「世界の屋根」ヒマラヤ山脈と世界最高峰「エベレスト」 ネパールおすすめ観光スポット28選

更新日:2024年09月30日

エベレスト(イメージ)

エベレスト(イメージ)

エベレストをはじめ8000m級の名峰が連なるネパールは世界有数のトレッキングスポット。上級者向けの登山ルートから、半日から1日で楽しめる手軽なものまでたくさんのルートがあります。眺望自慢のロッヂやホテルに滞在すれば、ロビーやテラス、客室からも名峰たちの素晴らしい姿が堪能できます。その壮大な自然美とフォトジェニックな体験はネパールでしか味わえないもの。麗しき旧王宮や寺院が残る世界文化遺産、世界自然遺産に登録された国立公園など、変化に富んだネパールの魅力をご紹介します。

ネパールマップ

No.01 ヒマラヤ遊覧飛行

ヒマラヤ遊覧飛行(イメージ)

ヒマラヤ遊覧飛行(イメージ)

8000メートル級の山々がそびえるヒマラヤ山脈を空から眺めることができる遊覧飛行。雪に覆われた山々や深い谷、氷河などを、通常のトレッキングや登山では見ることのできない角度から眺めることができます。特にカトマンズから小型飛行機を利用した遊覧飛行は、雲海の上からヒマラヤを眺めるという特別な体験ができると人気です。飛行機の窓から眺めるエベレストは圧巻の一言。一度はエベレストを見てみたいけれど、トレッキングでは難しいという旅行者に人気のアクティビティです。

No.02 ポカラ

ポカラ(イメージ)

ポカラ(イメージ)

ポカラはネパールの首都であるカトマンズから西へ約200キロに位置し、ヒマラヤ山脈のアンナプルナ連峰を背景に持つ美しい町です。特に、ペワ湖から望むアンナプルナやマチャプチャレの眺めは、息をのむほどの美しさです。ポカラはトレッキングの拠点としても有名で、半日程のトレッキングで行ける「サランコットの丘」や「日本山妙法寺」などのスポットから雄大なヒマラヤの眺望が楽しめます。ポカラ周辺には、博物館やマハーデヴ洞窟といった名所やヒンドゥー教の寺院が多くあり、ネパールの文化や歴史に触れることもできます。

No.03 ペワ(フェワ)湖

ペワ湖(イメージ)

ペワ湖(イメージ)

ペワ湖はネパール語で「ポカリ(湖)」を由来とする、ポカラを象徴する美しい湖。アンナプルナ連峰や「魚の尾」を意味する名峰マチャプチャレを背景に広がっています。 ペワ湖では、ヒマラヤの山々を一度に堪能できるボート遊覧が人気です。湖畔にはカフェやレストランが点在しており、美しい景色を眺めながらゆったりと過ごすことができます。ペワ湖は夕日が特に美しい場所としても知られており、夕暮れ時になると湖面が黄金色に輝き、周囲の山々がシルエットとして浮かび上がります。

No.04 サランコットの丘

サランコットの丘からの眺望(イメージ)

サランコットの丘からの眺望(イメージ)

サランコットの丘はペワ湖の北にある標高約1600メートルの丘で、ポカラでも有数の絶景スポットです。早朝に訪れると、アンナプルナ連峰に朝日が差し込み、山々が黄金色に染まる壮大な光景を目にすることができます。サランコットへは、ポカラから比較的短時間で登れるルートもあり、気軽に訪れることがでます。サランコットからの眺めは、標高約800メートルのポカラ市内から見るヒマラヤより一段と迫力があります。日の出や雲海、季節によって変わる山々の姿をお楽しみください。

No.05 ラニバンの丘

ラニバンの丘(イメージ)

ラニバンの丘(イメージ)

ラニバンの丘は、日本山妙法寺近くの展望ロッジ、ラニバン・リトリートにある丘で、ペワ湖とポカラの街、その背後にそびえるヒマラヤ山脈の美しい景色を一望できます。丘の上からの景色は日の出が特に美しく、写真愛好家にも人気のスポットです。ラニバンの丘は、観光客が少なく、ポカラの喧騒から離れて静かな時間を過ごすのに理想的な場所です。ラニバンの丘へは、比較的短いハイキングで到達できます。ハイキングの道中では、美しい森林や地域特有の植物などを観察することができます。自然の中を歩きながらリフレッシュするのにぴったりです。

No.06 日本山妙法寺

日本山妙法寺から望むマチャプチャレとアンナプルナ山群とペワ湖(イメージ)

日本山妙法寺から望むマチャプチャレとアンナプルナ山群とペワ湖(イメージ)

日本山妙法寺は、ペワ湖の南側の丘陵地に建つ日本人ゆかりの仏教寺院です。標高約1100メートルの丘からは、ポカラ市やぺワ湖、天候が良ければヒマラヤ山脈の美しいパノラマを一望することができます。日本山妙法寺は、世界平和を祈念するために建てられた「平和の塔」の一つで、地元では「ワールド・ピース・パゴダ」としても知られています。日本山妙法寺までの道のりは、ポカラから気軽にトレッキングを楽しめるルートとなっており、道中では地元の村や自然景観を楽しむことができます。

No.07 ノーダラの丘

ノーダラの丘(イメージ)

ノーダラの丘(イメージ)

ノーダラの丘は、ポカラから約1時間ほどの標高約1600メートルに位置する丘陵地で、マチャプチャレやアンナプルナ、ダウラギリの眺望が素晴らしい隠れた展望スポットです。ノーダラの丘は、サランコットやオーストリアンキャンプなど、ポカラ周辺のトレッキングルートの一部でもあり、初心者から経験者まで多くの人に愛されています。ノーダラの丘からは、「魚の尾」を意味するマチャプチャレの山頂が2つに分かれているのがよくわかり、その名の意味を身をもって感じることができます。夕日に染まるヒマラヤの山々の美しさは圧巻です。

No.08 カトマンズの渓谷

カトマンズ・ダルバール広場(イメージ)

カトマンズ・ダルバール広場(イメージ)

標高約1300メートルに位置するネパールの首都カトマンズ。この街には古くからネワール族をはじめとする様々な民族が共存しており、伝統芸能や建築様式にその文化が反映されています。街の中心で寺院や宮殿が建つ「ダルバール広場」や、仏教の聖地でもあり、展望台からはカトマンズ全体を見渡せる「スワヤンブナート」、ネパールの伝統的な工芸品が並ぶバザールなど散策も楽しめます。カトマンズとパタン、バグタプルの3つの古都と4つのヒンドゥー教・仏教の建造物は「カトマンズの渓谷」として世界遺産に登録されています。

No.09 ナガルコット

ナガルコット(イメージ)

ナガルコット(イメージ)

ナガルコットはカトマンズの東端、標高約2100メートルの場所にあります。ナガルコットの魅力は、何といってもヒマラヤ山脈の壮大なパノラマビューです。晴れた日には、東のエベレストから西のアンナプルナまで続くヒマラヤの景色を一望することができ、その光景は息をのむほど美しいもの。特に日の出の時間帯、朝日に染まるヒマラヤの山々は神々しく、多くの人がこの光景を見るために訪れます。ナガルコットは、多くのトレッキングやハイキングコースの起点として知られており、ナガルコットからチャングナラヤンまでのハイキングコースが人気です。

スタッフおすすめポイント

長い距離を歩かずに気軽にネパール旅を楽しみたいという方におすすめなのが、ナガルコットのリゾートホテル滞在プランです。ホテルにいながら遠くにヒマラヤの絶景が眺められるリゾートホテル滞在プランでは、山岳リゾートならではのポイントとして、ヒマラヤ山脈一望の展望テラスから美しい朝日や夕日の観賞を楽しむことができます。
※山々の眺望、朝日・夕日観賞は天候によりご覧いただけない場合があります

クラブヒマラヤホテルの展望台からの眺望(リゾートホテルの一例/イメージ)

ミスティックマウンテンからの眺望(リゾートホテルの一例/イメージ)

No.10 スワヤンブナート

スワヤンブナート(イメージ)

スワヤンブナート(イメージ)

スワヤンブナートは仏教の聖地であり、「カトマンズの渓谷」の一部として世界遺産に登録されています。地元では「モンキーテンプル」としても親しまれています。スワヤンブナートの中心には、白い半球形のドームがあり、その上の金色の仏塔には「仏の目」が描かれています。これらの目は、全てを見渡す「智慧の目」として知られ、カトマンズのシンボルともなっています。スワヤンブナートは、カトマンズ渓谷全体を一望できる絶景スポットで、日の出や日の入りの時間帯には、寺院からの眺望が非常に美しく、多くの観光客や地元の人々が訪れます。

No.11 パシュパティナート寺院

バグマティ川とパシュパティナート寺院(イメージ)

バグマティ川とパシュパティナート寺院(イメージ)

パシュパティナート寺院は、カトマンズにあるヒンドゥー教の四大寺院の一つです。寺院は、シヴァ神の化身である「パシュパティ」(獣の王)に捧げられており、シヴァ・ラートリーの祭りの時期には、インドやネパール各地から何万人もの巡礼者が集まります。寺院の歴史は古く、5世紀に遡るとされ、1979年には「カトマンズの渓谷」の一部として世界遺産に登録されています。寺院は、ヒンドゥー教徒にとって聖なる川とされるバグマティ川のほとりに位置し、川で身を清めた死者を荼毘に付す火葬場の役割も果たしています。

No.12 ボダナート

ボダナート(イメージ)

ボダナート(イメージ)

ボダナートは、カトマンズの東約6キロにあるネパール最大級のストゥーパ(仏塔)がある、世界的に有名な巡礼地の一つです。その巨大なドームとその上に立つ金色の塔(ハルミカ)は、圧倒的な存在感を持っています。ストゥーパの四方には、「ブッダの目」が描かれており、ドームの下には108の仏像が彫られています。朝夕には巡礼者たちがストゥーパの周りを回る光景が見られ、祈りの声やマニ車を回す音が響き渡ります。ボダナート寺院は、カトマンズやパタンと共に世界遺産に登録されています。

No.13 タメル地区

タメル地区(イメージ)

タメル地区(イメージ)

タメル地区は、カトマンズの中心に位置する活気あふれるエリアで、観光客に人気のスポットです。狭い通りや路地には無数のショップやレストラン、カフェ、バーが立ち並び、買い物や食事を楽しむことができます。ネパールらしい手工芸品や土産物、衣類、宝石、そしてトレッキング用品など、多彩な商品が揃うショッピングスポットでもあり、地元のネパール料理をはじめ、インド料理、チベット料理、イタリアン、タイ料理、日本食など、国際色豊かな食事を楽しめます。カトマンズ滞在の拠点として、非常に便利なエリアです。

No.14 クマリの館

クマリの館(イメージ)

クマリの館(イメージ)

カトマンズの中心ダンバール広場の南側にある「クマリの館」は、女神クマリの化身として崇拝される「クマリ」の住居です。クマリには大女神ドゥルガーや、ネパール王国の守護神タレジュ女神、仏教徒からは密教女神ヴァジラ・デーヴィーが宿るとされ、選ばれた少女は「生きた女神」として特別な儀式の際に崇拝されます。クマリの館は16世紀に建てられました。木彫りの装飾が施された窓やバルコニーが特徴で、精巧に彫られた「クマリの窓」からクマリが時折姿を現します。建物全体が美しい装飾で覆われており、その芸術的価値も見逃せません。

No.15 パタン

パタンのダルバール広場(イメージ)

パタンのダルバール広場(イメージ)

パタンは、カトマンズの南に位置し、「カトマンズの渓谷」の一部として世界遺産に登録されている都市です。「ラリトプル(美の都)」とも呼ばれ、芸術と工芸が盛んな地域です。パタンの中心にあるダルバール広場は、壮大な建築と歴史的建物が集まる場所で、東側には旧王宮、西側には寺院が数多く残っています。17世紀に建てられた「クリシュナ寺院」はネパールでは珍しい石造りの寺院で、彫刻で装飾されています。ダルバール広場から歩いてすぐの「ゴールデン・テンプル」の門の天井には石の曼荼羅がはめ込まれ、本堂は金で覆われており迫力満点です。

No.16 バクタプル

バクタプル(イメージ)

バクタプル(イメージ)

カトマンズから東へ約12キロほどの場所に位置するバクタプルは、街全体が中世の佇まいを残すネワール族の古都です。パクタプルの中心にあるダルバール広場は、世界遺産に登録されており、壮大な旧王宮や寺院、仏塔が点在します。繊細な木彫りの窓が美しい「55窓の宮殿」や、トウマディー広場にある5層の屋根を持つネワール様式の「ニャタポラ寺院」など、見どころも多いエリアです。レンガ造りの家屋、木彫りの窓や扉、石畳の路地など、どこを歩いても美しい伝統的な建築に囲まれています。

No.17 チャングナラヤン寺院

チャングナラヤン寺院(イメージ)

チャングナラヤン寺院(イメージ)

チャングナラヤン寺院はカトマンズの東の丘、世界遺産にも登録されている寺院です。標高約1500mに位置し、寺院からはカトマンズやパタンの街並みを一望できます。ネパールでも歴史あるヒンドゥー教寺院の一つとされ、その起源は4世紀にまで遡ります。寺院はネパールの初期の王朝であるリッチャヴィ王朝の時代に建てられたと考えられており、ネパールの宗教史と文化史において重要な役割を果たしています。この寺院の本尊はヴィシュヌ神の化身ナラヤン神で、寺院の前にはマッラ王朝時代に造られたブパティンドラ王とその王妃の像があります。

No.18 チャンドラギリ展望台

チャンドラギリ展望台(イメージ)

チャンドラギリ展望台(イメージ)

チャンドラギリ展望台は、カトマンズから約7キロの距離に位置する人気の観光地で、その魅力は何といってもヒマラヤ山脈の壮大なパノラマビューです。標高約2500メートルのこの展望台からは、天候が良ければアンナプルナ、マナスル、ランタン、ガウリシャンカール、そして世界最高峰エベレストなど、数々の名峰を一望することができます。特に朝や夕方には壮大な山々が金色に輝く姿を見ることができます。麓から山頂へはロープウィで約の9分の空中散歩を楽しむことができます。

No.19 マナカマナ寺院

マナカマナ寺院(イメージ)

マナカマナ寺院(イメージ)

2008年に王制が廃止されるまで約240年続いた、シャハ王朝発祥の地であるゴルカ。その南約13キロ、標高約1300メートルにマナカマナ寺院はあります。寺院へはロープウェイを使い、麓から山頂まで標高差1000メートルを約10分で上ります。寺院の歴史は17世紀に遡り、ネパールでは大願成就の女神を祀る名刹として知られており、多くの人々が参詣にやってきます。寺院からはヒマラヤ山脈の美しい眺望を楽しむことができ、マナスル・ヒマールやその西に連なる、アンナプルナ・ヒマールなどの山々が一望できます。

No.20 チトワン国立公園

エレファントサファリ(イメージ)

エレファントサファリ(イメージ)

世界遺産・チトワン国立公園はネパール南部のタライ平原に位置する広大な自然保護区です。東西80キロ、南北23キロに広がる国立公園内ではアジアの絶滅危惧種であるベンガルトラやインドサイ、バイソン、そして多種多様な鳥類などが生息しています。公園内では、ジープサファリや象の背に乗るエレファントサファリ、カヌーライドなど、さまざまな方法で自然を楽しむことができます。特にインド象の背に乗ってジャングルに分け入るサファリが、チトワンでの代表的なサファリです。通常1~2時間程度のエレファントサファリで、象の背には輿がついておりここに2~4人座ります。ゾウの歩みにあわせて揺れますのでしっかり掴まり、ジャングルに分け入るスリリングな体験は貴重な経験です。

No.21 ルンビニ

ルンビニのマヤデヴィ寺院(イメージ)

ルンビニのマヤデヴィ寺院(イメージ)

ルンビニは、仏教の創始者であるブッダの生誕地として知られており、その宗教的、歴史的な意義から1997年に世界遺産に登録されています。ブッダが誕生したとされる場所に建てられた「マヤデヴィ寺院」や、産湯にも使われたとされる聖なる池「プスカリニ池」、インドのアショーカ王が紀元前3世紀にルンビニを訪れた際に建てた石柱「アショーカ王の石柱」などがあります。ルンビニには、世界中の仏教国が建立したさまざまな寺院が点在し、仏教徒にとってはもちろんのこと、歴史や文化に興味がある人々にも興味深いスポットとなっています。

No.22 サガルマータ国立公園

サガルマータ国立公園(イメージ)

サガルマータ国立公園(イメージ)

サガルマータ国立公園は、世界最高峰の標高約8848メートルのエベレスト山(ネパール語で「サガルマータ」)の名を冠し、その豊かな自然環境と独自の生態系が評価され1979年に世界遺産に登録されています。このエリアは、エベレストをはじめとする高峰群に囲まれ、ローツェやマカルーなど8000メートル級の名峰が連なる山岳風景が広がっています。エベレストを目指して歩く「エベレスト街道」と呼ばれるルートは、ネパール側からはルクラからスタートし、ナムチェ・バザールを経由して、キャンズマ、タンボチェ、パンボチェ、ディンボチェ、ロボチェ、そして標高5000メートル超のエベレスト・ベースキャンプへと通じます。

エベレスト街道〈世界をあるく〉
ツアーおすすめポイント

●添乗員、トレッキングガイド、ポーターがサポートします
●ツアー出発前に持ち物や注意点などを記載した事前準備資料を送付
●トレッキング中はポーターが不要な荷物をお持ちします
●無理なく登れるよう、ゆとりの行程でご案内します
●1日1本ミネラルウォーター付き など

※ポイントはツアーにより異なります

クラブツーリズムの海外ハイキング・登山ツアーでは、参加者になるべく負担がかからないようさまざまなポイントをご用意しています。海外でのハイキング・登山が心配な方は各方面の説明会に参加してからツアーを選ぶのもおすすめです。

No.23 ルクラ

ルクラ(イメージ)

ルクラ(イメージ)

標高約2800メートルに位置するルクラは、シェルパ族が多く住む地域です。カトマンズからの飛行機が着陸する空港は山の斜面にあります。ルクラはエベレスト地域への玄関口として知られており、ルクラから始まるトレッキングルートでは、エベレストやアマ・ダブラム、ヌプツェなどの名峰を間近に眺めながら進むことができます。ルクラからパグディン、バザールがあるシェルパの村ナムチェまでのコースなど、多くのトレッキングルートなどがあり、世界中から登山客が訪れます。

No.24 ナムチェバザール

ナムチェバザール(イメージ)

ナムチェバザール(イメージ)

ナムチェバザールは、エベレスト地域に位置する標高約3400メートルの山間の町で、エベレスト周辺のトレッキングルートにある重要な拠点です。シェルパ族の文化が色濃く残る場所で、シャンボチェの丘を背に白い石造りの壁に青や緑のトタン屋根の家々が軒を連ねます。ナムチェバザールの市場には登山用品や、食料品などが売られており、旅行者が必要なものを手に入れることができます。ナムチェバザール近くの展望スポットからは、雄大なヒマラヤの山々を一望でき写真撮影や山岳観光にも最適です。

No.25 シャンボチェの丘

シャンボチェの丘(イメージ)

シャンボチェの丘(イメージ)

シャンボチェの丘はサガルマータ国立公園内、標高約3700メートルにあり、ナムチェバザールから徒歩で約1時間程度でアクセスできる場所にあります。この丘は、高度順応のためのハイキングとしても最適で、ナムチェバザールに滞在しているトレッカーが、身体を慣らすためによく訪れます。シャンボチェの丘は、エベレスト、ローツェ、アマダブラムなどの名峰を一望できる絶好の展望地で、多くのトレッカーや観光客にとって人気のスポットです。丘の上には「ホテルエベレストビュー」や「エベレストシェルパ・パノラマリゾート」などの施設があり滞在することができます。

No.26 キャンズマ

キャンズマ付近のトラバースルートからのヒマラヤ絶景(イメージ)

キャンズマ付近のトラバースルートからのヒマラヤ絶景(イメージ)

エベレスト街道有数のビュースポットであるキャンズマは標高約3500メートルにあり、エベレストベースキャンプやゴーキョ・ピークへの経由地でもあります。ナムチェバザールからキャンズマまでの道中から眺めるヒマラヤの山々は美しく、標高や方角が変わるだけで、山々の見え方が変わっていきます。比較的歩きやすく、エベレストやヌプチェやローツェ、アマダラムを望むビューポイントも多いことから、人気のトレッキングルートです。

No.27 ホテルエベレストビュー

ホテルエベレストビュー(イメージ)

ホテルエベレストビュー(イメージ)

ホテルエベレストビューは、シャンボチェの丘、標高約3800メートルに位置し、その名の通り、エベレスト山を目の前に眺めることができる素晴らしいロケーションにあります。ホテルの正面には、8000メートル級の山々がそびえ立ち、エベレスト、ローツェ、アマダブラムなどの名峰を一望できます。特に、朝の時間帯には山々が朝日に照らされ、息をのむような景色を楽しむことができます。日本人によって建設されたこのホテルでは、日本食なども提供され、ホテル内には暖房設備が整っており、標高の高い場所でも快適に過ごせます。

No.28 オーストラリアンキャンプ

オーストラリアンキャンプ(イメージ)

オーストラリアンキャンプ(イメージ)

オーストラリアンキャンプは、ネパールのアンナプルナ山脈の麓に位置する人気のトレッキングスポットです。標高約2000メートルにあり、比較的短いトレッキングで到達できるため、初心者にもおすすめの場所です。天候が良ければオーストラリアンキャンプからは、頂きが二又に分かれたマチャプチャレの壮大な景色が一望でき、東方にはサランコットやペワ湖も見ることができます。朝や夕方には、山々が美しい色に染まり、素晴らしい景色が広がります。


【「世界の屋根」ヒマラヤ山脈と世界最高峰「エベレスト」 ネパールおすすめ観光スポット28選】はいかがでしたでしょうか。8000メートル級の雄大な山々や、ネパールでしか見ることができない風景に出会う旅に、ぜひお出かけください。


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