“初上海”ならここ!上海の定番観光スポット6選

更新日:2019年09月27日

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商業、金融、工業、交通などの中心を担う中国最大の都市・上海。東京から約3時間と好立地で、治安も良好。歴史探訪にショッピング、美食巡りと多彩な楽しみが待っています。

No.01 外灘

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上海の中心部・黄浦区にある、全長約1kmの通り。外灘とは「外国人の河岸」という意味。市内中央部を流れる黄浦江西岸に面したこの通りは、もともとは19世紀後半から20世紀前半にかけて作られた租界地区のため、西洋式の高層建築が多数立ち並んでいます。現在では川沿いの建物の多くがライトアップされ、日が暮れると同時に幻想的なイルミネーションが広がります。

スタッフのおすすめPoint!

魅力は新旧の建築物が混在した情緒あふれる風景。重厚な洋風建築物が立ち並ぶ外灘から黄浦江を望むと、近代的な超高層ビル群を一望することができます。なんと言っても最大の見どころは「黄浦江の堤防遊歩道」から見るロマンチックな夜景。ロケーションによって、20世紀と21世紀の上海を体感できる絶好のスポットです。外灘の観光後にはショッピングへ。中でも、幅広いジャンルの店舗や飲食店が並ぶ百貨店「新世界大丸」はオススメです。

No.02 豫園商城

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上海に着いた日、あるいは帰る直前にぜひとも寄っておきたいのが、この豫園商城。食べ歩き、お土産の確保、ただの街歩きと、隙間時間でとことん楽しめる歴史ある商店街です。外国人観光客だけでなく、地元の人も食事や買い物に訪れる地域密着型の商店街。上海の伝統や文化も、知らず知らずのうちに堪能できること請け合いです。地元では敷地内にある古刹にちなんだ「城隍廟」という呼び名が親しまれています。

スタッフのおすすめPoint!

魅力はショッピングとグルメが一度に満喫できるところ。ゆっくりと時間を取って楽しみたいスポットです。オススメは職人による伝統工芸品の実演ブース。伝統郷土芸能でもある「花文字」は一見すると花の絵のようですが、よく見るとひとつひとつが文字になっている芸術作品。縁起物のためお土産にも最適です。商店街に隣接する古典庭園「豫園」は必見。約400年以上の歴史を持ち、建物や緑、名石など中国南部の庭園技術が調和した古典的な美の世界を堪能できます。

No.03 上海老街

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総合商店街としての色が強い豫園商城に対し、その南側に東西に伸びる上海老街は地元の人々御用達の下町商店街といった趣です。といっても、その歴史は意外と新しくオープンしたのは1999年。明・清時代の町並みを再現した下町風テーマパークといったほうが正確でしょうか。筆、染め物、骨董品、茶器など、中国ならではの文物を手にとって選ぶのが、特におすすめです。

スタッフのおすすめPoint!

ユニークな店舗が立ち並ぶ上海老街の中でも、伝統的な中国茶を味わえる「老上海茶館」はオススメ。骨董屋が本業のオーナーが営んでおり、店内は清朝から中華人民共和国建国にいたるまでのアンティークコレクションが並ぶ独特な雰囲気です。西から東へ歩いていくと、建物は再現された明・清代の家屋から、現代の中国デザインの建築へ様変わり。きらびやかな雰囲気とはどこか違う、下町情緒あふれる懐かしい風景を楽しむことができます。

No.04 中華芸術宮

上海市内の東部、長江に面した浦東新区にある、中国美術の美術館です。16万平方メートル以上の床面積は、アジア最大の規模を誇るもの。元々は2010年に開催された上海万博での中国館として建設された建物でしたが、2011年に従来よりあった上海美術館の移転先として選ばれ、2012年に新たに「中華芸術宮」という名称で開館しました。元々が万博の展示館ということもあり、展示品は中国の現代美術が中心となっています。

スタッフのおすすめPoint!

赤を基調とした巨大で独特な建築様式が特徴的。中国国内の芸術家の水墨画・水彩画・油絵・版画・彫刻・写真などが多数収蔵され、なかでも清時代末期の画家・任伯年や文人・呉昌碩の作品は見逃せません。また、海外の展覧会も開催されることも。広大な館内には書店やミュージアムショップ、カフェも併設されています。特別展以外は無料で入場できるため、身近に楽しめるアートとして、観光客だけでなく市民の人気のスポットにもなっています。

No.05 東方明珠テレビ塔

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高さ476.9m。2010年に高さ600mの広州タワーが同じ中国に完成するまでは、カナダのCNタワー、ロシアのオスタンキノ・タワーに次ぐ世界3位、アジアで1位の高さをほこるテレビ塔でした。展望台は、350m・263m・90mの位置にある3ヶ所。これらの展望台や支える各脚には、大小11個の球体があしらわれていますが、これは上海にもゆかりの深い唐代の詩人・白居易の詩に出てくる真珠をイメージしたものです。

スタッフのおすすめPoint!

上海のシンボルで、3つの展望台からは360度に広がる景色を楽しむことができます。床がガラス張りの展望台があり、見下ろすとスリル満点。塔内には郵便局や上海人の生活を紹介する「上海歴史発展陳列館」、上海特産を中心としたお菓子屋さんもあります。季節や時間帯によって多彩な景色が楽しめますが、対岸の黄浦江に建ち並ぶ歴史建築群・外灘の夜景は格別です。晴天時と日没の時間帯は特に込み合うので、時間に余裕を持って出かけましょう。

No.06 新天地

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上海の中心地・黄浦区にあった、「石庫門」と呼ばれる古い建物が残る地域を再開発、2000年に開業したのが、この新天地です。オフィス街やマンションといった実用的な区画と、レストランやショッピングモールが多く立ち並ぶ商業地区が入り交じる、上海でも流行の先端を行くスポット。女性用ファッションがメインの「新天地時尚」、インテリア雑貨やアートが揃う「鉦芸廊」などがおすすめ。

スタッフのおすすめPoint!

新天地の見どころはフランス租界時代に作られた集合住宅・石庫門。オレンジと灰色のレンガで作られているのが特徴で、中洋折衷の独特な雰囲気があり写真スポットとしてもオススメです。石庫門の町並みの中は新しいビルも入り混じり過去と現在が共存しています。これらの建物にはレストランやブランド店、雑貨店などが入っており、ショッピングに最適。色鮮やかで可愛らしいシノワズリ雑貨店も数多くあり、お土産選びにはもってこいの場所です。


初めて上海を訪れる方は、現地のネット規制に戸惑うかも知れません。あらかじめ使えなくなるサービスを把握しておきましょう。

  • 掲載内容は記事公開時点のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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