クラブツーリズムTOP毎月開催!写真コンテスト作品大募集2012年クラブツーリズム・カレンダー写真コンテスト結果発表

2012年クラブツーリズム・カレンダー写真コンテスト入賞者発表

「美しき強き国〜Nippon〜」をテーマに、2012年クラブツーリズムのカレンダー写真コンテストを開催いたしました。800点を超える応募作品から、厳正な審査の結果、大賞1点、優秀賞2点、佳作5点の合計8作品が入賞されました。おめでとうございます。 惜しくも入賞を逃した作品にもとびきりの一瞬を捉えた力作が多く、皆様の感性の豊かさと努力と忍耐に感動いたしました。 ご応募いただきました皆様に、こころより感謝申し上げます。

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大賞グランプリ

タンチョウの飛翔/撮影地:北海道釧路

タンチョウの飛翔
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原憲一さん

作者:原憲一さん(神奈川県在住)

年に数回、タンチョウの撮影に行きますが、寒い中1日粘っても数枚しか撮れないこともあります。この写真も寒さ厳しい2月、背中側から突然タンチョウの鳴き声が聞こえ、急いで振り向き無我夢中でシャッターを切った1枚です。

講評

太陽の光芒を背景に力強く飛翔するタンチョウの姿を見事な構成とシャッターチャンスで捉えている。タンチョウは学名を「Grus Japonensis : 日本の鶴」というが、これからの日本の発展と長寿を象徴するような神々しささえ感じさせる。

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優秀賞

黒潮躍るはだか祭り/撮影地:千葉県大原町

黒潮躍るはだか祭り
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中村元一さん

作者:中村元一さん(東京都在住)

大原はだか祭りを船から撮影できるのが珍しくて、ツアーに参加しました。当日は台風が過ぎ去った後で、波が高く船酔いの中の撮影でした。思い描いていたよりもおとなしくなってしまいましたが、良いアングルに恵まれました。

講評

陸からの観客を尻目に、海からこの勇壮にもみ合う様を撮影できたのは、クラブツーリズム撮影ツアーならではであろう。揺れる船上からしぶきの上がる瞬間を見事に捉えており、祭りに参加している男たちと同じ目線で、祭りの激しさや力強さがうまく表現されている。

雪の白川郷/撮影地:岐阜県白川村

雪の白川郷
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山田幸哉さん

作者:山田幸哉さん(愛知県在住)

春には桜、冬なら雪景色、四季折々の自然の美しさを撮るのが好きで、白川郷にも何度も撮影に行っています。今年の冬は雪が多くいい絵になると思ったのですが、観光客も多く集まるベストポイントから撮影でき、期待通りでした。

講評

古き良き日本を象徴する白川郷かやぶき民家のライトアップ夜景を、程よい露出時間で、1軒1軒が夕闇の中に浮かび上がるように撮影している。撮影ポイントも好位置につけ、各棟の屋根の向きも絶妙なバランスで配されている。

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佳作

霧氷の花咲く合戦尾根/撮影地:長野県燕岳

霧氷の花咲く合戦尾根
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井出寿男さん

作者:井出寿男さん
(神奈川県在住)

太陽に照らされて輝く霧氷と遠くに槍ヶ岳が見えるこの写真には「一期一会」を感じました。冬山は「厳しさと美しさ」を持っていて、被写体としても面白いものです。これからも内面で感じた一瞬を表現していきたいですね。

講評

燕岳の霧氷樹である。光芒が少し強すぎる感があるが、冷たく張りつめた世界がうまく表現され、静かな霧氷樹の画面に生命の息吹を与えている。主役の霧氷樹を左右に配し、それらを中央の稜線が結び付けている構図が良い。青と白の色彩が凛として、身の引き締まる思いである。

美しき富士山と桜/撮影地:山梨県河口湖

美しき富士山と桜
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薬師郁男さん

作者:薬師郁男さん
(神奈川県在住)

写真は忍耐ですね。この一枚は3年間足を運んで初めて出会えました。満開の桜、突き抜ける空、湖のブルー、そして美しき富士山。自然を中心に撮影をしている私にとって同じ表情を見せない富士山はニッポン一の被写体です。

講評

日本の象徴ともいえる富士山と桜だが、中央に配された富士山は実に堂々としており、まさに「美しき強き国〜Nippon〜」にふさわしい姿である。青い空と湖、桜のコントラストも美しく、富士山を囲むような桜に対し、左下の桟橋が重しになり構図的にもバランスが良い。

ベイビーブルー ネモフィラの風が吹いている/撮影地:茨城県ひたちなか市

ベイビーブルー ネモフィラの風が吹いている
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山下勝隆さん

作者:山下勝隆さん
(愛知県在住)

東京ドーム30個分の敷地を有する公園に、約450万本の青い花が丘をはうように広がって生育するため、密生した花が幾重にも連なり壮観です。さわやかな青に彩られた一面の花畑が、青い空と溶け合う美しさを撮影しました。

講評

震災に遭う前の国営ひたち海浜公園のネモフィラ群である。空の青さが映ったかのような青の世界を見事に切り取り、遠方に人の群れを配して、青の世界を堪能している様子を表現している。平和に満ちた世界の尊さを感じさせる一枚であり、この世界が復興することを祈念する。

ポプラとジャガイモの花/撮影地:北海道上富良野町

ポプラとジャガイモの花
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浜田洋一さん

作者:浜田洋一さん
(宮城県在住)

旭川から富良野の丘は夏になるとパッチワークに変身します。このポプラの木にも何度も通ってチャレンジ。早朝の柔らかな光線・ジャガイモの花・青空そして綿雲が勢ぞろいしてくれて、イメージ通りの写真が撮れました。

講評

いかにも夏の北海道らしい風景で、青空を大胆に取り込んで北海道の雄大さを表現している。画面の中の雲の量も程よくすがすがしさを増し、思わず目の前に広がるジャガイモ畑に寝転んで、流れゆく雲をボーッと眺めていたい気分にさせてくれる癒やしの構図である。

早朝の帆引き漁/撮影地:茨城県霞ヶ浦

早朝の帆引き漁
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萩野谷泰伸さん

作者:萩野谷泰伸さん
(茨城県在住)

昼の風景は撮影したことがありますが、朝日を受けた姿を撮影してみたいと思っていました。風に膨らんだ白い帆が朝日に染まったときは言葉にならないくらい素晴らしいものでした。この美しさを伝えることができて満足です。

講評

朝日を浴びた逆光で、霞ヶ浦の風物詩、帆引き船の勇壮な姿を見事に捉えている。画面いっぱいに満々に張った帆を配し、遠方の僚船を脇役とした構図と色合いが絶妙である。逆光により漁師たちのシルエットを浮き立たせた幻想的な雰囲気も良く、見るものをひきつける。

今回ご応募頂きました作品をこちらよりご覧頂けます。

クリア

決定