク
- ウフド山
- メッカ(Makkah)
- ヤンブー(Yanbu)
- ターイフ(Taif)
- アルウラ(Alula)
- 【世界遺産】マダイン・サーレハ
- マラヤ・コンサートホール
- ハイル(Hail)
- タブーク(Tabuk)
- ナジュラーン(Najran)
- ダンマーム(Dammam)
- アハサー(Al Ahsa)
No.01 リヤド(Riyadh)
サウジアラビアの首都リヤド。古くからの伝統や文化を感じるマスマク城やムラッバ宮殿などがある一方で、近年急速な成長を遂げている都市でもあります。市内にはユニークな見た目の高層ビルがいくつもあり、中でも、栓抜きのような形をしたリヤドのシンボル「キングダムセンター」は2002年に完成した99階建ての超高層ビルで、その高さは302m。最上階にある展望台「スカイブリッジ」からは、高層ビルや開発中の経済特区、周辺の住宅街などが綺麗に見え、リヤドの街を360度一望できます。また、巨大キューブ型の建物である「ムカーブ」や世界最大規模の都市公園の建設をはじめ、多数のプロジェクトが現在進行中。文化的な見どころはもちろん、ショッピングモール、レストランやカフェも充実しており、都市ならではのさまざまなサウジアラビアを楽しむことができます。
No.02 ディルイーヤ(Diriyah)
リヤド郊外に位置する歴史的な都市ディルイーヤ。ここには1744年から1818年までサウジアラビアの王族の拠点が置かれ、サウード王朝最初の首都として発展しました。現在でも都市遺跡の多くが存在し、城壁や砦などの日干し煉瓦造りなどアラビア半島中央部固有のナジド建築様式の遺跡が残ってるトライフ地区は、2010年に世界遺産に登録されています。日没後にライトアップされた姿はかつて栄華を極めた歴史が蘇るような荘厳な光景。サンセットの時間帯を狙って訪れるのもおすすめです。
ディルイーヤ遺跡は夜のライトアップも魅力的!
No.03 マスマク城
リヤドの旧市街に位置する城塞マスマク城はアラビア語で「厚い壁」という意味。サウジアラビアの王家であるサウード家は、宿敵ラシード家の攻撃を受けてマスマク城を追われ、10年程クエートに亡命した後、1902年にアブドゥルアズィーズが奪回に成功。そして、ここからアラビア半島統一に向け動き出し、1932年に「サウード家によるアラビアの王国」を意味するサウジアラビア王国が誕生します。マスマク城は1938年まで王宮として使われていましたが、現在は博物館として公開されています。
No.04 アルラジ・グランドモスク
リヤドで最大のモスクであるアルラジ・グランドモスクは、首都で最も重要なイスラム教の施設のひとつ。男性用エリアには1万8000人、女性用エリアには2500人を収容することができ、礼拝堂としてはもちろんのこと地域で行われるイベントの会場としても利用されています。基本はイスラム教徒以外の入場はできませんが、事前に予約をしておけば施設内での観光が可能となります。なお女性はアバヤ着用必須。館内でも貸し出しはしていますが、数に限りあるので自前のスカーフやローブがあると便利です。
No.05 ムラッバ宮殿
アラビア語で「広場」を意味するカスルアルムラバとしても知られるムラッバ宮殿は、首都リヤドの中でもひと際目立つ歴史的建造物。サウジアラビアの建国者・アブドゥルアズィーズ王が建造した宮殿です。1359年からアブドゥルアジーズ王とその家族がここに住み、さまざまな政治に関わる重要なミーティングを行っていました。伝統的な建築様式ナジド様式で建設され、巨大なヤシの葉状体を使用した層状の壁や天井が特徴的で、壁は藁を混ぜた日干しレンガでできています。なかでも白を基調とした美しい中庭が目を惹きます。現在、内部は博物館として一般公開されており、高級車など王室ゆかりの品々が展示されています。
No.06 ジャバル・トゥワイク(Jabal Tuwayq)
首都リヤド近郊の広大な砂漠の中にそびえる砂岩の断崖ジャバル・トゥワイク。まるで地球がここで終わっているかのようなその壮大な景色からエッジ・オブ・ザ・ワールド「世界の果て」という愛称でも知られています。また、この地域はかつて海底だったため、崖からは古代海洋生物の化石が見つかることもあり、地質学的な観点からも非常に興味深い場所です。地平線まで広がる見渡す限りの砂漠は訪れる人々を圧倒します。特に夕暮れ時や朝日の光を浴びる時間には、絵画のような息を呑む美しさが広がります。
No.07 ウユン・アル・ジワ(Uyun Al Jiwa)
ウユン・アル・ジワは、多くの詩人の作品に登場することから地元では「アラビアの詩人に愛されたオアシス」と呼ばれてます。首都リヤドから北西約400㎞に位置する緑豊かなオアシス地帯。砂漠に囲まれた泉にはヤシの木が立ち並び、いわゆる典型的な❝オアシス❞の景色を堪能することができます。また、泥や粘土、日干し煉瓦で造られた建物が残る史跡オールド・ウユンでは、古き良き中東の雰囲気が味わえるほか、周辺には築200年以上の見張り塔、オールドスーク、ヘリテージヴィレッジに巨大な岩など、見どころがたくさん存在します。
No.08 ジェッダ(Jeddah)
サウジアラビア西部の港町ジェッダは、元は漁港として、また東西交易路の重要な港湾として栄えていましたが、メッカやメディナに巡礼に向かう人々の玄関口として7世紀以降に整備されました。世界遺産に登録されている歴史的な旧市街地のほか、水上に浮かぶアルラーマ・モスクや、巨大な噴水で知られるファハド王の噴水もジェッダを象徴する観光地です。異文化への寛容さ、旧市街アル・バラド地区(ユネスコ世界遺産)、紅海沿いのリゾート気分あふれる「ジェッダ・コーニッシュ」、トレンディなショップやレストランなどが多い新市街。1つの街の中にさまざまな要素があり、港町特有のおおらかな空気が流れているのがジェッダの醍醐味です。
No.09 【世界遺産】ジェッダ歴史地区(アル・バラド)
高層ビルや大型モールが目立つようになりつつあるジェッダですが、旧市街地である歴史地区に一歩入るとそこは昔ながらのアラブの街並みが広がっています。とくに目を引く特徴といえば、イスラム建築、中でもジェッダがあるヒジャーズ伝統建築の代表デザインとしてよく見られる窓格子、ラワシン(ラワシーン)。遮光カーテンのように外の陽射しを和らげて室内に光を取り入れるのは、暑い国ならではの工夫ですが、木工の細かい隙間から入る風は少し冷えて家の中に入ってくるため、自然の空調設備的な役割を持つことももう一つの重要なポイントです。おもしろいのは、外からは中が覗けないのに、中からはちゃんと外の様子が見えること。部屋の中にいる女性を考慮した優れた装飾だといえるでしょう。
No.10 アルラーマ・モスク(水上モスク/フローティングモスク)
1985年にジェッダの富豪によって紅海の海岸に建てられたアルラーマ・モスク。ジェッダで最も美しいといわれるこのモスクは、地元の人々だけでなく巡礼者や観光客が多く訪れる人気のスポットです。満潮時には、モスクが波の上に浮かんでいるように見えることから水上モスク/フローティング モスクとして知られています。ターコイズブルーのドームの内部には、ステンドグラスの天井や56カ所もの窓や紅海を展望できる広々とした中庭などすべてイスラム様式で設計され、静かで荘厳な空気の中に華やかなディティールが散りばめられています。おすすめは夕暮れ時で、紅海をバックに夕焼けに染まったモスクはとても美しく幻想的です。
No.11 ファハド王の噴水
ジェッダの街から見える世界に誇る噴水、その名はファハド王の噴水。ジェットエンジンを利用してで噴き上げられる海水の量はなんと毎日合計約16t、その高さは約312m。時速約375㎞にも達するといわれています。また、噴水のデザインに組み込まれた500を超えるライトに照らされた日没後は特におすすめの時間です。夜空を背景に空に向かって舞い上がるにつれて水の色が変化するさまは、圧巻の迫力と美しさで魅力がさらに引き立ちます。
No.12 メディナ(Madinah)
イスラム教でメッカに次ぐ第2の聖地メディナ。メディナはアラビア語で「預言者の町」を意味し、その理由はイスラム教の創設者であるムハンマドの墓が安置された預言者のモスクがあるためです。メディナの見所は預言者ムハンマドが作ったモスク、アル・マスジッド・ナバウィ(通称「預言者のモスク」)とイスラム最初のモスクであるクバ・モスクです。これまでメディナはイスラム教徒以外は入る事ができませんでしたが、聖地のモスクに入場はできないものの、モスクの敷地入口手前まで近づくことができるようになりました。市内にはオープントップバスが走っているので観光もしやすい印象です。有名な映画のモチーフにもなった、ヒジャーズ鉄道駅博物館も、修復され入れるようになりました。
No.13 預言者のモスク
メッカのグランド・モスクに次いで神聖なモスク「預言者のモスク」には、イスラム教の創設者ムハンマドの墓が安置されています。モスク自体も壮大なスケールで、緑色のドームと10本の巨大な塔がとても印象的です。内部にも美しい装飾が施されているようですが、残念ながらイスラム教徒以外は立ち入ることができません。それでも世界中から多くのイスラム教徒が祈りを捧げにやってくる光景は、荘厳な雰囲気と相まって見応え十分といえるでしょう。
No.14 ウフド山
ウフド山はかつてイスラム教徒と非イスラム教徒の激戦地となった場所。初期のイスラム教徒が払った勇気と犠牲の証として信者にとってはこの場所も大切な聖地とされています。メディナ北部に位置し、標高1077m、小高い丘のような茶色い岩山です。山の上に登ってあたりを見下ろせば、ハムザーの墓の建物が見えます。これだけでも見ごたえのあるモスクのような白亜の建物です。下に降りて眺めれば、背景に岩山のウフド山がそびえ、また違った姿の印象的な光景が楽しめます。
No.15 メッカ(Makkah)
預言者ムハンマド生誕の地でありイスラム教において最も重要とされる聖地。都市の中心部にはメッカのグランド・モスク、そしてそのなかでも神聖な場所を占めているカーバ神殿があり、「ハッジ」と呼ばれる、年に一度の大巡礼の時期には、毎年世界中から200万人以上ものイスラム教徒が集います。メッカの手前に検問所があり、残念ながらイスラム教徒でなければメッカに足を踏み入れることはできませんが、世界中のイスラム教徒にとって、何よりも重要な場所であることに変わりはありません。サウジアラビアに行ったからにはイスラムの聖地で神聖な空気を感じたいという方は、メッカに次ぐ第二の聖地として知られているメディナを訪れるのがおすすめです。
No.16 ヤンブー(Yanbu)
サウジアラビア西部マディーナ州の都市ヤンブーは、ジェッダに次ぐ紅海で2番目に大きな港湾都市。旧市街や500年以上続くナイト・マーケット、フラワーフェスティバルなど、見所がたくさんあり、ジェッダからの日帰りや週末の旅の場所として有名な街です。市内にはいくつかの石油精製所もあり主要な石油輸送ハブとなっていますが、経済において重要な役割を果たしているだけでなく、巡礼者を受け入れる主要な港であるという歴史的重要性も持ち合わせています。また、近海には保護された大きなサンゴ礁があり、スキューバダイビング、釣り、バードウォッチングなどのウォーターアクティビティに最適なスポットとなっています。
No.17 ターイフ(Taif)
標高1700m以上の高原都市ターイフは、「バラの街」と称されるバラの名産地で周辺には700もの農園が点在。この地域で栽培されているバラは香り豊かで古くから香水などに使われてきました。また、夏の首都と称されるほど避暑地としても人気があります。旧市街では、ハチミツや新鮮な果物などの特産品を見て回るのも楽しいのですが、イスラム教徒の身の回りの品を職人が手作りしている様子を工房で見学できるのも魅力のひとつです。さらには雄大な渓谷の景色を手軽に楽しむこともできます。アルハダ山脈の最高峰2177mから続く約4.2㎞のケーブルカーからは、渓谷のパノラマが一望でき、サウジアラビアの風景美を堪能することができます。
No.18 アルウラ(Alula)
世界遺産「マダイン・サーレハ」最寄りの町アルウラは、サウジアラビア北西部の砂漠の奥深くにある町で、自然の美しさと文化的な魅力が満載のロマンあふれる古代都市です。紀元前6世紀頃にはリヒヤン王国、紀元前4世紀頃にはデダン王国といった古代北アラビアの王国がこの地を支配していました。町の中心地から車で40分ほど行ったイクマ山と呼ばれる場所には、当時の人々が岩に書き残した古代文字が今でもいたるところに残っています。また、アルウラのかつての街を修復・整備し、観光客に人気が高いオールドタウンストリートには、手工芸品店、土産物のほか、おいしい地元料理を提供するカフェやレストランもあります。ぜひ散策してみてください。
No.19 【世界遺産】マダイン・サーレハ
マダイン・サーレハは紀元前1世紀から紀元後6世紀にかけて栄えたナバテア人の遺跡群で、石灰岩の断崖絶壁に精巧な彫刻が施されたトンネルや壁面墓などが残されています。最も美しいとされているカスルアルファリドは高さ約16mの巨大な墳墓で、アラビア語で意味する「孤独の城」という名の通り、周囲から独立した形で佇む姿が印象的です。一説によると預言者サーレハの言いつけを守らなかった古代のアラブ民族であるサムードの人々が神の怒りに触れ、すべてを破壊されたのだとか。かつて栄えた都は遺跡だけを残し、すべて滅ぼされたと伝わっています。呪われた世界遺産ともいわれる恐ろしくも神秘的なスポットです。
No.20 マラヤ・コンサートホール
サウジアラビア北西部の砂漠地帯にあるマラヤ・コンサートホールは、周囲の荒涼とした風景とは対照的に全面鏡で覆われた斬新なデザインの建物です。一面を覆う鏡の面積は、なんと9740㎡。「世界最大の鏡張りの建物」として注目を集めています。昼間は、周囲の景色を映し出す巨大な鏡が開放感あふれる空間を作り出し、夜になるとライトアップされた建物が幻想的な雰囲気を醸し出して訪れる人を魅了します。また、コンサートホール内部には音響効果に優れた設計が施されており、観客を音楽の世界に没入させるような臨場感あふれる演奏空間を実現しています。
No.21 ハイル(Hail)
ハイルには、数千年前の古代文明の痕跡が残されている場所がたくさんあります。なかでも特に注目すべきは、ジュッバの岩絵群。「ハイル地方のロック・アート」として世界遺産にも登録されており、多くの訪問者を魅了してやみません。古代の人々が刻んだ絵画は、彼らの生活や信仰、文化を物語り、現代の我々にその姿を伝える貴重な役割を果たしています。かつて淡水湖を見下ろしていた風景の中に暮らした人々の痕跡が、多数の岩面彫刻や碑文に残されています。
No.22 タブーク(Tabuk)
サウジアラビア北西海岸部にあり、ヨルダン・アカバのすぐ南、紅海を挟んでエジプトと向かい合うタブーク。かつては交易路として栄え、肥沃な土地は果物や野菜、小麦、大麦などの作物を生み出しています。とくに注目される観光地は南西部に位置する山岳渓谷ワディ・アルディザ。小川、豊富な湧き水、まばらに生い茂る緑、そびえ立つヤシの木などの美しい景観が広がり、都会の喧騒から離れて自然の中でリラックスするのに最適なスポット。ハイキングなどのさまざまなアクティビティもたくさん用意されています。
No.23 ナジュラーン(Najran)
イエメンとの国境近くにあるナジュラーンは、古来アラビア半島の交易の中継地として栄えた都市。約100㎞北方にあるヒマーの岩山には、少なくとも7000年以上前のものとされる動物や狩猟の様子が描かれた岩絵が残っており、2021年は「ヒマー・ナジュラーンの文化的岩絵群」として世界遺産に登録されました。また、ナジュラーンは歴史的にイエメンの支配下に置かれた時期も長く、建築様式もかなりイエメンに近いとされています。文化圏はイエメンですが、行政的にはサウジアラビアであるという独特な地域でもあります。
※ナジュラーン州は現在外務省危険情報にて渡航中止勧告継続中のため、訪問することができません(2024年10月現在)
No.24 ダンマーム(Dammam)
サウジアラビア北東部、ペルシャ湾(アラビア湾)岸の都市ダンマームは、石油産業が盛んで多くの駐在員が住む産業の中心地。かつては小さな漁村でしたが、ここ50年は飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続けてます。海辺の遊歩道を訪れると、その近代的な街並みに驚くことでしょう。また、海辺の遊歩道の向かい側に浮かぶ、コーラルアイランドと称されるムルジャン島とは橋で繋がっています。ダイビングやシュノーケリングなどが楽しめるので足を運んでみるのもおすすめです。すぐ南に位置する都市 コバール(Al-Khobar)とバーレーンは橋で繋がっています。
No.25 アハサー(Al Ahsa)
アハサーは、東はペルシア湾に面し、南はルブアルハリ砂漠、西はダハナ砂漠、北はクエートに囲まれた11万7000㎢に及ぶ広大な地域。2018年に世界遺産に登録された「アハサー・オアシス(進化する文化的景観)」は、250万本のヤシが生育する世界最大最大のオアシスで、従来の自然と人間の共生の枠にはまらない新たな類型の文化的景観「地球文化的景観」であるとされています。また、アハサーの観光ではイスラム教初期、古代のジャワサモスクもおすすめ。こちらはおよそ1400年前に建設されたアラビア半島東部にある最古のモスクと考えられています。また、200年以上続くアルカイサリヤ・スークや東部の特産物のハサウィ米を使った郷土料理、アスファー湖も人気のスポットです。
「知られざるアラビアの王国 サウジアラビアおすすめスポット25選」はいかがでしたでしょうか。2016年に発表されたサウジアラビアの経済多様化に関する長期計画「サウジアラビアビジョン2030」は観光業を戦略の中心に据えており、2030年までに年間1億5000万人の観光客を受け入れるという達成に向けいま進んでいます。国を象徴する巨大な立方体の建造物「ムカーブ」や、アニメ人気の高まりもあり「ブルバードリヤドシティー」などの巨大エンターテイメント施設も充実。歴史的な文化や建造物と最新の技術が融合するなど、発展がめざましい近年です。魅惑の国サウジアラビアへぜひお出かけください。
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