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絶景・歴史・遊び、三拍子揃った充実の島旅
香川県高松市の物理的・精神的シンボルとされる「屋島」。江戸時代までは陸から離れた島でしたが、塩田開発と干拓水田の埋め立てによって、現在では陸続きとなりました。特徴的な地形の上に有した豊かな自然環境と、長い歴史を持つ屋島の地を訪ねると、どこかわくわくした気持ちが沸いてきます。鉄道で行ける島なんて、少し不思議で、面白いですよね。そんな屋島は、市民の皆さんに愛されるのはもちろん、観光客の注目も集めています。源平合戦の舞台となった古戦場を有する屋島。平家が軍船を隠したとされる「船隠し」や、“源氏一の弓の名手”那須与一が平家の扇の的への命中を祈った「祈り岩」など、多くの史跡が残される、歴史深い地です。その他にも、四国霊場第84番札所の「屋島寺」や、世界的にも珍しい山頂の水族館「新屋島水族館」など、見どころが盛りだくさん。近年は、屋島山上の展望スポット「獅子の霊巌」内に、「高松市屋島山上拠点施設(仮称)」を建設中。山上からの素晴らしい景観を楽しめる展望スペースをはじめ、学びのための展示スペースや、国際会議にも対応できる大ホールなどを備えた、多機能複合施設となる予定だそう。観光に訪ねた人も、地元の人々も楽しめる新たな「屋島」の展開が楽しみです。
ノスタルジーとアートが共存する島で、日常を忘れる
三豊市の須田港から、船に揺られて15分。出迎えてくれるのは、どこか懐かさを感じるような、素朴な風景……。心がうるおうような、のんびりとした時間が流れるのが、香川県の「粟島(あわしま)」です。淡いグリーンがたまらなくフォトジェニックな日本最古の海員養成学校「粟島海洋記念館」や、古民家をリノベーションしたゲストハウス「Art Canvas Awashima」、参道が砂浜まで続く海辺に立つ鳥居「馬城八幡神社(まきはちまんじんじゃ)の鳥居」などを始めとした、多くの見どころがすべて徒歩でめぐれる距離にある、小ぢんまりとしたところも魅力のひとつ。
そんな粟島に、一風変わった郵便局があるのをご存知でしょうか。その名も「漂流郵便局」。築50年の郵便局を使ったアートプロジェクトで、現代美術作家の久保田沙耶さんが手掛け、第2回目の瀬戸内国際芸術祭を機に誕生しました。漂流郵便局とは、「宛て所のない手紙」の受け皿となる郵便局。過去/現在/未来/もの/こと/人、どんなものに宛てた手紙でも送ることができます。届いた手紙は局内でブリキの箱に収められて保管されており、訪ねれば全国各地、時には海外から届いた手紙を、どれも手に取って読むことができるのです。人と人との多くが、インターネット、ひいてはSNSで繋がる時代に、手間暇をかけて手紙を書く時間は、きっと特別なものになる筈。旅への期待を込めた手紙を「漂流郵便局」へ預けて、いつか自筆の文を探しに訪ねられたら……とっても素敵じゃないでしょうか。
住所:香川県三豊市詫間町粟島1317‐2
開局日:新型コロナウイルス感染拡大防止のためしばらくの間、開局は自粛されています。詳しくはお問い合わせください
入館料:無料