インレー湖筏祭りに使う舟
観光ポイント
インレー湖には、80の浮島、18の村があり、5万3518人が住んでいます。彼らは、浮島の上で野菜を栽培し、インレー湖の魚を捕って生活しています。舟が唯一の交通手段である彼らは、片脚を器用に使って櫓を漕ぐ名人、インダー族です。
彼らは、毎年10月中旬、雨季も終わりに近づく頃、満々と青く水を湛えたインレー湖に、「カラウェイ」と呼ばれる神話上の鳥をかたどった大筏を繰り出します。大筏の両側の端一列に、大勢のインダー族の男たちが立ち並び、掛け声に合わせて脚で櫓を漕ぎながら、次々に浮島を巡って行きます。筏の先端には仏陀の仏像3体、僧侶の仏像が2体祀ってあります。これが、ミャンマーの代表的秋祭りのひとつ、『インレー湖の筏祭り』です。